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大人になってはじめてサンタクロースが来た日 ☆幸せなクリスマス2020☆

中学3年生の娘の母です。
動画・PC大好きな娘の課外活動(YouTubeチャンネルやHP)を陰ながら応援中の会社員です。

昨日12/24のクリスマスイブ…大人である私のもとに、サンタクロースから手紙が届きました。本当に幸せだったクリスマスイブ…。
一生忘れることのない思い出になりました。

クリスマスイブの夜、娘が突然私に言いました。

娘:「お母さん…サンタクロースって本当にいると私は思うんだよ。今年は私…サンタさんに手紙を書いたんだ」
母:「プレゼントはもうあげたよね?○○のオンラインライブチケットが今年のプレゼントって言ったよね。」
娘:「うん。それはもうもらったよ。でもそうではなくて…」
母:「何??もうプレゼントはないよ!!」
娘:「物がほしいと手紙には書いていないから。安心して」

そう言うと娘は私の見える位置のテーブルに手紙を置いて席をはずしました。
(いったい追加で何がほしいのかな…今年はもう予算ギリギリで無理だし…どうしよう)
心配になった私は「サンタさんへ」と書いてある手紙を読みました。
手紙の全内容は以下になります。

サンタさんへ
こんばんは!
毎年この日にプレゼントをみんなに渡しに来てくれて、ありがとうございます!
去年やその前の年もこのようにお願い事を手紙で伝えることはしませんでしたが、今年は書いてみようと思います!
お願い事は2つあります!どちらも物ではないので、難しいかもしれませんが、よろしくお願いします。

1つ目は、私の母の健康を一緒に祈ってください!
私の母はいつも私や家族のために働いてくれて、まだ私は恩返しができていないと思っています。大人になったら、色々なことをして恩返ししたいと考えています!

2つ目は、私に正直になれる勇気をください!自分は今まで本当のことを母に伝えられず、何度も傷つけてしまったことがありました。また、何度も振りまわしてしまうこともありました。「いつもありがとう」や「ごめんなさい」が上手く言えません。私は少しづつ言えるようになろうと努力していこうと思っているので、応援や勇気をいただければ嬉しいです!

以上、2つが私からのお願いごとです!
よろしくお願いします!
お体に気をつけてください!また来年を楽しみにしています

私は呆然としました。追加で何のプレゼントがほしかったのか…なんて寂しい考えしか思いつかなくて、何て未熟な母親なのかと…
そんな風に考えていたところに娘が戻ってきました。

娘:「お母さん…手紙読んじゃったの?それはサンタさんあての手紙なんだよ。でも読んでしまったなら仕方ないからもういいよ(笑)」
母:(無言…言葉にならず…)
娘:「お母さん…どうしてサンタっていつも煙突から入るのかな?堂々と窓や入り口のドアから入ればいいのにね。何かおかしいよね。だから、サンタクロースの手紙やカードは窓やドアにはさんだりつけたりすることも多いんだって。」
母:「そうだね。何で煙突からなんだろうね。確かにそうかも…」
娘:「おかしいでしょ。だから手紙やカードは窓やドアにはさんだりするんだって。もう夜遅いから寝なくちゃ。お風呂入ってくる!!」」

娘はそう言ってまた席をはずしました。確かにサンタクロースが煙突から入るのってなぜ??と思いながら、ふと娘がしきりに「サンタクロースの手紙やカードは窓やドアにはさんだりつけたりすることも多い」と言っていたことを思い出し、玄関に行ってみました。
するとドアには…サンタクロースからの手紙がありました。

“Ho Ho Ho! Merry Christmas!”
This year, we decided to write a letter to the adults who were being good.
私たちは今年、良い行いをした大人にも手紙を書こうということにしたんだ!
You have done well this year. Take some rest and don’t forget the feelings you had when you were a child.
君は今年、良く頑張った。少し休んで、子供の気持ちを忘れないように。
We are not only just watching the children but also adults too !
私たちは子供達だけではなく、君たちのことも見ているからね!
   Merry Christmas!  Santa Claus


私はまた呆然としてしまいました。嬉しいくせに言葉も浮かばない…
何度も繰り返し、手紙を読み返していると娘が戻ってきました。
娘を見た途端、涙がポロポロ溢れてきました。

娘:「あれ…サンタさん来たの?良かったね。」
母:「うん。(泣く)」
娘:「サンタさんは大人にもきっと来るんだよ。」
母:「うん。(泣く)」
娘:「お母さん…どうしたの(笑)涙いっぱい目にためて(笑)」
母:「無言。(泣く)」
娘:「お母さん…子供みたい(笑)」
母:「サンタさん…来た(泣く)」

娘が可愛くて…大切で…娘のために何をすればいいか…いつも頭にあって毎日慌ただしく過ごす日々。母親の私にサンタさんが来てくれるなんて考えもしなかった…。
一緒にいるのに、一番近くにいるのに、娘がこんなに成長していたことに気がついていませんでした。

最後にやっと私は娘に伝えました。

母:「ありがとう。もう一生分の親孝行をしてくれたとママは思っているから…。これ以上、恩返しとかそんな事これから考えなくていいから。本当にありがとう」

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
みなさんにもたくさんの幸せが訪れますように…。
よいお年をお迎えください!!

最後に…娘のHPを紹介します。学校で学ぶ知識とは別の課外活動の記録等をデータとしてアップしています。お時間のあるときにご覧いただければ幸いです

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