見出し画像

私たちの社会には市場の原理に任せてはならないものがある


塾ごときの言うことをまともに信じてはいけない。

そんなことは、いわずもがな、であっただろうに、今は消費に馴染みすぎて、わざわざ言わないとならない時代が来ている。

というか、もはやわざわざ言ってもたぶん理解されまい。

利益のために仕掛けられた消費に、疑いを持てない人が増えすぎたのだ。

私利のために提示された学習方法や取り組み方が、本質からかけ離れること、教育や学びから道を踏み外すことなど、そういう危険を常に孕んでいることくらいは、考えればわかること。

ところがそれに疑いすら持てない。

こうでなければならない、こうしなければならない、と消費のために仕掛けられたものを、いとも簡単に受け入れてしまう。そんな時代が来ている。


もしここから救いがあるとすれば、それは自身が学ぶこと、だろう。


さて。

今となってはわかる人にだけ伝われば良いし、わかる人と共に歩もう。


(おわり)


記事を気に入っていただけると幸いです。NPOまなびデザンラボの活動の支援に活用させていただきます。不登校および発達障害支援、学習支援など、教育を通じたまちづくりを行っています。