スポーツ栄養士が今、発信をしない理由 #6
東京オリンピック・パラリンピックやトップスポーツに関わっているスポーツ栄養士が私の仲間にもいる。私が知る限りでは、オリ・パラ延期や中止の話題に関して、自分たちの気持ちを表に出している人はいない。
松田幸子ってどんな人?
スポーツを頑張る人の体作りのお手伝いをする栄養士。
世の人はスポーツ栄養士と言う。
・日本代表や世界大会メダリストの食事相談
・ジュニアアスリートのパフォーマンスアップ
・一般の小学生から80代の健康で楽しい人生を送るための体作り
を毎日、練馬区大泉学園で考えている人。
詳しいプロフィールは記事最後に。
仲間の現状がどうなっているのか、体は大丈夫なのか、気にはなり連絡はするが、それをあえて表に出すことはない。
ましてや選手の現状を表に出すことは無い。
本当に、表に出すことが必要であれば全て発信するだろう。
でも今は、その時では無いことを、仲間のスポーツ栄養士、みんながわかっている。
スポーツ栄養士として活動をすればするだけ、このような状況の時は時勢に流される発信はしない。
そんな発信をするのはスポーツ栄養士の責任を果たしていないとわかっているから。
そして自分たちの前に大切な選手がいるから。
だから、今、出来ることをみんながそれぞれの持ち場でやっている。
昨日も某競技のトップ選手を見ているスポーツ栄養士と話をした。
私が言えるのは1つ。
みんな、この先の見えない状態でもBESTを尽くし、時間を最大限使っている。それこそ解雇・契約解除があるかも知れないのは、他業種の方と同じ。
もしかしたら、キャッチーなことを書けば
バズる
かも知れないし、なんだかすごい人だと思われるかも知れない。
でもそれは長年、スポーツ栄養士としていれば、本意ではない。
なので、今の世情について書かない、SNSで発信しないからと言って、何をしているんだと思わず、粛々と活動していることを理解してもらえたらと思う。
だからこそ、いつも通り、体作り、食事、食育の発信をスポーツ栄養士は今でもしているのだと。
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