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SEOって何?ブログを書き始める前に知っておきたい「検索エンジン」の仕組み

こんにちは。

中小企業でマーケッターとして働く、まっすーです。

私は日頃、集客周り全般のお仕事をすることが多いのですが、最近は特にオウンドメディアの運営に力を入れています。(カッコつけましたが、まぁ、ブログですww)

企業としては、育てれば立派な資産になるブログですが、書きたい事を書いていれば上位に表示されるほど甘い世界でもありません。(私も現在、絶賛格闘中です!)

と、まぁ、現在学びながら、ガリガリ執筆もしているのですが、今後チームも大きくなってきた時に一から全てをお伝えする事に限界を感じ、せっかくなので学んだ事をnoteに書き溜めていくことにしました。

第一回の今回は、ブログを育てるうえでは切っても切り離せない、「SEOとは何か?」について解説していきます。

WEB担当者ではない方でも、日ごろ利用しているサービスの仕組みが知れるので、ぜひご覧になってみてくださいね!

まずは言葉の定義から!

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では、さっそく始めていきます。

まず、そもそも「SEO」という言葉の定義ですが、これは「Search Engine Optimization」の略です。


日本語にすると、

Search Engine・・・検索エンジン

Optimization・・・最適化

となります。


つまり、「SEO」とは、「検索エンジン最適化」のことを指します。


検索エンジンって何?

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この検索エンジンですが、役割は単純明快です。

端的に言えば、皆さんも日頃から行っているであろう、インターネット上での検索行為(問い)に対して、求めているコンテンツ(回答)を提示することが役割です。


例えば、週末に友人とご飯に行こうと約束をしたら、お店を探しますよね。

その時に、「地域名 ランチ おすすめ」みたいに検索をすると思います。

すると、おすすめの飲食店を紹介するまとめ記事だったり、飲食店情報サイトだったりが出てきます。


このように、あなた(検索者)が欲しいと思っている情報を届けることが、検索エンジンの役割ということになります。


無数のコンテンツの中から、どうやって選別するの?

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ここで1つ、勘の鋭い皆さんであれば疑問を持つと思います。

「そもそも無数に存在するインターネット上のコンテンツの中で、なんで今の検索結果が出てくるの?」

皆さんの心の中を代弁するとすれば、こんな感じでしょうか。。。


実は、普段皆さんが何気なくしている検索行為の裏側では、もの凄く緻密な作業が行われているんです。

順を追って詳しく説明しますが、次の3ステップを検索エンジンが高速でやっているからこそ、皆さんの元にはものの数秒で検索結果が出てくる仕組みになっています。


①インターネット上の情報を集めて整理する

②検索意図を解釈する

③役立つ情報を優先的に提示する


では、1つずつ説明していきます。


検索エンジンの仕組み①インターネット上の情報を集めて整理する

初めに、インターネット上に無数に存在するコンテンツを広い集める作業から始まります。

これを専門用語で、「クローラー」と言います。

イメージとしては、こんな感じです。

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次に、集めてきたコンテンツを無造作に放置するわけにもいかないので、いつでも取り出せるように整理整頓しておきます。

これを専門用語で、「インデックス」と言います。

インデックスは「索引」とも訳せますが、まさにインターネット上のコンテンツに索引を割り当てていく作業だと思ってください。

イメージはこんな感じです。

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よく、仕事がデキる人のデスクはキレイと言いますが、そういう意味でいくと、検索エンジン君は超絶仕事がデキる奴ですね。


検索エンジンの仕組み②検索意図を解釈する

これで、皆さんからの検索を待ち構える体制が整いました。

この状態である特定のキーワードが打ち込まれたとき、検索エンジンは皆さんがどんな回答を求めているのか、検索の意図を探ります。

これは検索エンジンに限らず、私たち人間も日常的に行っている行動です。

例えば、「渋谷 ランチ おすすめ」と検索したとします。

この時、返ってきた回答がこんな感じだったらどうでしょうか?

新宿

きっと、この記事を読んでくださっている慈愛に満ちた皆さんでしたら、「そっか、そっか、そんな事もあるよね!」と慰めてくれるかもしれませんが、恐らく大半の人は「ファッ!?」とお怒りモードに突入しそうです。

そうならないように、過去の検索結果などから推測して、検索の意図を理解し、どんな回答を返せば良いのかを解釈してくれているんです。

つまり、扱う範囲が広いだけで、私たちが普段、誰かに質問をされた時に「どんな回答をしたら、この人にとって一番良いかな?」と考えるのと全く一緒ということですね。


検索エンジンの仕組み③役立つ情報を優先的に提示する

検索意図が正しく理解できたら、最後に行うのは最適なコンテンツの提案です。

ところで皆さん、先ほどの「渋谷 ランチ おすすめ」というキーワードに関して、インターネット上に、いくつのコンテンツがあるかご存じですか?

その数なんと、約66,500,000件!(2021年5月1日時点の数字です)


「ファッ!?」


もはや、慈愛に満ちた皆さんでも、この一言しか思い浮かばなかったのではないかと心中お察し致します。

こんな中から順位をつけて、瞬時に回答を返すなんてことは、到底人間では出来ません。

そこで、その代役を果たしてくれるのが、「アルゴリズム」という仕組みです。

200以上にもおよぶと言われる評価指標を元に、1つ1つのコンテンツに評価をつけ、ランキング形式に表示するという離れ業をやってのけています。


ちなみに、今でこそキチンとした評価が付けられるようになってきたアルゴリズムですが、開発当初は抜け穴が多く、いわゆる「ブラックハットSEO」という言葉ができたくらい、アルゴリズムの弱点をついて本質的に価値の無いサイトが上位表示されていた時期もありました。

アルゴリズムの歴史は、悪質サイト運営者との戦いの歴史でもあります。


それでは、ここまでの内容をまとめてみましょう!


結局、SEOとは…

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まず、SEOとは「Search Engine Optimization」つまり、検索エンジン最適化の略でした。

そして、検索エンジンの役割は、あなた(検索者)が欲しいと思っている情報を届けることでした。


さらに、インターネット上に無数に存在するコンテンツの中から、最適なコンテンツをランキング形式で表示する仕組みとして、以下の3つをご紹介しました。

①インターネット上の情報を集めて整理する:クローラーとインデックス

②検索意図を解釈する:やってる事は人間と一緒

③役立つ情報を優先的に提示する:アルゴリズム


つまり、SEOとは、検索エンジン(もっと言えば、アルゴリズム)から高い評価を受け、ページを上位に表示させることを目的としたあらゆる施策のことを指します。


文字通り、、、

Search Engine・・・検索エンジン

Optimization・・・最適化

です!


ちなみに、SISTRIX社が行った調査によれば、検索順位とクリック率には大きな相関が見られることも分かっています。

※クリック率の計算式は、「クリック率(CTR) = クリック数/表示回数(インプレッション)× 100」となります。

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引用元:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid – SISTRIX


では、私たちはSEOとどのように向き合っていけば良いのでしょうか?

次回は、SEOとの向き合い方について、解説していきます。

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