マガジンのカバー画像

アオマスの詩集

245
フワフワと頭に浮かんでいる言葉たちを一本の糸にするように紡いでいき、詩にしてみました。様々な感情に揺さぶられながら、それでも言葉にしてみたい愛や希望などを詩にできたらと考えていま…
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

サステナブルラブ(再掲)

ペットボトルが転がった 空き缶が踏み潰された 大木が伐採された 夢見る人間の希望が消えた …

蒼乃真澄
11か月前
15

帰り道(夏のまにまに)

 花火か。  帰り道、俺は缶ビール片手に夜空を見上げる。  久々に見たな。花火。  そうい…

蒼乃真澄
11か月前
19

夏、風、胡瓜(夏のまにまに)

夏、風、胡瓜。 育つ彼と、死にゆく蝉。 恋をする私と、散る花火。 波打つ海と、腐る西瓜。 月…

蒼乃真澄
11か月前
11

人生を燃やす(夏のまにまに)

 表現者になりたかった僕は、自分で映画を撮影することにした。  映画とは言っても、たった…

蒼乃真澄
11か月前
15

ふわふわ雲(夏のまにまに)

 ふわふわ雲に乗って  どっか行きたいなあ  なんて空想を空に描いて  レッツゴー 夏日和 …

蒼乃真澄
11か月前
18

夏のまにまに

意志って言葉は大事 自分を捨てちゃいけない だけどたまには力抜いて 夏のまにまに 委ねてみ…

蒼乃真澄
11か月前
15

土手沿いを走る少年(夏のまにまに)

何故だろうか 僕はピッチャーにならなかった グローブをつけることもなかった バットを振ることもなかった ボールをキャッチすることも 一塁に走ることもなかった いつだって少年は走っていたのに 僕は走ることがなかった ボールはどこへでも飛んでいくのに 僕は追いかけることをしなかった ホームランを夢見た少年は鍛えていたのに 僕は何もしてこなかった 少年は一生懸命努力してきたのに 僕はただただ夕日を眺めていた それでも少年は大人になってから 万引きをして捕まってしまった 僕はスーパー

帰郷、甲子園(夏のまにまに)

実家にて、甲子園を見る そうめんすすりながら 爺ちゃんが応援するのは 地元の埼玉県代表 知り…

蒼乃真澄
11か月前
7

スロー毎日(夏のまにまに)

だらだら、だらだ だらだら、だらだ 熱中症注意ってお天気キャスターが言う その顔は涼しげ …

蒼乃真澄
11か月前
14

プールサイド(夏のまにまに)

灼熱のプールサイド 僕は今日も日陰で休む 同級生たちはわいわいと 気持ち良さそうに泳いでる …

蒼乃真澄
1年前
9

終春(夏のまにまに)

 春が終わった。  そんなこと、誰だって知っている。  桜が散った。  そんなこと、誰だっ…

蒼乃真澄
1年前
11