![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25775941/rectangle_large_type_2_651bd9e9ec0bbab88ecee2fb926f9d5f.jpg?width=1200)
ドラえもんの笑いの力
なんの禁断症状か、「お願いだから、今すぐ楽天ブックスでドラえもん買って!」との兄の懇願により、ポチッと注文。ご所望の2冊が今朝届いた。Rの袋を見るや否や「やったー!」と袋をビリビリ、床に転がって読み出す。嗚呼、リアルのび太くん現る…。
そのうち弟も近づいてきて、どこまで文字が読めているのか不明だが、一緒になって読み出した。ふたりともいつになく真剣な顔。そのまま数ページが過ぎたところで、「クーックックッ」「ハーッハッハッハ」「アーハハハーッ」。合わせたかのように大爆笑が始まった。お腹がよじれるとはこのことだわ。見てるほうも笑えた。4学年差も軽々飛び越えて爆笑をとるドラえもん、すごいなぁ。
母子ともに鼻炎が酷くなってきたので、控えていた耳鼻科を受診した。混んでいたら待つしねと、兄はそそくさと読みかけをバッグに入れる。普段は長蛇の列ができる医院も、今日はさすがに空いていた。3番目だから急がなきゃと、待合室に入るとすぐに続きを読み始める兄弟。「クーックックッ」「ハーッハッハッハ…」「シーーッ!」ここは病院!ちゃんと前向いて座って、静かに待ってよね!ドラえもんを開いた数分間、ここが病院だってことをふたりとも忘れていた。
ドラえもんの笑いの力、恐るべし。マンガを読んでいる間は、今がコロナ禍にあることも忘れているのだろう。ありがとう、ドラえもん。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?