イシューって何？

イシュー（Issue）って何？
一言で言うと、重要な問題や論点は何かを特定することです。

■イシュー（Issue）って何？

イシューとは、問うべき問いです。
議論すべき重要な問題や論点は何かを特定することです。

考えたい、考えやすい事を議論するのではありません。
考えるべき問題に対して、論点を抑え続けて議論します。

仕事の会議においても、
この会議って何について考えて、何を決める会議なの？
とか、
当初の議題とは、全く関係ない議論に、いつの間にか変わっている会議
とか、

その他にも、
「この書類を週末までに提出して」
・・・・週末っていつなの？
金曜日？土曜日？日曜日？何時まで？
みたいな、ビッグワードで指示されたり。

会話って結構、曖昧に処理されて、
話し手と聞き手で、認識のズレが生じていることって多々あります。

これが、俗に言うイシューズレ。

そもそもの論点がお互いにズレていたことで、
トラブルや失敗、やり直しの原因になっています。
その結果、多くの人がストレスを抱えています。

ん〜実に勿体無い！

会話や会議をもう少し丁寧にするだけで、飛躍的に解決できます。

■イシューの特定やズレの解決策

当事者達が迷子にならないように事前にイシューを特定したいものです。
その解決策の一例ですが、

・まずは、「なぜ？」と疑問を持ってみよう
・この会議や業務の目的は何なの？
・本当は、何を解決したいの？
・問題となっている重要な要素は何？
・ビッグワードには要注意！
・会議の資料に論点を大きく記載する
・会議のホワイトボードに論点を書いておく
（会議終了まで論点は消さない）
などなど。

ぼんやりしている論点を小さく絞っていくと、
輪郭が見えてイシューが特定できます。
ただし、あまりにも小さくしてしまうと
インパクトの小さい議論にもなってしまうので要注意です。

■最後に
日常会話でも相手の発言に対して、前向きに疑ってみましょう。
そして、自分の発言に対しても言葉の解像度を上げた話し方を意識してみましょう。
そうすることで、お互いが、共通の認識のもとで、
問題となっている論点に対して、議論することが可能になります。

まずは、イシューを特定してから、物事を進めてみましょう。