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洗練されし、六本木ヒルズ

 こんばんは、蒼日向真澄です。

 さて今回は、東京都港区にある「六本木ヒルズ」を散歩した様子をお届けします。最後までお付き合いください。

・森タワー

 私の最寄り駅である三郷駅から武蔵野線で新松戸まで電車に揺られて、そこから千代田線で日比谷まで一気に向かいます。後は日比谷線に乗り換えて数駅進めば、六本木駅に到着です。一時間ほどかかりますが、それほど手間に感じる場所ではありませんでした。

 快晴の空に突き上げるようにそびえ立つ森タワー。これぞ、東京って感じがします。洗練されていて、無駄がありません。肯定的に見れば、隙のない立派なビルですが、私には少し不気味な建物に見えます。

 この周辺の地図です。いかんせん私は方向音痴なものですから、こういう地図(マップ)が設置されているのはありがたいです。Google マップを見ても、いまいちわからないので(笑)。

・メトロハット

 メトロハットです。円形の建物が可愛らしいですね。


・東京タワー


 日本の伝統ある電波塔、東京タワーを眺望できる場所がありました。周りのビルたちと一線を画する、ほぼほぼ赤色と白色で構成された、味のあるタワーです。この建物は見ると安心します。昭和生まれじゃないのに、「古き良き日本っていいな」なんて思ったりしちゃいます。東京タワーはなんとかこの先も在り続けてほしいですね。

 手前にはテレビ朝日がありました。六本木といえば、テレビ朝日だなと私は思いますが、皆さんはいかがでしょうか。

 欧州みたいな石造りの階段を降りて、下へ向かいます。

・六本木ヒルズアリーナ

 テレビ朝日の前にある、六本木ヒルズアリーナです。UFOみたいな円形の鉄骨が宙に浮かんでいるように見えて、オシャレといえばオシャレですが、違和感といえば違和感です。
 随分前ですが、ここで行われていたけやき坂46(現日向坂46)のライブを見たことがあります。今はアイドルを応援するほどの気力も無くなってしまったなあ、なんて一人過去の元気で純粋だった自分を思い出しながら、上にカメラを向けて撮ってみました。

 このアングルも、良き。最近はありきたりな構図で撮らず、あえて変わった構図で写真を撮ることにも挑戦しています。人とは違う、自分にしか生み出せないものが欲しくて仕方がないのです。自分が変な人間だと改めて感じます。

 今更ですが、この日は平日だったからか、ほとんど人がいませんでした。もしかすると、今は流行病の影響もあってテレワークに切り替えている人が多いのかもしれません。等間隔に置かれた木製のテーブルと椅子を見ると、どこか寂しい気持ちになります。やはり、東京は賑やかであってほしいですよ。

・テレビ朝日

 テレビ朝日と言うと、私はドラえもん、クレヨンしんちゃん、ミュージックステーション、アメトークを思い浮かべます。最近はどれも見なくなってしまいましたが、昔は結構欠かさず見ていた記憶があります。
 テレビの未来もどうなるのやら。それはさておき、私は隣にある毛利庭園に向かいました。

・毛利庭園

 この空間だけは、厳かで清らかな空気に包まれています。毛利庭園。私が散歩をしていて、一番気に入った場所です。青々とした植物たちが、四月の風に揺られて気持ちよさそうにしている姿が、生命の喜びを表現しているようで素敵でした。

 どこを撮っても、美しい。あまり主張せず、ただただ時の流れに任せて存在する水や葉を見ていると、忙しなく生きる人間であることを疑問に思ってしまいます。もちろん、人間を辞めることなどできませんが、落ち着いた気持ちで、過度な主張はしないで穏やかに生きていたいと感じました。

 おそらく、クルメツツジです。花言葉は、「情熱」だそうです。良いですね。私が欲しいものの一つです。この花のように、私も「情熱」を持って生きていたいですね。

・ママン

 元々は彫刻家のルイーズ・ブルジョワが生み出したアート作品のようで、世界中に同じようなママンがいるみたいです。東京にあるのは、その一つのようですね。
 ママンはフランス語で、日本語で言うところの「母」です。なんでしょう、包み込んでくれる存在を表現したくて、蜘蛛にしたのでしょうか。

 しかし、異質です。東京の大都会に堂々と存在する巨大な蜘蛛は、正直「母」がもたらす安らぎとは遠い存在に思えてしまいます。私はまだまだ、アートを理解できる頭ではないようです。

 影もまた、独特だ。思わずドキッとしてしまいます。

 こんな感じで、時間の許す限り独歩をしてみました。いかがだったでしょうか。
 森タワーのところでも書きましたが、六本木ヒルズ全体が洗練されていて、隙を与えない造りをしているように感じました。正直、私は畏怖の念を抱いてしまう場所ですね。ただ、毛利庭園は好きでした。やっぱり、自然豊かな場所の方が性に合うのでしょう。

 六本木はカレーも高いのよ。


 それでは、今回はこの辺で失礼します。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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