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お兄ちゃん

わたしには1つ年上のお兄ちゃんがいる。

お兄ちゃんは小さい時からわたしとは正反対で、運動神経が抜群で、勉強もそつなくこなす、いわゆる器用なタイプの人だった。

小学校では、"お兄ちゃんの妹"という立ち位置のわたしで、よくお兄ちゃんの友達から揶揄われたり、ちょっかいをかけられたりしていた。

お兄ちゃんはいつも友達に囲まれていたし、人気者だった。家族で出かける時もだいたいお兄ちゃんの行きたい所だったし、でもそれは絶対楽しいことだった。

私はそんなお兄ちゃんが大好きで、自慢だったけれど、心のどこかで彼に対しての劣等感を感じていた。

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849字
わたし、まちるだとはどういう人間なのか。どんな考えをして今に至るのかがわかると思います。どんな人生にしたいのか考えるきっかけになるとうれしいです。

まちるだこと私が、まだおさむらい少女だった頃からつらつら考えていたことをまとめています。進路や就職活動に悩む方へ。

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