ポケットにわんこそば
文章を書くのがとても好きだ。
TwitterというSNSでも活動しているが、思いついたことはすぐ形にして残したい性質(タチ)なもので「つぶやきすぎ問題」というのは私にとって大変に大きな問題である。
なぜ形にして残しておきたいかというと、いい思いつきをしたときにそれを忘れずにその続きを考えて突き詰めたいからだ。本を読んだときにしおりをはさんでおくように、ここまでは考えついた、と書いておきたい。そして時々それを見直して、「前はこう考えていたが、さらにこうも思う」などと考えを更新して悦に入るのが好きなのだ。
しかしながら私のTwitterによる呟きは7割はただの無駄な思いつきに終わる。
スマートフォンなどという便利なものを肌身離さず持っているがために、常に溢れ出した考えを書き留めたり、それを読んでさらに考えたりしているが、たいていは大した意味などない思いつきである。
消化しても消化しても 次々と湧いてくるしょーもないつぶやきを肌身離さず持っている様子は食べても食べてもなくならないわんこそばのようだ。
それで、こういう日々思ったことを書く雑記を「ポケットにわんこそば」と名付けた。
ポケットに入っていてこれほどありがたくないものもないが、食べても食べてもなくならないのだから仕方がない。
たぶん前世が わんこそばをよそうおばさんだったんだと思う。
でも「わんこ」というとなんだか犬コロみたいで可愛らしいからわりかし気に入っている。
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