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生き急いでるわけじゃない

「Masuwoちゃんはいつも忙しそうだね~」
「のび太がジャイアンから逃げるときみたいに足がクルクルまわってるね!(なんて比喩!)」
「家でごろごろしたことある?!(あるよ)」

台湾駐在妻時代に、よく周りのママ友から言われた言葉の数々。
えっと・・・わたしは生き急いでいるのだろうか・・・?

前職では、月・週・日でのスケジュールがほぼ決まっていて、1日のルーティンもしっかり決めていた。
朝出勤して、まずやることはこれ、10時になったらこれ、休憩は13時・・・
ルーティンを計画通りこなし、プラスアルファの仕事を前倒しでできればその日は充実した1日となった。反面、予想外なアクシデント、お客様やスタッフ対応、など計画外のものが入ってきたときはルーティン業務と比較して優先順位をつけて対処。子供が生まれたら、保育園お迎えが入ってきたので何が何でも17:30に仕事を終わらせなくてはいけない。
そのためにより一層仕事の精度を上げる工夫をしてきた。

週5日朝から晩までそうやって生活してきた私である。専業主婦しながらのんびりする生活は性に合わないのはご想像の通りだ。
というわけで、台湾駐在時代は毎日ボランティア、習い事、友達とのランチ、街歩き、子供の習い事等々を1日3-5つ予定を入れてこなしていた。そう、’こなしていた’のである。

穴の開いた心を、忙しさで埋めるかのように。あれから5,6年ほどたった。少しは変わったのだろうか・・・

現在は再び専業主婦になったが、あの台湾の時のような焦り・焦燥感はほぼない。ゼロではないけど、100もない。
何が変わったのか。

・仕事ができる、選べる、報酬もらえる環境にいること(台湾では働けず)
・衣食住満たされていることに感謝する気持ち、を学んだこと(知足)
・子供たちが大きくなったこと(育児が楽になった)
・今置かれている状況を楽しもう!とマインドセットすることを心掛けたこと


「生き急いでいる」のではない。こういう性(さが)なんだと思う。
仕事を通して社会に貢献したい、人として成長したい、世の中から必要とされる人材でいたい、そのためには努力を惜しまずがんばりたい。いい意味で影響力のある人間でいたい。

だから仕事=修行をしていたいのである。
インプット10したら、アウトプット100したいのである。
この情熱は、家でゴロゴロしていても発散できないのである。

そして今日もまた、E-learningを立ち上げて勉強頑張るぞ。


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