アラサーになって思うこと

「30代は結婚してて、旦那さんがいて、子どもも2人くらいいて、ママ友とご飯したりそこらへんの道で立ち話したりしてるんだろうな~」

子どもの頃から漠然とそんな30代を思い描いていた。
大人になったら、親と同じように、自分も自分の家庭を持つのだと。

実際30代になった今はどうだ。

同居している家族は猫が1匹(最高にきゃわいい)
旦那さんはおろか彼氏なし
毎日LINEする相手はほぼ母(たまに父)
フルリモートなので家にこもってひたすら仕事
喋るのは会議か猫との会話(ほぼ独り言)のみ
仕事終わったらゲーム配信観るかゲームする
外出しないのでメイクもしないし、なんなら1日中部屋着

子どもの頃、自分がこんな30代を過ごしていると誰が予想できただろう?
学校では結婚相手の見つけ方とか、結婚の仕方教えてくれなかったのに
なんで周りのみんなは結婚できているんだ!?

と、30代に入ってすぐくらいは思っていた。予定が狂った、と。

でも冷静に考えてみて、「結婚して家庭を持ち、パートナーと子どもがいる生活=幸せ・一般的」だと誰が決めたのだろう?結婚することが人生のすべてという世の中ではなくなっているのに、どうして自分も周りもそこにとらわれてしまうのだろう?

もし今、あなたは幸せじゃないのか?と問われたら「幸せ・・・・なんだろうなぁ」と答える。

そこそこ広い家に1人と1匹、悠々と暮らしているし
娘のように想っている可愛い可愛い猫と毎日過ごせるし
本業は大変だけどやりがいもあってお給料もそこそこ、知り合いの紹介で副業もさせてもらって日々の生活には困っていない
趣味の時間を持てて、ほしいゲームはすぐ買えて、服も靴もアクセサリーもほしいと思ったらすぐ買えるし、食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べられるし
いつ洗濯しても、いつ洗い物しても、いつ何を食べても、いつ遊んでもいいし
暇すぎたら突然電話して朝方まで付き合ってくれる友達がいるし

改めて言語化すると十分すぎるほど謳歌しているな、人生。
自由、最高じゃないか。

と、頭の中では理解しているのだけれど、家族連れを見て心が痛くなる現象はあと数年は続くのだろう。

30代独身アラサー仲間のみなさん、休日のショッピングモールには不用意に近づいてはいけません。瀕死になります。

※ハッシュタグ、えぐすぎワロタ

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