文系大学院生A

文系大学院生。国語科教員やってます。

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私学教員就活をしようとしている大学生&院生へ

 随分と久しぶりになってしまった。今日は私立学校の教員を目指している現役の大学生と院生に向けての記事を書いていきたい。 1私学教員の採用情報を探すには 私立学校の教員採用情報を探すのにはいくつかの方法がある。方法自体は検索すればいくらでも出てくる。noteにも先輩方の素晴らしい記事が沢山ある。詳しくはそちらを参照してもらいたい。僕が実際に利用したものを紹介する。 ①私学教育研究所の「教職員募集情報」  とりあえず毎日これを見る。自分の教科の欄に〇がついている学校のサイト

    • 忘れられない先生

      忘れられない先生は何人かいるが、今日は最も心に残っている先生の話をしようと思う。 その先生は春の麗らかな陽光を思わせるような人だった。その穏やかな人格と授業のスタイルから先生は皆から好かれていたと思う。先生は僕の部活の顧問でもあったので、僕は随分とお世話になった。 部活で好きにやらせてくれた先生には今でも感謝している。 高校生になる前くらいには僕も教員を目指そうと決めたのだが、「あなたなら心配ないわね」と言っていただいたのを覚えている。放課後、部活が終わって渡り廊下を歩い

      • 新年度恒例の大掃除・席替えを控えているが、毎年大量の紙ごみを見る度に学校現場のペーパーレス化を叫びたくなる。

        • 日文・国文系の学生に役立つ調べものサイト

          昨年度、図書館にも気軽にアクセスできない上半期を乗り越えられた研究職・教職・学生の皆さま、お疲れさまでした。今年度も駆使できるものは駆使してやっていきましょう。 さて今日は、日文・国文系の学生に役立ちそうなリンク集を紹介したい。自らの調べものの利便性向上のための備忘録的な側面も強いが、誰かの役に立てればうれしい。教員向けのサイトもあるので、若手の先生と情報交換ができたらさらにうれしい。 1.国立国会図書館Webサービス一覧学位論文執筆の際にも非常にお世話になったこの一覧。

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        私学教員就活をしようとしている大学生&院生へ

          一寸先は闇かもしれないし、光かもしれないが、ともあれ今年度走り切ったことに感謝したいです。研究職、教職の同志の皆さま、お疲れ様でした。来年度も学問の歩みを止めないために頑張りましょう。

          一寸先は闇かもしれないし、光かもしれないが、ともあれ今年度走り切ったことに感謝したいです。研究職、教職の同志の皆さま、お疲れ様でした。来年度も学問の歩みを止めないために頑張りましょう。

          授業参観、若手教員はどう向き合う?

           延びに延びたが、ついに迫って来た授業参観。学校の設備と、教員と生徒の日常を保護者の皆さまにお見せする時期だ。今日は若手教員が授業参観にどう向き合うか、というテーマで書いていきたい。 1.まず、大前提として 保護者の皆さまは、「自分の子ども(生徒)がどのような様子で過ごしているか」を見に来ている方が大半。つまり、教員の粗探しをしに来ているわけではない。従って極度に緊張する必要はない。ただし、当日のスムーズな授業運営のために事前に仕込みをしておくことは大切だ。僕がやっている準

          授業参観、若手教員はどう向き合う?

          オンライン授業の感想(授業者として)

          1.学生であり、教員である立場から 先日、受講者としてのオンライン授業の感想を書いた。  今日は、授業者としてのオンライン授業の感想を書く。僕は学生(受講者)と教員(授業者)両方の立場であるので、何かしら書き残してみようと思う。 2.前提として 今はとにかく、出来ることを、あるものでやっていくしかない。生徒は嫌々受講するかもしれない。それでも今は、やりながら改善していくしかない。立ち止まっている暇はどこにもないのだ。オンライン授業をやる。何らかの事情で受けられない学生には

          オンライン授業の感想(授業者として)

          9月入学について、僕が思うこと

           コロナ禍関係なく、僕が納得できる9月入学のメリットは次の通り。 ・留学との接続がスムーズ ・各種夏季大会を春頃に開催できる  そして、デメリットは次の通り。 ・真夏に卒業式、残暑厳しい時期に入学式を行うことになる  他に挙げられている反対意見は、デメリットというより、実施に伴う困難及び弊害なのではないか。混同してはならない。日本教育学会の会見も、デメリットと困難を混同しているように感じた。それは別の問題だ。  とはいえ、僕は今年の9月入学実施には反対だ。あまりに

          9月入学について、僕が思うこと

          オンライン授業の感想(受講者として)

          1.noteで探る、オンライン授業 オンライン授業を受講してみた感想は、至る所に転がっている。中でも、岩澤直美さんの以下の記事は非常によく纏まっていて、教員としてとても参考になった。  また、慶應義塾大学SFC総合政策学部の井庭崇先生のまとめ記事は、共感できるところも多く、一人ではない、と思えた。このように智慧を集められる時代に生きているのは幸せだ。 2.自分自身が受講して感じたこと ここからは、僕自身がオンライン授業を受講して感じたことをメモしていきたい。 ①授業者の

          オンライン授業の感想(受講者として)

          文系大学院生と、コロナ禍

           コロナ禍と言われるこの時代に文系大学院生という何とも珍妙な肩書きで生きている。大学院生ですと自己紹介をすると、理系か、法科だと思われるのが常だ。  僕は大学院生として論文を書く傍ら、教員としても生活している。どちらとも僕にとっては大切な仕事だ。  さて、コロナ禍で教育現場にも変革の波が押し寄せてきた。対面で授業をすること能わず。図書館も閉まっているので研究も進まず。家に籠るしかできない中で考えたことについて、備忘録も兼ねて書いていきたい。ゆくゆくは、文系の大学生や高校生

          文系大学院生と、コロナ禍