拡大し続けるMassteryの活用用途の幅
皆さん、こんにちは。高速検索の会社、フォルシア株式会社でデータクレンジングを担当しています。秋山と申します。
Massteryは主に商品情報をデータクレンジングするために作られたSaaS型のツールです。リリース当初は主に商品情報の変換や更新にご活用いただくことを想定しておりましたが、最近は他の用途にてご活用頂く機会も増えていますので、その活用事例についてご紹介します。
不動産情報
Massteryでは住所情報の名寄せが可能です。かつ、郵便番号や電話番号の正規化もできますので、既存のお持ちされている不動産情報をより有効的に活用することができます。
また、備考欄にあるような情報からフラグ化したい項目がある場合は、指定のワードを登録することでフラグを付与することができます。
顧客情報
CRMやSFAにあるような顧客情報もMassteryを活用できます。前述の住所や電話番号のデータクレンジングはもちろん、Massteryには名称にフリガナを振る機能があるので、名前等にフリガナを振ることができます。
その他、重複チェック機能を活用することで、同じユーザーが複数登録されていないか、全角・半角の統一などを行ったうえで判定することができます。
POSデータ
商品情報と非常に近しいですが、MassteryはPOSデータのクレンジングも行うことができます。異なった小売店から異なったフォーマットで入稿されると思いますが、Massteryならば、異なったフォーマットでも自動でカラム名を名寄せした上で、分析可能な統一フォーマットに変換してくれるので、分析までのリードタイムを大幅に削減することができます。
また、JANコードの桁数チェックや単位の処理は、現状のMassteryの機能をそのまま活かすことができるので、「6缶×4つ」や「1ケース(24本入)」など、不揃いな情報でも名称と単位を統一した上で、アウトプットを出すことができます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。データをクレンジングすることは、そのデータに基づくビジネスの競争力の獲得につながります。本記事を通じて、少しでもそのイメージを持っていただけたなら幸いです。
データクレンジングを行うメリットについては、本noteで過去にも様々な切り口からご紹介しています。データクレンジングに興味をお持ちいただけた方は、ぜひ過去の記事も読んでみていただけますと幸いです。
Massteryではデータクレンジング・データ整備に関する無料相談も受け付けておりますので、データクレンジングを検討されている方は、お気軽にご相談ください。
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