MasudaYuta

不定期更新。日記、作品についての感想。

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最近の記事

ヤモリーグ

「翻訳できない わたしの言葉」 「ホー・ツーニェン エージェントのA」 「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展 サエボーグ「I WAS MADE FOR LOVING YOU」/津田道子「Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる」」 をみました。 たぶん1年ぶりくらいの東京都現代美術館で、 駅から遠くていやだなと思ってたら、 思ってたより近くてよかったです。 いろいろ楽しんで見させてもらいました。 なか

    • みぞおちほぐしの時代がくる

      アンドレイ・タルコフスキー「ストーカー」 何年ぶりかに見ました。 すごくよかったです。 併せて、映像のポエジアも読みましたが(8割意味不明でしたが)、 こちらもよかったです。 タルコフスキーは、 反物語とは言わないですが、 モンタージュ理論に対して強烈な意識を持っていたようですね。 さいきんはどうやったらエンタメできるかということばかり考えていたので、 モンタージュ理論も学び直す気概でしたが、 いろいろありますね。 とはいえ一緒に見た方々の多くは上映後すぐ夢の中でしたの

      • 服-1.0

        もはやなんの服を着ればいいのかわからない。 ユニクロもGUも、 買いこそすれど、好きかと聞かれればそうではないし。 好みのアメリカのワーカーブランドを着ると、 若作りに見えてくる気がする。 骨格タイプの診断が流行したりと、 そういうものに頼りたくなる気持ちも分かる。 (僕は四角が歩いてるような男なので、きっとストレートなんだろうな) 最近チェコの古着を見たのだが、 これが可愛くてよかった。 「ゴジラ-1.0」を見た。 物心ついてから見たゴジラといえば、 デストロイア、キ

        • 競馬・ドゥ・マゴ・パリ・競馬

          急にそとで時間ができて、 ちょうど上映している映画がないかなと思ったところ、 「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」 が上映していました。 正直、なにも知らないコンテンツだけど、 (競走馬の擬人化) (走って一等賞はライブができる) (馬主の権利関係でキャラクター化されてない馬も多い) (くらいの知識しかない) でも、ベースは競馬なのだから、話も分かりやすいだろうと思い、見に行きました。 分かりやすかったです。 久しぶりにアニメ映画を見たけど、 エフェクト作画が多くて

        ヤモリーグ

          部屋の中に植物がある

          繊細さの欠けてる僕は、 案外生きやすい人生を歩んできました。 心配になるほど、どーでもいい精神の強い人間です。 ついこの間入った飲食店で、 黒い大きめの虫がでました。 でっかい地球ですから、 そういうことはままあるものです。 ですが驚くほどショックを受けた自分に、 案外安心しました。 人並みには、 心に柔らかい部分があるようです。 ダダルズ♯4『袋け目BB’』 を見てきました。 すごく面白かったです。 色々ここに書きたいことがあるのですが、 どれも言葉にすると途

          部屋の中に植物がある

          龍拡散

          最近みた作品 ・「14歳の栞」 ・「悪は存在しない」 ・「プックラポッタと森の時間」 ・「メトロポリス」監督:りんたろう 風邪をひいていたので、よく眠る日が続きました。 春眠暁を覚えず、というやつもあいまって、 よく眠れます。 そのせいか左目が常に二重になっています。 つねに野暮ったい気分ですが、 映画を見ているとそんなに気にならないです。 「悪は存在しない」 濱口竜介さんの作品はけっこう見ていて、 今回も楽しみにしていました。 濱口さんが得意とするシチュエーションも

          ストレンジシードと大喜利

          どれくらいぶりか、 ゴールデンウィークを満喫したように思います。 静岡ストレンジシードを見に行きました。 今年で二度目ですが、 すごく良かったです。 ワワフラミンゴさん CO.SCOoPPさん すごく良かったです。 短距離男道ミサイル、改め、MICHInoXさんも面白かったです。 野外劇はここ最近意識して見るようになりましたが、 劇場演劇よりも観客の流動性が高くて、 その点がとても面白いです。 移動しながら作品を鑑賞していると、 全く関係ない現地の方が紛れ込んだり、

          ストレンジシードと大喜利

          ビンタ

          剣道を10年くらい習っていました。 防具をつけているとはいえ、 他人と密着する経験が多かったように思います。 鍔迫り合いの際には、 防具の網越しではあるけれど距離にして約10cmたらずの位置に、 他人の顔面が近づきます。 しかし案外そんなことを続けていると、 妙な連帯感が生まれたりもして、 終わった後には爽快だったりします。 これが言語の外のコミュニケーションであることは確かですが、 身体的なコミュニケーションかと言われると少し微妙です。 でもまあ、なんか分かりあった

          野坂オートマタ美術館

          色々偶然が重なり伊豆に行ってきました。 中部静岡で生まれた僕は、 東部静岡とはあまり縁がなかったように思います。 (中部の人間ってみなそうですよね?) 新鮮な心持で伊豆に臨みました。 最終的な感想から記すと、伊豆大好きです!! 寂れた建物が多くてよかった。 栄えた頃に出会っていたら、 あまり仲良くなれなかったかもしれないですね。 予定していたオルゴール館は2023年9月で閉館していました。 調べると1995年OPENで、ほぼほぼ僕と同い年です。 伊豆よ……。 代わりに近

          野坂オートマタ美術館