ましゅまろ

日々思ったことをつらつら書いています。

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  • ポケットにわんこそば

    日々思ったことをいろいろ書いている雑記帳です。

最近の記事

ロッキーが好きくない

ロッキーという映画が好きになれない。 夫が大好きでどれだけアツい人間関係があるのかとか、不屈の精神が受け継がれる大河ドラマ的な魅力とか、熱っぽく語ってくれるのに好きになれない。 好きな人が好きなものが嫌いでも別にかまわないと思うんだけど、今日に限ってそれがとくべつに寂しいことのように思えた。 別になんの記念日でもないし何かが起こったわけでもないけれど、今日の私はまっすぐまっさらに夫を尊敬して愛していた。その純白の1日にポツン、としみのようにロッキーがあった。 シルベスタ

    • 白い目

      今日、スーパーのレジで格差を見た。 私の前にレジで会計をしていた老人と、レジ打ちの若い娘さんがなにやらモメていた。ニュースで見たように怒鳴られてこそいないが、娘さんは何度もレジを打ち直している。 私の後ろには長蛇の列ができはじめた。 老人は、なにやら煙草の銘柄のことで娘さんに一生懸命説明をしていた。 後ろで聞いているとどうも、買った煙草は同じだが、紙パックのものと箱の物で違うらしい。老人は箱のものを2カートン指定したのに娘さんが紙パックのものを1カートン、箱のものを1カート

      • 無職雑草記

        無職になって1ヶ月が経つ。 別に早急にお金に困ることはないが、家事はしても余力があるのに働かない自分が情けないやら居心地悪いやら、世間に顔向けできないような気がして、最初の2週間ほどは自分の娯楽になるような買い物は一切できなかった。 辞めた仕事のスキルを無くしたくなくて、せっかく頑張って覚えたんだから、と練習して それを収入にしようと考えを巡らせていたが、考えれば考えるほど自信をなくしてしまう。 周囲の人は「ちょっとの間、ゆっくりしたら」と言ってくれたり、遊びやライブに

        • 秘密

          子どもの頃に、住んでいたマンションで飛び降り自殺があった。 亡くなったおじさんは知らなかったけど、そのおじさんの関係者(たぶんおじさんのお姉さんだったと思う)がちょっと知ってるおばさんだった。 マンションの人達に混じって葬儀に参列したとき、おじさんの遺体の口の中にはいちごみるくの飴があったと話してくれた。 たぶんだけどマンションで飛び降り自殺なんかされて肩身が狭かったので そんな話は誰にもできなかったから 子どもの私に話したんだと思う。 子ども心に、1番怖くて痛いときにあ

        ロッキーが好きくない

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          4本

        記事

          食パンひと袋一週間

          仕事のある日は5枚切りの食パンに、ジャムを塗るかしらすとバターをのせて魚焼きグリルで炙って食べる。 休みの日は白米とおかずをゆっくり食べる。 夜勤の日は白米をおにぎりにして食べる。 長年そうやって生きてきたのでたまに食パンがないとすべてが狂ってしまう。 仕事の帰りに、週に1回ドラッグストアでこの5枚切りの食パンを買うのだが、今週も先週もなぜか売り切れていて、仕方がなく先週は六枚切りのパンを買って、今週は4枚切りのパンを買った。 六枚切りを買った週は最初の日に1枚をおやつにし

          食パンひと袋一週間

          桜色のなにか

          あらゆる「桜の香り」をうたう商品が出ていて 桜はそんな香りだっけな、と思う。 春が一番昔にあたる季節だから忘れてしまっているんだろうか。 イチゴ味のポッキーはいちごとは違うイチゴ味なように、桜の香りは私の知ってる桜とは別のことを言ってるんだろうか。そんなに香る桜に1度も出会ったことがない。 だいたいピンク色の偽物は嘘をつくばかりか本物より主張してくるから怖い。 もっと怖いのはピンク色が好きな女性だ。 ピンク色が好きな女性はだまされているのをわかってだまされるのが好きな

          桜色のなにか

          100円均一の罠

          100円均一ショップが好きだ。 なにを買っても100円というところがまず良いし、最近では100円とは思えないようなおしゃれな品物もたくさん売っている。 職場からの帰り道にあるセ〇アなんかは本当にシャレていて、カナダかどっかの外国で悠々自適な暮らしをしている人々(想像)が、バーベキューパーティをしているとき(想像)に使っていそうな紙皿(妄想)などが、庶民の日本人の私でも「安いっ!」と思うような100円という価格で売られている。 外国人がパーティで使いそうな紙皿など、私にはま

          100円均一の罠

          呪いの話

          お金と数字の話がとてもにがてだ。 「金儲けの話」と聞いただけで胡散臭いし、嫌だなあ関わりたくないぜ、と思ってしまう。 どういったわけか、「お金持ち」というだけでなんだか悪い人のような気がするし、童話に出てくる悪いキツネや、歴史の教科書に載っていたお札を燃やして「ほおら、あかるくなっただらう」と部屋を照らす太った成金のおじさんを想像して、うすら寒い気持ちになる。 しかし、実際に今まで生きてくる中で出会った人たちのうち、お金持ちで嫌な人という人にあまり会ったことがない。 大抵

          ポケットにわんこそば

          文章を書くのがとても好きだ。 TwitterというSNSでも活動しているが、思いついたことはすぐ形にして残したい性質(タチ)なもので「つぶやきすぎ問題」というのは私にとって大変に大きな問題である。 なぜ形にして残しておきたいかというと、いい思いつきをしたときにそれを忘れずにその続きを考えて突き詰めたいからだ。本を読んだときにしおりをはさんでおくように、ここまでは考えついた、と書いておきたい。そして時々それを見直して、「前はこう考えていたが、さらにこうも思う」などと考えを更

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