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バケツ稲-霜止んで、ほんとに苗が出(いず)った

2022日4月28日現在、穀物を育てる雨が降る穀雨の時期、七十二候は「霜止出苗(霜止んで苗出る)」。

そんなタイミングで…なんと…


苗が出ました!!!

小さくて細いけどまごうことなき苗


七十二候で言われていることは本当だったんだ…!!(?)
という報告です。いやあ素直に嬉しい。


今年は稲作をやってみる年


実は今年、ずっとやってみたかった稲作にチャレンジしようと「バケツ稲」を始めたのです。
理由は「年中行事と稲作を同時に体験してみたい」というもの。

JAさんのバケツ稲セットをゲットしました(右下のキャラは暦擬人化の二人)


桜の下で宴会をするのは豊作の祈願だというし、田植えの前に禊したりするし、田植えのための期日を知るための日があったりするというし、稲が実ったらお祝いするし…
年中行事と稲作というのは深い結びつきがあるんですね。
お正月の飾りも稲わらですし!

しかし私は農家ではないのでそのあたりを実感しにくいのも事実。
小学校で稲作りの実習したのもはるか遠い昔…
信州に住んでいた頃と違って田んぼも微妙に遠い場所にある…

そんなとき見つけたのが「バケツ稲」だったのです!

バケツ稲づくりとは?
バケツ稲とは、「バケツで育てる稲」のことです。バケツと土を用意すれば庭やベランダなど場所を選ばず、手軽に稲作を体験することができます。
あなたもぜひバケツ稲づくりに挑戦して、稲の成長、そして収穫の喜びを体験してみませんか?

お米づくりに挑戦(やってみよう!バケツ稲づくり)|JAグループ


調べてみるといろんな方が挑戦しているもよう。noteでもレポを見ることができます。
JAさんでセットを入手できるとのことだったので買い求めました。(送料しかかからなかった…ありがたく頂戴します…)

バケツ稲づくりセットのお申し込み(個人用)
https://life.ja-group.jp/education/bucket/contactpersonal/

そういえばいつまで申し込めるんだろう。

先日芽出しと

水に浸けて5日ほど置くと白い芽が出る

種まきをして、

目が出たら種まきしていいよの合図。

今は状態で言うと
「田んぼに田植えする前の、苗床で苗を育てている」というターン。
折りしもいまは二十四節気の穀雨。穀物(稲)が育つ雨が降る時期で、バケツの中にもまあまあな雨が降りました(さすがにちょっと水を抜いた)。

そして今は穀雨の第二候・七十二候の「霜止出苗」。

霜が降りる怖さは感じられませんでしたが(場所によってはこの時期でも霜が降りるそうですね…!)、この時期に苗が出たことが素直に嬉しかったです。

もちろん種まきの時期によって苗が出るタイミングも変わるのですが、七十二候に合わせるとしたら穀雨にはいったタイミングで種もみの芽出しを始め(だいたい5日くらい)、並行して土作りをし、種まきをすれば3日〜5日で苗が出る、ということになりそう。

来年の指針にしよう…!

それにしても、種もみから根がでるかどうかも怖かったし、種まきしたあとで苗が出るかどうかも怖かった。
私は趣味でやってる稲作ですが、農家の方はここで一年分の収入が決まってしまうかもと思ったら、そりゃあ神仏に祈ってでも豊作を願いたくなるなあと思いました…

ということで次は苗が育ったら田植えです。
(バケツ稲的には苗を一旦抜いて、2.3本まとめて植え替える、
という工程になります)


入梅が田植えの目安であるとか、半夏生までには田植えしようとか。そのあたりの雑節もチェックしながら、苗が育つのを待ちたいとおもいます!


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