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『中学聖日記』の名言に触れる

昨夜から始まったドラマ『中学聖日記』再放送。
もう2年前のドラマなのかと思うと、
ときの流れの早さを感じるばかり。

国民的ドラマとなった「逃げ恥」を全く見ずに
恋ダンスも踊れない私。

胸キュンに飢えてる気がして見た「恋つづ」は
最高に胸キュンだったけど、

私はこういう危ういドラマの方が好きだ。


「昼顔」もそうだった。
危うさしかない不倫のドラマに釘付けになり、
映画でのラストに衝撃で泣くしかなかった。

中学聖日記も2年前に
ちょこちょこと見てはいたが、
完全に見たわけではなかったので、
この機会に昨夜から見ることに。

その中で吉田羊演じる原口律が、
初回からヒロインである有村架純演じる末永聖に向けてこう言った。

『絶対あり得ない』
そう思った相手を好きになったり、
世間の常識から外れたり、
大多数の人に反対されたり…
それでも引っ張られる、落ちていく。
そういう経験、最高よ

なに、この台詞…

その後の展開を予言している台詞だけど、
この時はまだ、とりあえずまだ
何も起こっていない。

この台詞は吉田羊が言うから意味がある。

私からしたら、

「先生、よく…よく、分かります」

の一言に尽きる。

はぁぁぁぁ。

その後聖に婚約者川合が好きかどうかを聞いたあと、こう続く。

昔の人が言ってた。
『恋愛は幸福を殺し、幸福は恋愛を殺す』
好きと幸せは両立しないってことかな

なお、この言葉はスペインの哲学者・詩人・劇作家のミゲル・デ・ウナムーノの言葉。

好きと幸せは両立しない。

深い。
深すぎる…

恋愛は時として人の心をかき乱して幸福を壊し、
ただ幸福であることは恋愛へのときめきを壊す。

私の解釈は乏しい気もするけど、
この言葉が深いことだけは分かる。

好きと幸せが両立しないことを知るのは、
あらゆる修羅場を知っている人のように思う。

あとは結婚することで起きるマンネリ化も、
どこかこの類のように思う。
日々は幸せのように感じているけれど、
そこにもう好きはない、みたいな。

ウナノームは
もっと深い意味で言ったのだろうけど。

とにかく第一回から刺さった律の言葉は、
どうやら2年前に
既に名言として話題になっていたようだ。

2年後に私のところにその名言が刺さる。

流行が過ぎ去ってからその良さに気付いて、
勝手にハマってしまう私らしい展開だ。


さぁ、
今夜も聖ちゃんの危うさを見守りましょう。

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