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ひより日記【63話】約1分で読めるシリーズ

なにから話そう。

60代の父が突然覚醒した話

5月、驚くことに父が突然システムエンジニアになってました。(自称です)

元々の職業とは別なので、衝撃でした。父の友人がしている飲食店の管理システムを考える機会があって、やってみたら「出来た」らしいです。

口では「少しやらせてもらっただけ」そう言ってますが色んな考えの中に、その友人が使いやすいようにと、想いを込めて真剣に取り組んでいるのを知っています。

プログラミング

ほんの少しだけ知識があった父が、今ではドラマの話をするように好きな所を語ってくれます。

私は知識がほぼ無いので何を話しているのか全然分かりませんが、楽しそうで嬉しいです。

出来上がったシステムを見て尊敬しました。世間がどう言おうと、私は父の努力を尊敬します。

5.6月ひよりが読んだ本

著者/アーサー・C・クラークさん
【幼年期の終わり】

これは世界でも有名なSF小説で、古典小説に分類されるそうです。

あらすじは
地球に侵略しない異星人が現れ、彼らの真の目的を探るお話。

感想
リアルな描写と壮大なストーリーに引き込まれました!
時代も次々経っていくのに、登場人物も濃く描かれて面白い。希望と絶望が同時に来る作品。
70年ほど経っているなんて信じられないくらい、鮮やかで探究心をくすぐられる物語でした。

著者/ 九段理江さん
【東京都同情塔】

近年芥川賞を受賞し、AIを5%使用した小説として注目された作品です。

あらすじは
建築家の主人公が依頼を受け、犯罪者たちを癒す公共施設、塔を作る。彼らはどんな罪であれ同情されるべき人だという理念のもと動くストーリーです。

感想
AIや近未来の本ではなく、この作品は主人公である女性建築家の人生として見ると面白いです。
終盤の集約された一言に、ようやく主人公の本心が見えてきて全体に漂う違和感に納得です。

著者/逢坂冬馬 さん
【同志少女よ敵を撃て】

あらすじは
主人公はロシアの田舎で優秀な少女。戦争に巻き込まれ女性だけのスナイパー部隊に所属し、次第に『少女にとっての敵』とは何なのか考えはじめる物語。

感想
序盤から女性視点をよく表現されていて、違和感なくスッと入ってきました。
リアルな描写と細かい武器の描写が臨場感があります。
終盤のタイトル回収が胸を締め付けられました。何とも言えない……明鏡止水。

日本文学から得られるパワーが凄すぎる話

色んな本を読みましたが、やはり文章で勉強になるのは日本語が書かれている日本の詩、小説です。

セレーネさんも生前言っていたのですが、特に古い本は一冊読むだけでもパワーが半端ではないです。

海外文学の古典小説でも試しましたが、やはり違う。

⚫︎年月別に日記のように書かれているのが海外文学
⚫︎情景描写でポエム的に書かれているのが日本文学

かな〜と印象です。WEB小説の人も文章力あってすごいなぁと思います。みんな凄すぎる。ひよりも学びます。

国内外問わず古典にハマってしまったので色んな本を図書館で見つけては手に取って読んでいます。

今は『ハーフィズ詩集』?というペルシャの本を読んでいます。

気ままに歩いて目に留まった題名を手に取り、新しい発見。とっても楽しいです。

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【今日のつぶやき】
皆さま、学校やお仕事お疲れさまです!

みなさん頭痛、片頭痛に悩まされたりしませんか? この時期は通常より5倍くらい頭痛の人が多いそうです。

頭痛にはペパーミントのアロマの香りがおすすめ。他にも、グレープフルーツの香りもいいですよ。

緊張型頭痛には、ベルガモットがおすすめです。

ここまでおすすめしておいて何ですが、ひよりは頭痛が滅多にないので……
あれ、もしかして自分で気づいてないだけかな。

まあいっか。皆さまが健やかなことを願ってまた来月!

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