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苗が準備できない!:今度の冬のイチゴは高騰し、出荷量も減少…

先日、とある育苗会社の担当者と話をしていると以下のような話を聞きました。
昨年より続く酷暑の影響で、イチゴの苗の準備に支障が出始めている。現在、標高の高いところで委託してイチゴの苗の栽培をしているが、そのようなところでも高温の影響は避けがたく、最悪のケースとして供給ができなくなることも想定しないといけない。今後続く、気温の高温化も視野に入れ、植物工場を活用した苗の供給体制を視野に入れるべきかもしれない

ちなみにイチゴだけでなく、複数種の育苗関連も深刻な状況であり、今後、他の作物にも広がる可能性があるそうです。
しかし、前述のように「苗が供給できない事態」となると、「収穫が全く出来ない」という最悪な結論に繋がるかと思います。

新しい育苗の供給体制の構築を一からスタートとなると時間もコストも膨大に必要となるのは明白です。
この分野においてMD-Farmは、すでにイチゴの苗を閉鎖型植物工場で生産するノウハウと実績が構築されています。
気候変動による農業の再構築化に何か寄与できることがあれば、MD-Farmの技術を応用、供給することも考えなければならないと思います。

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