仕事の成果とは役割遂行度である。
仕事がデキる、デキない論についてさまざまな意見があります。
スキルや思考力、コミュニケーションなど
さまざまな要素はありますが、
その中でも『成果を出せる人』というのが一貫性が取れている答えだと感じます。
そこで今回は『成果を出せる人』についてもう少し詳しく考えてみました。
それではいってみましょう。
成果とは?
そもそも成果とは何でしょう?
売上でしょうか?利益でしょうか?
それとも契約数?
もちろん間違いではありません。
しかしそれは、組織の成果です。
売上や利益というのは全体の成果です。
その売上を上げるために、仕事を分担し各自に役割を与えています。
ちまたではこれを目的や目的意識と言われてますが、私の感覚では、役割と言った方が伝わりやすいと感じます。
目的を持つ。より、役割を持つ。の方が自分事に捉えやすいと感じるからです。
つまり、
各役割に求められている成果があります。
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あなたの役割は?
ここまで大丈夫でしょうか?
・仕事がデキる人は成果を出せる人。
・成果は各役割に分担されている。
では、私に与えられた役割はなんだろう?
と思いついた人は鋭いです。
そうなんです。
仕事がデキる人は自分の役割を知っています。
それは自分がどのように組織に貢献するか、
自分が求めらているものは何かを知っているから、『成果を出せる』のです。
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チームワークの考え方。
RPGゲームに例えてみます。
パーティは戦士、勇者、僧侶、魔法使い。
敵を倒す。
はパーティ全体の成果ですね。
成果を出すため、各自に役割があります。
戦士は敵のダメージを引き受ける役割。
僧侶は敵のダメージを減らしたり治療する役割。
魔法使いは敵にダメージを与える役割。
勇者は全体のバランスを整える役割。
これがチームワークです。
仕事でいうなら戦略です。
では戦士がこんなことを言い出したらどうでしょう?
『何したらいいですか?』
仕事がデキないと言われる人が使うセリフです。
仕事がデキないよりも、そもそも戦士の役割を理解できていません。
もし、あえてここで質問するなら、
私に求めらているのは何ですか?
です。
答えてくれる上司ならかなり優秀です。
また、こんな戦士もいます。
『僧侶もダメージ受けるの手伝ってくださいよ』
これは自分の役割は理解していますが、相手の役割まで理解できていません。
戦士は誰に助けを求めれば良いでしょうか?
このような社員を見つけたら、役割をきちんと説明する必要があります。
仕事がデキないレッテルの前に、
そもそも役割を理解できているのか?
は抑えておかなければいけません。
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話を戻します。
成果は役割によって変わります。
戦士には打たれ強さ。
魔法使いには殲滅力が求められます。
敵を倒す。という成果で考えると、
戦士は攻撃力を求めてしまいます。
しかし、攻撃力を上げても打たれ弱いなら、
戦士としての役割を遂行できていない。
と判断されます。
成果の出せない戦士になるのです。
逆に攻撃力がなくて敵が倒せなくても、ものすごくタフならば、戦士の役割は存分に遂行できます。
成果の出せる戦士になるのです。
つまり、役割を知らなければ成果は出せません。
その上で、、、
戦士として役割を与えられているけど、
自分は殲滅力が売りなのだ。
殲滅することに快感を覚えるのだ。
となるなら、魔法使いの役割に向いてることがわかります。
営業マンが事務員や製造を下に見る傾向はよく見られます。
魔法使いのポジションで、売上と直結する役割にいるため自分の力を過信しやすくなります。
しかし、ダメージを引き受ける戦士のような、クレーム処理をしている事務員。
僧侶のように、長く戦い続けれるように商品を作り続ける製造。
自分の役割だけでなく、他の人の役割も理解して、チームで働いていることを忘れないようにしたいですね。
メンバー全員が、各自の役割を知っているチームはとても強いチームです。
役割を知らない人が1人でもいると、
役割遂行度が低くなり、チーム全体の成果も落ちてしまいます。
各自の能力の前に、
役割を理解することが仕事の大原則です。
まとめ
今回は仕事のデキる人についてご紹介しました。
まとめますと、
・仕事がデキる人は成果を出せる人。
・成果を出せる人は自分の役割を知っている人。
・成果とは与えられた役割の遂行度である。
チームにとって、自分の役割は何か?
会社にとって、このチームの役割は何か?
社会にとって、この会社の役割は何か?
役割遂行を第一に考えれば、
成果も出しやすくなり、
仕事がデキる人につながると、
私は考えています。
あなたはどう思いますか?
それではまた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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