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akagino
お兄ちゃん
わたしには1つ年上のお兄ちゃんがいる。
お兄ちゃんは小さい時からわたしとは正反対で、運動神経が抜群で、勉強もそつなくこなす、いわゆる器用なタイプの人だった。
小学校では、"お兄ちゃんの妹"という立ち位置のわたしで、よくお兄ちゃんの友達から揶揄われたり、ちょっかいをかけられたりしていた。
お兄ちゃんはいつも友達に囲まれていたし、人気者だった。家族で出かける時もだいたいお兄ちゃんの行きたい所だったし、でもそれは絶対楽しいことだった。
私はそんなお兄ちゃんが大好きで、自慢だったけれど、心のどこかで彼に対しての劣等感を感じていた。
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わたし、まちるだとはどういう人間なのか。どんな考えをして今に至るのかがわかると思います。どんな人生にしたいのか考えるきっかけになるとうれしいです。
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