木谷正人 ┃ LTV向上マーケター

CRMを追い求め、この世界に20年走ってきました。その道のプロに教わり、"叩…

木谷正人 ┃ LTV向上マーケター

CRMを追い求め、この世界に20年走ってきました。その道のプロに教わり、"叩き上げ" の専門家となりました。 既存顧客のリピートや継続といったCRMでお悩みのご相談は trick52nextstage@yahoo.co.jp までお気軽にどうぞ。

最近の記事

引き継ぐ経営 次のヒント "ツギノジダイ"に掲載されました

朝日新聞社が提供する事業継承者や経営者向けのオウンドメディア、 "ツギノジダイ" で執筆した記事がアップされたので告知させていただきます。 内容は、クラウド型の顧客管理システムについて、国内ツールに絞って、今のコロナ禍での営業活動のあるべきをツールの活用に絡めてご紹介させていただきました。

    • LTVシミュレーションの概念

      このLTVに関する試算は事業の特性によっては単一ではないと思いますが、非常にシンプルにLTV=顧客1人あたりの事業売上を算出するための概念を いつものように図示しました。 顧客が商品やサービスを購入する場合に、いくつかのジャンルが存在して、 図示した以外のものもあると思いますが、考え方しては基幹の商売に対して顧客の購入回数×客単価からLTVを割り出すというものです。 付帯サービスや他ブランドなどの購入については、1人の顧客をデータで追うことが可能であれば、精緻なLTVが算出で

      • MAの正体を分解してみた

        マーケターにとって、サイトで気になるマーケティングメソッドを検索すれば大概のことは調べがつくという便利な世の中になったと思います。 概念や定義も教えていただけるのは、大変にありがたいことですので、その点ではインプットする苦労がなくなった一方で、言葉の乱立や定義の不明瞭さなども相まって、目的と手段があべこべになることも多くなったと思います。 先日、「シナリオ考えて」の指示を受けた苦い経験から、このテーマを書きました。しかし、それでは不十分という気づきも得ました。前回は6つの要素

        • MAでよく言う「シナリオ」って何 !?

          これは、この手のマーケティングシナリオ(広義のCRM)に関して、 当時「シナリオ考えて」と何度も指示されていた頃の辛酸をなめた記憶を 再構成した話です。 一つの面白い話、というかある意味情けない話として斜め読みして頂けると非常に有難いです。 ところで、昨今マーケティングオートメーションのシステムがTVCMで流れるのを見ると、、どうしても違和感を覚えます。※個人の感想です。 このコラムをご覧いただいているので、もうCMが頭をよぎられたと思いますが、MAと略されるマーケティン

        引き継ぐ経営 次のヒント "ツギノジダイ"に掲載されました

          CRMとストーリーの関連性

          ダイレクトマーケティングでは欠かすことができない「ストーリー」の話です。マーケティング関連の本でもストーリーが必要だということを唱えているケースは多いですし、丸必だと私も思っています。 さらに、CRMは教育であると謳っていますので、当然ストーリーがなくては共感も生みませんし、理解も得られません。記憶に留められるのも、強烈なストーリーがあってこそだと思います。 しかし、一言でストーリーが必要なのは分かっているとしても、ストーリーの構成要素が分からないことには必要であることが腹落

          CRMとストーリーの関連性

          通販同梱ツールの10の目的と他社事例

          通販事業者にとって、お客様に届ける商品と一緒に入れるチラシなどの ツールは、最も効果的な販促手段であることは間違いありません。 「同梱物は最強のメディア」と以前、事業コンサルしてもらった先生にも そう教わりました。しかし、このツールも用途は明確でありながら、 顧客の購入回数や商品によっても異なりますが、果たして、どういう 組み合わせが正しいのか?を考えてしまいます。 同梱物単体での効果は測りにくい…という前提同梱物は、クーポンなどの様に購入時に特定できるもの以外、特にリピー

          有料
          10,000

          通販同梱ツールの10の目的と他社事例

          ダイレクトマーケティングの基本原則

          ちょっと、話を手前に戻したいと思いましたので、ダイレクトマーケティングの基本原則に立ち返ろうと思います。 #1以降は、CRMとは教育である、教育とは「人間を望ましい姿に変化させ、価値を実現させる活動」と定義づけました。図解では真ん中がCRMとなります。 なぜ、ダイレクトマーケティングにおいて集客→販促ではなく教育が必要なのかは、「ダイレクト」・・・つまり、事業と顧客が直接的だからです。 当然のことをお話ししていますが事業と顧客が直接的で、かつ非対面であるダイレクトの特性を

          ダイレクトマーケティングの基本原則

          何を信じさせればよいのか?3つの感情

          前回、サブスク型モデルにおけるCRMは「教育」であるという定義の基に、 何を教育すればよいのか?のテーマの続きです。さて、その教育をお話しする前に、私たちには無意識の中で抱く感情があるという前提に立って考える必要があると思います。 それは、「自分の考えは間違っていない」という強い感情に支えられていることです。 ですので図解の通り、「時間、金、批判」に対する感情が浮き彫りになると考えます。そして、私たちは本能的に揺さぶられてしまいます。 だから、信じたい。 安心や安全という拠

          何を信じさせればよいのか?3つの感情

          サブスク型モデルにおけるCRMとは何か

          これまでは単品通販と呼ばれる健康食品や化粧品などの定期コースという 自動的に毎月1回、商品を届ける通販事業者には馴染みのある概念でした。 しかし、昨今、サブスクという言葉が定着し、オンラインフィットネスや 英会話、Amazonプライムなどの動画視聴などの "サービス" に広がってきました。 ここで、重要なことは継続的に安定収入を得るための商売の原則を今っぽい売り方にしているだけで、根幹は同じです。そもそも電気・ガス・水道、電話代などのインフラは"切られたしまったら生活でき

          サブスク型モデルにおけるCRMとは何か