【数字は語る その2】内申点と受験/不利なのは誰?
【数字は語る その2】
さて、その2。
実際に起こっていることを書いておく。
まず先に、あくまでも僕の見たリアルである、ということを断っておく。
高校入試。
僕がこの6−7年の間で、多くの子は進みたい高校に合格してくれている。
ほとんどの子(9割以上)は、である。
では、どういう子が、望む結果にならなかったか。
これが、実は、一通りしかない。
リアルなので、一応お伝えしておこう。
それは・・・
不登校経験者であったこと、
もしくは、
発達障害の子、またはそれに準ずる特性で先生サイドを困らせた経験がある子、
以上だ。
実際のところ、わずか数人ではあるが、全員がこれに当てはまる子である。
もちろん、本番の点数は、十分に取れている。
それまでのテストの点数や、本番の自己採点などもし、点数は取れているのがわかっている。
さて、内申点というのは一体何のことなのか。
さらに、ここに該当しない子にも、
割と大袈裟に学校の先生を困らせるような面倒ごとに巻き込まれるような子もいたが、そういった子も、無事、進みたい高校に進んでいる。
よくある昔ながらのヤンチャ、は、さほど影響がないということか。
ただ、これはこれで、ポジティブだとは思う。
そういう許容は欲しい。
いずれにせよ、僅かながらの事例とはいえ、
リアルはリアル。
幸い、不登校の子を意識した入試制度の改編は徐々に進みつつあり、
この点は非常に前向きに捉えているし、
もっとこれが進む必要があるだろうと考えている。
さて、皆さんは、どうお考えになるだろうか。
(おわり)
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