見出し画像

差別やいじめが何故なくならないのかを考える | 黒人の人種差別問題

こんにちは、ケロケロますみです。

昨今の世の中は新型コロナウイルスだの、ネットでの誹謗中傷だの、人種差別問題だの…テレビを見てもSNSを見ても何を見ててもイマイチ浮かないニュースばかりでなんだかうんざりしている気持ちの人が多いと思う。

私もそろそろうんざりしている。

先日ひっそりと24歳の誕生日を迎えたわけだが、世間はまだまだ自粛ムード。近所に住んでる友達から誕生日プレゼントを受け取りにだけ外へ出向き、夜に仲良しの友達グループからオンライン誕生日会をしてもらったこと以外には、大してパッともしない誕生日であった。いやそもそも、友達が少ないって問題が大きいわけだが。w


まぁそんな中

今ピークで世界中の話題になっているのが

黒人の「人種差別」の問題だ。


またこの話題か…と思う人もいれば、なんで急にこんなみんなが騒いでいるんだろう?って思う人もいるかもしれない。恥ずかしい話、私は今回のこの大きなムーブメントが起きるまではこの問題についてあまり深くまで考えたことがなかった。大学受験では日本史を選択していたし(関係あるか?)アメリカの大統領が今誰かってことぐらいしか世界のことについては知らない。本当にお昼の情報番組レベルの薄っぺらい情報や知識しかない。

そんな自分が、そんな詳しくもないこのテーマについて発言したり意見したりするなんて考えたこともなかったし、自分には全くもって「関係のない」世界だと思って今まで生きてきた。

今まで結局見て見ぬふりをしてきた。

しかしこの問題は実際のところ、

'今このタイミングで'決着をつけなければならない歴史に差し掛かっているんだと思う。

逆に今ここで解決ができなければ、

また同じ歴史は永遠に繰り返される。


日本は単一民族国家だし「黒人と白人」といったような'わかりやすい'人種差別を肌で感じて、日々の生活の中で実際に体験する機会って少ないと思う。(もちろんここでは'黒人の人種差別をなくす'ということが明確な第一目的ではあるが、)今改めて 自分の周りにある様々な差別や偏見に気づき、これを機に自分の行動や発言、考え方を見直すキッカケになっていったらいいなと思う。

もちろん何度でも言うが、今回解決していかなければならないことは「黒人の人種差別問題」だ。黒人ってだけで不当に人の命が奪われてしまうことは、どう考えてもおかしい。その辺の学歴差別や住んでる場所による差別とはレベルが違う。(もちろんこっちも問題ではあるが。)

しかし今回の投稿では、今色んな人が発信している黒人差別に関するダイレクトな訴求というよりは、もっと身近な 私たちのすぐ周りで起きている'差別'や'偏見'について考えていきたいと思う。

今ある'差別'や'いじめ'といった問題を解決していくために私たち一人ひとりはどうあるべきか?

どのように行動していったらよいか?

そんなことを考えて、自分なりに思ったことを徒然なるままに書いてみたいと思う。

文を書くのは下手なので伝わりにくかったらごめん…

黒人の歴史についての詳しい部分や今回の人種差別運動に関する事実的な記述は、膨大なネットの情報やSNSの投稿でたくさん出回ってると思うので、それは自分なりに調べて自分なりに目を通してみてほしい。


人には少なからず差別や偏見は存在する。

悲しい心理だが、人には必ずと言っていいほど「差別」や「偏見」といった概念が存在する。どんな善人にだって、少なからずその概念は存在する。その'概念自体'を無くすことは限りなく不可能に近いと考えるが、

まずはこの事実を受け入れ、理解した上で

この問題と向き合ってどう生きていくか?

自分はどのように関わっていくか?

そういったスタンスで考えていく必要があると思う。


自分の中にも無意識のうちに差別や偏見があることに気づくこと

一番厄介なのが そもそもこの'差別'や'偏見'に対して自分自身が「無自覚である」場合が多いということだ。(もちろん確信的な場合もあるが、)「どうせ私には関係ないや…」「自分は特に悪いこととかしてないから大丈夫だ…」どこかそんな風に心の奥底で、目の前の問題に対して目を背けてはいないだろうか?本当に自分の中に'差別'や'偏見'の概念は存在しないのだろうか?自分が知らず知らずのうちに日常生活の中で、社会生活の中で、(もしかしたら成長してきた過程の中で、)様々な形で差別や偏見を持ってしまってはいないだろうか?


例えば(これは私自身の実体験なのだが、)2年前友達と旅行でヨーロッパへ行ったことがあった。到着地はオランダのアムステルダムで、その後ついでにすぐ下にあるベルギーという国にも行くことになった。着いたのは夜の20時すぎであたりは少し薄暗く、人通りも少なかった。さらに目的地のホテルの最寄り駅付近がたまたま'ピンク街'であったことから「あまり観光者向けではないな…」と感じる独特の雰囲気があった。そんな中、目的地のホテルへ向かう私たちの目の前に黒人3人組が真っ直ぐと私たちの方に向かって歩いてきた。異国の地というのもあるかもしれないが、外国人である小娘2人はすごく恐怖を感じた。幸いなことにただすれ違っただけであったが、その後思わず顔を見合わせて「なんかここ治安悪くない…??」って言ったことを今でも鮮明に覚えている。

「黒人=なんか怖い」っていつから思うようになったのだろうか?何を見て、どんな影響を受けて、どのようにその思考が構築されて、そのように思うようになったのだろうか?

「私は絶対人を差別したりなんてしない!」

そんな風に思っていても、

もしかしたら自分が気付いていない範疇で

人を差別してしまっているのかもしれない。

どこかで誰かが自分の知らぬ間に、

自分の行動や発言で傷ついていたのかもしれない。

そう考えるととても情けなく、おそろしくなった。


他の人より優位に立ちたいと望む人間の心理

人には恐らく

「自分は他の人より優位に立っている」

と思いたい潜在的な欲望があるんだと思う。


自分のセンスは他の人よりイケている、自分の生活は他の人より充実している、自分の人生は他の人よりいいものに違いない、…

その「他人より自分が優れている」と思いたい優位性、その'優越感'を得たいがために、人は自分より弱い人を「いじめ」たり 自分とは違う人種の人を「差別」したりするんだと思う。周りを蹴落とすことで、あたかも自分の優位性が上がったかのように錯覚を起こすのだ。

これはもしかしたら人間の'種'を生き残らせるための本能的な概念かもしれないが、その「優位性」って概念も差別やいじめを考えていく上で忘れてはいけないテーマであると思う。


自分自身も「加担者である」と仮定してみること

自分自身がそれについて少しでも関わった瞬間、それまでの価値観が一気にガラッと変わった経験が何度かある。昔、ある特定の職業に対してもの凄い偏見を持っていたことがあった。多分親やテレビの影響だと思う。しかしちょっとしたキッカケで自分もそれに少しだけ関わることになったその瞬間、見え方が、考え方が、捉え方が、まるで180度変わったという体験をした。

こういった経験があるからこそ私は自分の人生の中で 一つでも多くの経験を自分がしたいと願うし、自分がより多くのことで'当事者'として関わりたいと思う。

「当事者」にしか分かり得ないことが

たくさんある。


差別や偏見、いじめなど 人間間の諸問題を考えていく上でやはり重要なのはこの「当事者」という意識だ。

「いじめはダメ!」「ネットの悪口はダメ!」そんな言葉は小学校の道徳の授業でうんざりするほど聞いてきてきたと思う。でもいじめは減らない、また同じ歴史を繰り返してしまう、そんな背景には、皆心のどこかで「自分には関係ないや」「他人事だ」と思って、自分を'対象外'にしている可能性が高い。

まずは自分が「当事者である」と仮定してみること。

その上で 自分がその問題に対して、

どのように関わっているかを考えてみること。

そうすることで自分が気づかぬ点で

人を差別していたことに気付けるのかもしれない。


最後に

うーんごめん。結局私何が言いたかったのかよく分からなくなってきちゃったんだけど泣、この黒人の人種差別問題について知ったときにね、自分なりに考えたことを少しでも発信して、みんなでシェアできたらなって思ったの。話が飛躍しすぎだし、私の意見に賛成であっても反対であっても、正直それはどっちだっていい。その一人ひとりの「意見,考え」こそが、この問題を考えていく上でとても大切なことなんだと思うの。

私の周りの友達でも「人種差別はよくないことだ」って思ってる人がたくさんいることは理解しているんだけど、結局それでもなんの発信もしない、何の声をもあげないのは「自分なんかが発信してもなんの影響力もないから意味がない」とか「自分一人なんかが何か言っても世界を変わらない」とか、そうやって見て見ぬ振りをする人が多すぎるから問題が一向に解決しないと思うんだ

今こうやって自分が当たり前のように楽しくハッピーに生活できている裏には、リアルタイムで自分の人種について悩み悲しみ、SOSを何十年にも渡って出し続けている人たちがいる。生まれた瞬間に絶望の淵に立たされている人たちがいる。自分の周りの大切な家族や友達が肌の色が違うってだけで殺されたりしている人がいる。

そんな世界の中で、 自分は本当に幸せだって思うことができるか?自分には全く関係のない問題だって思うことができるか?明日自分の人権が否定される覚悟はあるか?


今一度考えてみてほしい

画像1

⤴︎p.s.道端で見つけた紫陽花たち📸

紫陽花ってそれぞれ色んな色があってすごく好き。笑

どれか一つになんてとても選べない!!

『みんな違って、みんないい。』


2020.06.04 ケロケロますみ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?