仕事と幸福① 〜今日の仕事にあなたの幸福を見つけることができるか?〜
学校を卒業をして、早い人では義務教育が終わった16歳、高校卒業の18歳、大学を卒業して22歳から仕事をします。サラリーマンであれば定年の65歳まで、40年以上にわたって、仕事をします。
なんと、40年以上仕事をするんです。
日本人の平均寿命は80歳と言われてますから、人生の半分を仕事しているです。
一日の時間を見ても、仕事に行く準備や通勤の時間も含めれば、活動している時間の約8割が仕事に使われています。
僕も、フリーランスになって13年経ちますけど、大きな変化は今日は休日という認識がなくなったことです。まだ、雇われて仕事をしていたときのほうが、休日を休日としてのんびりしていました。責任を取る範囲が小さかったからでしょうね。
そう考えると、僕は独立してから13年間の時間の約9割が仕事に費やしているのです。
このように振り返ってみると、生きている大半の時間を仕事をしていることになります。
だからこそ、仕事と幸福の問題はとても重要だと思うのです。
仕事が嫌で嫌でたまらないまま、それでも我慢して転職もせずに長い間、嫌な仕事を続けていたならば、長い間、不幸が続いていたことになります。
それは、つまり人生そのものが不幸になります。
ここで大切なことは、仕事での不幸を直ちにやめることです。
今の仕事を辞める前に、まずは、今の仕事で感じている不幸を止めることができるか考えてみることです。
チェックポイントは?
「今日の仕事にあなたの幸福を見つけることができるか?」
言い換えてみるならば、
「今日の仕事に感謝ができるか?」
という問いかけです。
たとえば、「今日の仕事は肉体的に、あるいは精神的にきつかった。でも、給料をいただけて住む家の維持できる、食べていける、また、家族が幸福であるし、ありがたい」と感謝ができるならば、
今日の仕事に幸福を見つけることができていることになります。
今の仕事で成果があげられなく、上司から怒られたり、圧力がかかっていても、「今自分は鍛えられているんだ、期待をかけてもらっているんだ」と思えるなら、周りから見てどんなひどい逆境の中にあっても、今日の仕事の中にあなたにとっての幸福を見つけることができていることになります。
一週間、今日の仕事にあなたの幸福を見つけることができるのか問いかけてみて、半分以上であるならば、その仕事は続けていくべきだし、幸福を見つけることができないのであれば、長期休暇を取るか転職するべきでしょう。
なぜなら、不幸な仕事を我慢した先に幸福な仕事は待っていないからです。
仕事の幸福について、精神的な面から話してみました。
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