江戸か明治か、はたまた昭和か/心を込めて丁寧に、膝をつけねばならない雑巾掛けに思うこと

普段、時事ネタとニュースは、リンク先のリンク記事が消えちゃったりするので、ここでは書いてないのですが、身近な話題なのでご紹介します。


ニュース映像中、流れる、「雑巾掛け」の姿。
The・江戸的なやつで、「膝を折って丁寧に」やるわけだけど、これって他県だと、問題視されてニュースになるやつですよね。


どこかと思ったら我が県(山口県)、そして我が街の、中心部の学校ではありませんか。今始まったことではないとはいえ、愕然とします。


まあ、最近思うのは、メディアの人もわざと撮ってる感のものが増えましたね。
これって、大丈夫?、というような問いかけ。
(このニュースに掃除の画はそれほど必要がないはずで、しかもその尺が長い)
メディアの知り合いやもともとの仕事仲間も多いのであえて言及しますけど、それはとてもまともな感覚だと思いますよ。

それでもなお問題にすらならないのは、トップダウンの強い山口県ならではでしょう。

地域の大人がもっと声をあげねば。
こうしたことがスルーされているだけで、
感覚のズレや知性のなさがバレています。

残念ながら飲み込まれているのですよ、かつてのフツー、自分たちの昭和はこんなものだった、に。
もはや令和なんですが。

とりあえず、僕はこの辺りでは教育として意識の高い場を作り、意識の高い方に囲まれているため、市外や家の遠いご家庭はもちろん、
引越し、転校で来られた県外の方がうちに通われることが多いです。
そうした他県からの皆さんが、ほぼ例外なく、山口県の教育現場をみて、時代遅れ感を強く持たれます。いわゆる、「ひく」んですね。

そんなとき、親御さんの台詞はこうです。

「私がおかしいのでしょうか?」

周囲の多くはあたりまえに振る舞っている。
学校も保護者も。
疑問視する声も上がらない。
だから、「私の方がおかしいのでしょうか?」と。


さて、みなさんは、どう考えますか?


(おわり)







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