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日常に潜むビジネスモデル

我が家の4歳の娘は、最近「こどもちゃれんじ」に夢中です。"こどもちゃれんじ"は、ベネッセコーポレーションが提供する幼児向け通信教育講座で、キャラクターのしまじろうは有名かと思います。 毎月の教材が届くのを楽しみにしている娘。ポストを開ける瞬間、届いているかどうか、毎日一喜一憂しています。 最初は無料のサンプル教材が届き、毎回夢中で娘は楽しんでいました。妻と相談の末、月額2,500円程度ということもあって、こんなに喜ぶならと思い、入会することを即決しました。 おそらく、こ

    • おすすめ小説『クライマーズ・ハイ』横山秀夫さん著

      横山秀夫さんの『クライマーズ・ハイ』のご紹介です。 物語の内容1995年に実際に起こった日航機墜落事件を元に描かれたフィクションです。 フィクションではありますが、著者の横山さんが元新聞記者、しかも当時の事件を担当したといこともあり、その内容や描写は非常にリアルです。 事故の詳細もリアルですが、登場人物の心情が生々しく描写されています。心をえぐられるほどの臨場感をぜひ体験していただきたいと思います。 この小説のおすすめのポイント報道の在り方はどうあるべきか、そもそも報

      • おすすめ小説『バルス』楡周平さん著

        楡周平さんの小説『バルス』のご紹介です。 『バルス』楡周平さん著楡周平さんは、経済小説からサスペンス、ハードボイルドと、作品のジャンルやテーマは幅広く、そのリアルさと緻密さで毎作品物語に引き込まれてしまいます。 今回は物流がテーマとなっており、サスペンスの皮を被った経済小説です。 物流が抱える闇が描かれており、容易に現実にある企業名を連想できます。フィクションでありながらも、虚実ないまぜのストーリーは、読み手を鬱々とした気持ちにさせ、危機感を植え付けます。その反面ページ

        • おすすめ小説『アポロンの嘲笑』中山七里さん著

          東日本大震災、原発事故をテーマにしたサスペンス。 東日本大震災からまだ5日後、管内で殺人事件が発生。刑事である仁科と、被疑者で逃亡中の加瀬の視点が交互に描かれ物語が進んでいきます。 読み進めていても、凄惨、陰惨、壮絶、そんな類の言葉しか浮かんでこず、安堵できる間はありません。登場人物たちが背負っている人生の重み、震災の凄まじさ、原発事故が引き起こす恐怖、これらがあいまって、読み進めていても心がずっと重苦しいままです。 だけど、はやくこの物語の結末を知りたい、そして全ての

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        • 1本

        記事

          天皇はなぜ男系継承ではなくてはならないのか?

          天皇はなぜ男系継承ではなくてはならないのか? 個人的に、天皇の継承の在り方に特定の意見がある訳ではないのですが、この論争を客観的に観た時に感じたことを記事にしておこうと思います。 なお、あくまでもここに書いてある内容は、個人の憶測、妄想、邪推などがふんだんに盛り込まれておりますのであらかじめご了承ください…。 色々な見解や意見がある中でとても腹落ちした意見を深堀したいなと思います。 それは、「特に理由はなし、過去ずっとそうだったから」というものです。 これは決して前例

          天皇はなぜ男系継承ではなくてはならないのか?

          伊坂幸太郎さんの『魔王』を読み終わり所感など。

          モヤっとする…。 遅ればせながら初めて伊坂幸太郎さんの小説を手に取りました。 こういう作風なのだろうか?気になるので別の作品も読んでみることにします。 いや、つまらなかったわけではないのです。 伏線の回収も、答え合わせも一切なし。という斬新な小説でした。 ただ、この小説のテーマを考えてみて気付きました。 「そんなに簡単に答えを教えてくれると思うなよ、甘えるな」と。 考えろ考えろ。 考えないことの愚かさ、危うさを説いてくれる一冊です。 早速『グラスホッパー』を

          伊坂幸太郎さんの『魔王』を読み終わり所感など。

          デビューまでの過程を露出する

          ジャニーズジュニアというコンテンツは改めて考えるとホント秀逸だなと。 グループデビュー前に「推し」を見つけてもらい、そのファンにデビューした瞬間にブーストしてもらえる。 デビュー時のインフルエンスの初速を高めるためのスキームとしてホントによくできているなと思います。。 さらにはジュニアという練習生のコンテンツ化でマネタイズにもなっている。 これって最近だとNiziUを輩出したNizi Projectnijiuもそうだし、ちょっと昔で言うとモーニング娘。や鈴木亜美さんを

          デビューまでの過程を露出する

          支離滅裂放談、読書感想文編。『カエルの楽園』を読んで。

          支離滅裂放談、読書感想文編。『カエルの楽園』を読んで。 百田尚樹さんの『カエルの楽園』を読んだので、支離滅裂にその感想を記しておこうかなと思います。 なお、ここに書いてあることは支離滅裂の放談で、私の憶測、邪推などがふんだんに盛り込まれておりますのであらかじめご了承ください…。 ちょうどこの記事を書いている日が憲法記念日でした。日本国憲法が施行された日です。草案をアメリカが作っただとか、いやいや日本が作っただとか、そんな論争があるとかないとか…。 『カエルの楽園』は日

          支離滅裂放談、読書感想文編。『カエルの楽園』を読んで。

          「辛かったら逃げてもいい」という選択肢を常に持っておくこと。

          「辛かったら逃げてもいい」という選択肢を常に用意しておくということは、生きていく上で非常に大切なことである。様々な局面で、この選択肢があるだけで救われることが多いだろう。 ただそれが「戦略的撤退」なのか、もしくは「現実逃避」なのかという見極めは難しく、「逃げてもいい」を大義名分に現実逃避を繰り返すと、自分の成長の機会を失い続けるリスクもあるから気をつけなければならない。 「逃げるが勝ち」という言葉もあるように、敢えて逃げたほうが結果的に利益を得られるということもある。しか

          「辛かったら逃げてもいい」という選択肢を常に持っておくこと。

          変革の必要性

          何かを変える時は、デメリットはつきものだ。 そのデメリットを甘受し、何かを変えようとするのは、そのデメリットを上回るメリットの享受を目指すためだ。 だがしかし、なんとなくの危機感や、何かしないといけないという理由から、とりあえず何かを変えてみようという、変革が手段ではなく目的となってしまっている経営層がいらっしゃる。 組織を変革しようとしている経営層に、なぜ変える必要があるのかと問えば、「このままではまずいから」という何の具体性もない回答しかない。 そんな具体性もなく

          変革の必要性

          プロスポーツ興行のチケット販売における抽選販売の意味合いについて

          Jリーグやプロ野球などのプロスポーツ興行のチケット販売における抽選販売の意味合いについて考えてみたいと思う。 チケットを販売する際は、一般発売の前にファンクラブ会員に向けて先行販売を実施することが通例だ。 この先行販売の方法には二通りあり、先着販売と抽選販売がある。 発売開始日が決まっており、早いもの順で販売をするのが先着販売。一定期間のエントリー期間があり、チケットの購入を当落で決めるのが抽選販売である。 この2つの方法にはそれぞれメリット、デメリットがある。抽選販

          プロスポーツ興行のチケット販売における抽選販売の意味合いについて

          たったの3STEPで業務の効率化ができる!

          こんにちは、今回は『業務の効率化』の具体的な方法をお教えしたいと思います! 業務時間を短縮して、有意義に時間を使えるよう、この記事を参考していたければ幸いです。 さて、それではさっそく解説していきましょう! 業務の効率化の方法、どのように進めればよいか? 業務の効率化の手順としては3つのステップを踏みます。 STEP1:そもそもこの業務は必要なのかを確認する STEP2:この業務の成果物の見直しをする STEP3:成果物作成の過程の見直しをする STEPの1と2に

          たったの3STEPで業務の効率化ができる!

          サンクスコストの呪縛

          みなさんこんにちは、幸せサラリーマン養成所のまっさんです。 みなさんが幸せなサラリーマン生活を送れるよう、様々なノウハウやスキル、考え方、役に立つ本などを短時間で紹介していきます。 さて、今回はサンクコストの呪縛についてみなさんにシェアしていきたいと思います。 みなさんは、実はもう飽きてしまっているスマホゲームを日々惰性で続けてしまったり、おもしろくない本をせっかく買ったのだからとムダに読み続けてしまったり、そういう経験はありませんか? これが今日お話しする『サンクコ

          サンクスコストの呪縛

          ゲーム見聞録~第1巻~#創造神と人間のサガと。

          この世には多くの創造神が存在するけど、その神々ごとに世界の色は異なるよ、というお話。 全知全能の神もいれば、世界を半分くれちゃう神もいれば、チェンソーでぶったぎられちゃう神もいるわけですが、神々ごとにその個性はまったく異なるので、創造される世界も多種多様なものになるということです。 さて、時は1980年代後半から1990年代前半、この頃の少年達は皆RPGを求め彷徨っていました。とにかく良質なRPGゲームに飢えていたのです。 おもしろいRPGゲームに出会いたい。かくいう僕

          ゲーム見聞録~第1巻~#創造神と人間のサガと。