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人を見るための「ものさし的存在」気質について ~番外編 気質の領域~

https://note.com/matsu_ine_zu/m/m4973d8cb2c58

 ※この記事は前回完結した「気質の歴史シリーズ」全編を読んでくれた方に向けて執筆しています。

「気質の原点」を知ることはできましたが、この気質という物を使ってどのように世界が見えるのか?という例をいくつか出していきたいと思います。割と身近なところから流行りの物とかも扱ってみたいと思います。

 まずはこれですね。これが一番わかりやすいかもしれません。俗にいう陰キャというキャラクターは周りの輝きに魅了されてそっちの世界に憧れてしまいますし、周囲の人たちも「社会人として、人として」というクソ意味の分からない大義名分の名のもとに、泣いている人を押し入れから引きずり出しだした挙句、自分たちの世界の色に染めようとしてきます。

 そういうことに馴染めない人たちは泣きながらも自分の居場所を何とか探して黄色や赤色の世界の邪魔にならないように努めていきます。「馴染めないのであればそれでいいじゃないか」だってそれが本人の気質なんだからというわけです。

 こういうことを書くと「それだと社会人として働けなくて困るだろ!」と赤い人、黄色い人が怒り出します。ですが、私は「青い人は働く必要はない」とは一言も言っていません。重要なのは「青色は青色の部屋に入って仕事をするべきである」ということを言いたいのです。黄色や赤色の世界の中ではなく、自分の持つ青色の世界の中で仕事をするのがいいということです。

 それでも「甘えだ」という風に感じて青い人を外に引っ張り出すと、青い人にも黄色と赤色が当然ありますので外の世界に完全に馴染めなくはないですが、かなり疲弊します。頑張って会社や学校に行ったあと、エネルギーを完全に使い切っているので帰って寝るだけ、ゲームも映画も見る気力が無いって状態になって、また朝が来ます。そんなことを繰り返しているといつの間にか自分が消えて行き、ついには自分を見失ったままふらふらと世界を彷徨うことになります。居酒屋に行くと虚ろな目で酒を飲んでいる人が良くいますよね。

 ガラッと話が変わりますが、人の気質を見始めると「人の組織」も見たくなります。人が作っているので色が結構出ます。

 アイドルグループなら誰が輝きで、誰が練習を頑張るのか?とかサッカーなら監督さんの色は何色か?とかですね。そうするとメンバーや選手がどんな感じで動いているのか?主軸はどちらなのか?とかそういうのを見ることが出来ます。

もちろん今年盛り上がったW杯の日本チームも気質わけが出来ます。

 具体的なグループの気質や色分けに関してはメンバーシップ内で色々と話が出来たら良いなと考えています。

 流行として一つ。ゲームの中で「FPS」というシューティングゲームが有ります。3人1組とか5人1組のようにチームを組んで撃ち合い、バトルロワイヤルを行うものですが、その大会などを気質のメガネから見てみると違った見え方が出来ます。

 私がたまーにこういった大会を見るときに見る点は「ゲームのうまさ」ではなく「気質の色どり」をずっと見ています(自分は何を見ているんだとたまに思いますけども)

具体的に言うなら

「作戦を考えるのはどの人だから、この人は何色だろうか」
「それに反対するか賛成するのか、それも色反応を見たいな」
「結果が伴わなくとも一枚の絵として成立するのはどこか?」

こんな感じです。

 配信者の気質はそのほとんどが「多血、胆汁」に属しています。「粘液、憂鬱」の人はほとんどいませんが、気質は寄ることが出来るのでそういう意味でいえば存在はします。

 たまーにこういう人たちがメンタル的にやられて配信をお休みするなんてことがありますが色的には「自分の部屋から出てしまった時」か「単純にエネルギーの使い過ぎの時」に結構起こります。表ではわかりませんが裏では結構色々やってるんだと思います。

 集まってくる人たちは基本的に「多血的」になっている人たち、つまり黄色い人たちです。黄色が求めるのは同色か赤色になります。

 その求める色を出している間は何も起きないのですが、違った色を出し始めた時、色違いの齟齬が生まれます。この影響は目に見えないのですが、「清楚なイメージの人が不倫をするとかのわかりやすい失策以上に」後で効いてくることになります。色違いの齟齬は「わかりにくい」ためです。

 次から次へと新しい配信者が生まれる世界、そして移り変わる流行に目を向けつつ、全力で走り続けることが出来なければ簡単に落後する世界です。こんな世界で生きていて、息切れを起こさないなんて言うのは不可能に近いです。

 年齢の増加と共にどうしてもエネルギーの消費や枯渇は顕著になってきます。私も10代後半~20代前半ならば無理も出来ましたが最近では無理しなくなってきました。

とまあこんな感じで世界を気質で因数分解すると

「そもそも大変で上手く行かない」
「自分に向いてる世界か?そこは」

とかを落ち着いて見ることが出来ます。落ち着いて見ることが出来れば、そこから地に足をつけて自分の道をいきましょうよ。すればいいのです。

・メンバーシップ「彩方技研(株)「仮」」について

 まだ会社ではありませんが、いずれは会社にしていこうと考えています。

このメンバーシップは「気質・色彩」を含ませて構築していく一枚の絵画のようなものを目指そうかなと考えております。

分かりやすく言えば「芸術」の分野です。

物語、絵、漫画、作曲、作詞、ダンス・・・ 

様々な表現方法がありますが、そういったものを組み合わせて何かの作品を作っていければなと考えています。

また、単に気質や色彩の世界を少し覗いてみたいという方、例えば○○を気質的に、色彩的に分析したらどうなりますか?というような質問でも構いません。

初月は無料です。その後は月100円となっています。
よろしければどうぞ


 

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