30代 なんで私がってならないために留意すべき落とし穴
体力的にもまだムリの効く30代のサラリーマン!仕事にプライベートに忙しい日々を送っていることでしょう。そんなバリバリの30代サラリーマンが留意すべき落とし穴について書いてみたいと思います。じんじーず第1275話『30代をどう生きる?「俺は、超人だから、無限に仕事ができる」ということが幻想・妄想の類だったという件』でも描いていますのでよろしければ併せてご覧ください。
30代は現場が一番面白い年代
30代のサラリーマンは、数人の部下と共に会社の最前線で日々仕事をしている年代です。毎日いろんなトラブルが発生しているビジネスの現場を取り仕切り、部下を𠮟咤激励しながら会社のミッションをコンプリートしていく様は、往年の「機動戦士ガンダム 第08MS小隊の主人公、理想に燃える青年士官シロー・アマダのさながらです。そんな苦しいけどヤリガイのある日々は、40代からの判断業務へ移行するために必要な経験を積むことにあります。現場のことは、一番理解している!それが30代のサラリーマンなのです。
意外に伏兵がいる30代!
そんな順風満帆な30代サラリーマンも30代後半になるといろいろ勝手が違ってきます。「仕事で徹夜なんて全然OK!」だったり、「深夜の仕事の後にプライベートでデート」または、「明け方までゲーム三昧」でも翌日の業務に支障がない。「俺って超人だから、無限に仕事できるじゃん」っていうことが実は若さゆえの幻想・妄想だったことに気が付き始めます。
30代サラリーマンの留意する病気
1.鬱病 (うつびょう)や不安障害
主にストレスが原因で、30代後半くらいから65歳くらいまでの間で発症することは一般的ですが、特に30代の鬱は、双極性障害いわゆる躁鬱病が多いそうです。仕事のストレスに対する対応が非常に未熟で在るがゆえに責任感から発症するようです。
双極性障害は、躁状態(躁病エピソード)、軽躁状態(軽躁病エピソード)と、うつ状態(大うつ病エピソード)とを反復する精神疾患で気分障害のひとつとされています。
2.燃え尽き症候群(Burnout)
これまで、バリバリやっていた仕事が急に手がつかなくなる。徒労感や虚脱感に襲われ、朝起きられなくなる、会社や職場に行きたくなくなる。アルコールの溺れるなどの症状が現れ、職務上の能率が著しく低下します。よく新入社員の5月病(最近は早期化して4月病もある)というものがありますが、それに似てます。
ハーバート・フロイデンバーガー(Herbert J. Freudenberger)の定義によると、持続的な職業性ストレスに起因する衰弱状態により、意欲喪失と情緒荒廃、疾病に対する抵抗力の低下、対人関係の親密さ減弱、人生に対する慢性的不満と悲観、職務上能率低下と職務怠慢をもたらす症候群。(出典:ウキペディア燃え尽き症候群)
3.糖尿病
糖尿病っておっさんの病気じゃん!って意外に多いのです。 糖尿病が強く疑われる人(20歳以上)は、男性で18.1%、女性で10.5%と言われています。(出典:厚生労働省「平成26年患者調査」をもとに推計)会社の定期健康診断や人間ドックで指摘されている方も多いようです。エナジードリンクの飲みすぎや、20代の時のようなドカ喰いなどを改める食生活の改善が必要です。
4.頭痛 (慢性頭痛・急性頭痛)
パソコンを使ったデスクワーク中心の業務やスマホ画面を長時間眺めることの多い現代人、特に、ネオ・デジタルネイティブである30代の方は、肩こりや首こりからの慢性頭痛の症状が多く見られるそうです。理由は簡単で、姿勢の悪さと運動不足です。大人の頭の重さは約5キロもあり、姿勢の悪さで体のバランスが崩れることで首への負担が大ききなります。生活習慣や姿勢を治すことで改善するケースが多いようです。一方で、突然激痛が走ったというような急性頭痛の場合は、脳の血管障害、つまり「くも膜下出血」や「脳梗塞」が疑われますので、すぐに病院へ相談してください。
5.月経不順、月経困難症、PMS(月経前症候群)
女性も総合職としてバリバリ働く時代だからこそ、ストレスは男性以上に感じているかもしません。過度なストレスは月経不順を招く要因になります、ストレスの多い環境で働いている人は特に気を付けてください。
今回は、バリバリ仕事を回している30代のサラリーマンの落とし穴について書いてみました。基本は過度なストレスからくるものなので、日ごろからストレス解消のために、適度な運動や、趣味などを持って規則正しい生活を送るように心がけていくしかなさそうです。長いサラリーマン生活ですから、30代で落とし穴にはまらないようにしたいものです。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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