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宿題という名の鎖/「余白」と「あそび」

宿題でがんじがらめにするよりも、
自由な時間、すなわち「余白」を与える方が、
子どもたちの成長にとってよいのでは?と思っています。


(そもそも昨今の宿題課題には、質を問わねばならないものが多すぎることも問題です。出すものが尽きて無理矢理出してる感があることもしばしば。公教育が出しているものであっても首をかしげてしまう質のものが今は多く存在してしまっています)


親御さんの中にも、子どもが宿題に縛られている方が安心する、というような方が増えているようにも感じています。


考えてみてください。


あなたは家に帰っても、持ち帰った仕事でがんじがらめにされたくはないでしょう。
言われてもないのに自分から取り組むそれ、やりたくてやるそれ、とはもちろん別物です。

子どもたちの成長を考えるならなおさら、です。


すでに地域では小中高で一貫した束縛強制の課題宿題で、主体を見失った若者が多く創出されてもいるのです。

すでに結果まで出てしまっている。教育畑の人たちがそれについては言及しないことも、理解に苦しみます。


「余白」や「あそび」が極端に少なくなってしまった時代に。


(おわり)





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