どこにでもいる会社の厄介者①:気分屋さん

人生を約30年、社会人経験を約10年していると、本当にいろんな人がいるなあと思う。とくに社会人になってからは転職を2回して、現在3社目というところに来て、ますます強くそれを感じる。

そういう中で「どこの会社に行ってもこういう奴おるわ」っていう人って結構多いな~と感じて、あるあるシリーズ的な感じでシリーズコラムとして書いていこうと思い立った。

早速記念すべき最初のシリーズを書いていこう。

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自分の気分で周りを振り回す人

いるわ〜って思った人、いる?いますよね??

社会人といわず学生の頃も死ぬほどいたけど、社会人になってもかなり蔓延ってるのでまじか!って思っている。

そういう人に多いのは、「おはようございまぁす」とか「お疲れ様でぇす」って挨拶しても、いつもなら返してくれるのに、テンション低いとガン無視キメる人。

それされた瞬間に「はじまったー、今日その日かー」って冷静に考えながら「別にお前が中心で誰も生きてないからな!お前なんかいつかマダンテとか食らってしまえばいい!」とも思ってる。

そういう人って、自分が出してる空気感で周りが気を遣ってるの気付いていないのだろうか?気付いているけど「察して動けやオラァ!」なのだろうか?

私はその日の朝どんなにテンションが低くても、仕事が始まったら自覚なくスイッチが入って、いつも同じテンションで仕事できてしまう人間なので、本当にこういう人のことがわからない。

ただ、社会人年月を重ねていくと後輩から「○○さんのテンションが低いとき絡みづらくて・・・仕事のこと話したいのに声かけられないので困ってるんです」みたいな相談をよく受けるようになった。

そのときに「はて、私はそういうときどうやってその厄介者たちと接していただろうか?」と振り返ってみたところ、意外と使えるスキルがあったのでシェアしたい。

❶あえていじりにいく

昔の同僚に「ましゅたろさん鋼の心すぎワロタ」と言われたことがあるが、思い返すとこのパターンは結構多い。

挨拶してもガン無視キメられたら、しばらく様子を伺う。すぐに話しかけたりはせず、どのくらいのテンションかは一応見てみる。

様子伺いが終わったら、とりあえずネタを見つけて話しかける。仕事のことでもいいし、雑談でもいい。とにかく何か声をかけて会話のきっかけを作る。

その会話の流れのまま、ちょっといじり始める。

たとえばその人になんとなく寝癖がついていれば「○○さん気付いてるかわかんないですけど、イカした寝ぐせついてますよwww」とか。
その場で思いつくネタがなかったら、「○○さんがこの前送ってくれたチャットのあの誤字めっちゃおもろくて急に思い出し笑いしてます」とか。

コツがあるとしたら ①ちょっとしたいじりであることが誰の目から見てもわかりやすい内容にすること ②明らかに不快になるような内容はチョイスしないこと ③出社してようがリモートだろうが、このいじりは他の人の目があるところでやること の3つだろうか。

個別にやっても意味がないし、なんなら地雷踏んで返り討ちに遭うことも。
わかりやすいネタをぶち込みつつ、他の人の目があることによって、周りも「ちょっと空気変えようとしてる」と気付いてくれるし、厄介者さん自身もその空気を察してマジレスを避けて、いじりに乗ってくれる傾向にあるように思う。

ちなみにこの戦法は、私の場合、百発百中だ。
もともとの私のキャラクターもあるのかもしれないが、失敗したことがないので、コミュ力に自信がある人は試してみてほしい。

❷バカのフリをする

厄介者さんが不機嫌なときに仕事の話をするのって怖い。余計なことで怒られたり、わけわからない説教を食らったり、仕事を押し付けられたり。恐怖しかない。

けどどうしても仕事の話しなきゃいけない!という場面は多くあるだろう。

そのときに❶以外で私がやるのはバカなフリをすること。

切り出しづらいことを切り出すときに「私が記憶なくしてるだけかもしれないですが!改めてちょっと確認してもいいですか!」とか、「わかんなくなっちゃった~!○○さん助けてぇー!!」(記憶はあるし、わかっているけどあえて言う)とか、すっとぼけ野郎を演じるのだ。

これのちょっと難しいところは、日頃からうっかりしているとガチのやべえ奴だと思われるところ。これが通用するのは、普段からうっかりやミスが少ないと自信を持って言える人だろう。

私は、完璧ではないにしてもミスは誰よりも少ないし、基本的に記憶力がいいことも業務の中で証明されているので、こうやってあえてすっとぼけても「そりゃましゅたろも人間だもの。そういう時もあるよね」という認識になるので、相手をイライラさせずに懐に入りこめている。

日頃がんばって成果を出している人は、試してみてもいいかもしれない。

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そしていずれにしても、他の人の顔色をうかがって、気を遣って仕事するのは不毛すぎる。これって不要業務No1だし、生産性阻害要因No1といっても過言ではないと思う。

よく「そんな人とは関わらない」「無視すればいい」というバッサリアドバイスをしてくれる人もいるが、仕事ってそんなに簡単にバッサリできない。だからみんな悩むんでしょうに。

本当はこんな人に対峙するコツとか、そもそもこんな人いるよね~って話も出てこない平和な世の中が一番なんだけど、もし同じ悩みを抱えた人がこの記事に辿り着いたとして、役に立ったり共感を得て安心できていたら嬉しい。

そして気分屋さんはやっぱりマダンテで一掃したいよね(=゚ω゚)ノ

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