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機械の稼働率とコストパフォーマンス

盛んに開発が進んでいる収穫等を目的とする機械・ロボット
現在、様々な作物を収穫する機械やロボットの活用、開発が進んでます。

例えば、お米の収穫には、コンバインを利用しますが、一台あたり数百万円するのに、使用する期間は、年間で1週間から10日ほどかと思います。

ピーマンなど、実のなる作物を収穫するロボットの開発も進んでいます。
作物によって、収穫の期間やタイミングに違いはありますが、代表的なものとして、年に2回の収穫期間で、その収穫期間は2~3ヶ月という作物もあります。
となると開発したロボットの使用期間は約半年となり、一年の半分は必要ない期間となり、機械を寝かせることになります。

露地栽培では、当然ながら栽培できる期間も限られ、機械・ロボットの稼働率が落ちることになります。

一年中、フル稼働できる植物工場での収穫ロボット
植物工場では、一年中、切れ間なく栽培することができますので、機械やロボットの稼働率は一気に上がり、コストパフォーマンスが大幅に上がると考えています。

人員に頼らない収穫で、新しい出荷スタイル
夜間で収穫し、朝一に出荷する、“朝採り”として市場に投入することも可能と考えます。

植物工場での、機械・ロボットの活用は、露地栽培では実現できない新しいスタイルの農業生産が可能になると考えています。

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