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【短編】運命共同体と異世界通信

地球ってのは一つしか無い。

今後、月とかそういう場所に住めるようになるとしても

私達が生きている間には厳しいのだろう。

その地球上で起きること全てが

我ら人類に影響してくる。

氷河期、天候不順。そして地震や噴火。

あの大きな恐竜が絶滅するほどの災害が

地球レベルで過去に起きたことはあるらしいし

氷河期なんかもあったとか歴史では習ったはず。

つまり、明日も明日があるとは限らないこの地球上で

生きる我々は運命共同体である。

そんな中もし、もしも、隣人が異世界と通信していたら。

・・・異世界ってのはまあわかりにくいから

例えば「宇宙人」と交信していたらどう思うか?

例え、ただの普通の声の大きさで

静かに会話をしていたとしても

隣には住みたくないだろう。

侵略を企てているとか

地球になにか良くないことを起こそうとしているのか

それでなくても気味が悪い。

「運命共同体」の中から外に向かって通信しているってことは

なにか引っかかる。

なにか気持ち悪い。

そんな気分になる。



と電車という運命共同体の中で電話をしている人を見ながら

そんなことを感じていた。

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