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模試とテストとこれからの学び方/不安を煽られない生き方

なぜ僕が、今は模試に対して意味がなくて、ここなら学校の習熟度テストと学校での成績でコトが足りると考えているのか。


もちろん、かつては今とは違っていたので、ご存じの通り大会場を借りて、模試を作成してやっていた時代もありました。確か、徳山大学や徳山高専など学校などもお借りして100人規模で例年何度かやっていました。下松とかのおっきなホールみたいなところとか、思い出深い。

教室の子は無料での実施でしたし、当時からこれはほとんど志だけでやってました。 

外の子にはかなりの低料金で受けもらっていたかと思います。

当然、いっさいの営業はしていませんよ。そこから誘導するのかは簡単ですからね。特に当時から営業のための無料模試は業界内でも悪者扱いです。今は仕掛けられた消費に対して無頓着で無思考な時代ですから、世は大きく変わったものです。

だから塾外の子にも、親御さんからは実はかなり感謝されていたのでした。卒業してお礼に来られる方もいたくらいです。

ある程度やっていて、当時はその必要性を感じていましたから、地域のためにこれを広く無料化するためのプランも練ってはいたのですが、僕の尊敬するテスト関連の業者のある方が、業界を見限って辞められたので、実施には至りませんでしたけれど。以前はごくわずかながら志がある方もいたんです。


その上で、今はね、という感じです。  

   

ひとつは、僕が、子どもたちの理解の具合と点の出方を、思考の癖や仕方などを日々みていることがあります。5教科分すべて。

どの教科でどういう問題を解くと、どのくらい戦えるかが、ある程度の精度で把握しています。

それともちろん、小学中学の通知表や成績表、テストそのものは、毎回子どもたちには全部見せてもらっています。


これ前提で、他にもあるんですが、長すぎるので割愛。


あと、まあ知られてないので言うようにはしてますが、業者模試の判定にアドバイスをしていたこともありましたから、この点ならこの学校、Aとか Bとか、そういうやつですね。僕が直接答えれば早い訳です。


だから、普段から、子どもたちには僕に聞いてね、と言っています。


はい。


大きく見ると、他者は気にせず、しっかり自分の実力を上げることに集中できる、よい時代になってきたともいえますね。お金儲けのためだけに競争を煽る必要はない。


自分の頭を使ってしっかり考えながら、戦略計画的に学べる子が有利なことは間違いありません。

このことについてはまたいずれ詳しく書くこともあるでしょう。



(おわり)



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