見出し画像

【育児記録】おむつはずれと、保育園を嫌がるようになった話

おむつはずれについて


私が適応障害と診断され、休職の時間を自己洞察の好機と捉え、将来に向けて大きくシフトチェンジを決めたその頃…

わが家の2歳5ヶ月の娘も、大きな成長を遂げていました。

日中のおむつが外れたのです。

もともとおむつなし育児を試みてみたり、布おむつの使用などはしていたため、「濡れる不快感」というのにはなじみがあったのだと想像しております。

順調かと思いきや、2歳前にはイヤイヤ期にが本格化し、おむつ替えやオマル・トイレに座ること自体を嫌がるようになったり、寒い時期にかかったりしていたので、こちらから働きかけてのおむつ外しというのは諦め、「まぁ、気長に行こう。娘には娘のペースかあるしなー」と、夫とそんな話をしていました。

画像1

ところが、2歳4ヶ月には紙おむつをしている時も濡れないことが増え、声かけすればトイレを使い、自分から教えてくれることもありで、試しに家では普通の布パンツにして過ごしていました。

たまに間に合わないこともありながら、お昼寝や外出も、おむつなしで出来るようになっていました。

体の機能的に、もう無理がなくなったと判断出来たことと、ある日の朝、娘が保育園前にオムツに替えることを頑なに拒否したため、替え用のトレーニングパンツを慌てて登園バッグに準備して、当日保育園の先生に交渉して預けることになりました。

「お散歩行く前にオムツに替えて頂いて構いませんので…」とお伝えしていたのですが、その日そのままパンツで過ごさせてもらえたようで、1日中ずっと、パンツを濡らすことなく過ごせた、とお迎えの時に教えて頂きました。

※これまでの園とのやりとりの中で、家では布おむつを使っていたり、「○時間はおしっこを蓄えられるようになってきましたー」などと事あるごとに伝えたり、連絡帳にも家でのトイレットラーニングの経過を共有するようにしていました。なので、突然のことでも園の先生方の協力を仰ぐことが出来たのかな、と思って感謝しています。

初日はビギナーズラックか(笑)、娘もかなり緊張感があったのか…

その後2〜3日は、1〜2回/日ほど、間に合わなかったこともあったようです。「洗濯増やしてすみません…」と、保育士の方から報告かありましたが、その後はもう下着を濡らすこともなく、パンツ生活に移行しております。

※そもそも、個人的には洗濯物増えたぐらいで先生方謝らないで下さい!と思ってます。家でだったら当然のことですしね!!

大きな変化です。


保育園を嫌がる


ところがもうひとつ、親としては悩まされるというか、後ろ髪を引かれるような変化が…

今月に入ってから、少しずつ「行きたくないオーラ」が出ていたのですが、ついに今週、初めて保育園を休むことに…

今週の月曜日(10/11)、旧カレンダーで祝日だった日が平日に変わっていたのをすっかり忘れて過ごしていた間抜けな母は、そのままその日は娘に保育園を休ませてしまった話は先に書いた通りですが(^_^;)

画像2

翌日、登園した際、少し様子がおかしかったのです。

その日の朝は、娘を保育士さんに預けてから、園長先生と少し話し込んでいました。

私が11月から転職して生活が変わることと、夫も間もなく冬期の酒造りに入って勤めひとになるため、送迎時間の変更などについて相談をしていたのです。

娘が(私がまだそこにいることを知らずに)近くを通りかかった時に、今まであまり見たことのないような、不安気な表情をしていたのです。

ハッと私に気づいて、すがるような、今にも泣き出しそうなのを堪えている顔をしました。

その場では、私は笑顔で、娘と手でタッチし合って、「お迎えくるからね!」といって別れたのですが…

翌朝、保育園の横に停車してから、「ほいくえん行きたくない!」とはじまり……しばらく娘の話を聞いたりなだめたり……その間娘の大好きな同年齢の子がお母さんと登園してきて、車外から覗いて(様子を察して)「おはよー」とか「一緒に遊ぼー」などと誘ってくれたりもしたのですが、テコでも動かず。

私も焦れてきて、遂にやや強引にチャイルドシートから抱っこしようとしたところ、

「ギャーーーーッ!!」

画像3

久しぶりの、大泣き!!

わが娘のガンコさ、ダダコネ期特有の手のつけられなさが合わさって、この日は退陣を決めた母…

祖父母宅に電話をして少し見てもらえるか確認してから(私の両親はスープが少し冷めてしまうぐらいの距離に住んでいる)、園長先生に(休職中ということもあり、何とかうまく)事情を説明し、昨日は休ませることにしました。

昨日は、買い物や転職のために役所等から必要な書類をもらうなど、予定をたくさん入れていたので、一緒に行ける場所は連れて行きなるべく一緒にいられるようにしたり、健診は連れて行けないので、祖父母宅で安心して過ごせるように配慮したつもりです。

保育園を嫌がる、以外はいつも通り、よく食べよく寝て、よく遊んでダダをこねて…の娘でした。


子どもは敏感に気づき、教えてくれる


一夜明けて、今朝もやはり「行きたくない!」はありましたが、

・「昨日したお約束」

・父との真剣な対話

で理解したのか、何とか納得して保育園に行きました。

少しずつ記憶力が備わってきているので、「自分が昨日休むとき何を約束したか」ということを思い出しているように思いました。

しかし、それでも「行きたくない」「父母といたい」「もっと家で遊びたい」という感情には勝てないような感じでした。

そこで夫が、娘を「まだ何も分からない小さいひと」としてではなく、「意思をもった尊重されるべき家族の一員」として、言葉をつくして話していました。

「何でイヤなの?」「保育園では楽しいこともある?」「楽しいこともあるし、楽しないこともあるんだね。今は楽しくないことの方が大きくなっちゃったんだね」「今日は晴れてお散歩にも行けるから、今日は行ってみよう」「行ってみて、どうしてもイヤなことがあれば先生に言ってみて」「ダメなら先生がパパとママに電話してくれるよ。そうしたらパパとママにも話してくれるかな?」…などなど。

夫の姿勢に私もハッとさせられ、イライラして、娘を急かして半ば強引に連れて行こうかとしていた自分を振り返りました。


「今は休職中だから、こんな悠長に時間使えるけど!」というセルフトークをしていたところだったのです。

じゃ、いつ、私を優先して、娘のために惜しみなく時間を使ってあげたいと思えるのか、と…

今、娘が私を必要としているであろうこの時、罪悪感を持たずに、先のことばかり考えずに、娘としっかり向き合わないで、いつ娘に必要なだけ寄り添えるのだろうか、と。


こう考えると、育児にもマインドフルネスが大切なのかも、と思えてきます。

いま、このとき、目の前のことを見つめたり、あるがままに感じたり受け止めることが大切。

小さいけれど、その積み重ねが、私の保護者としての経験値を高め、娘との適切な関係を築く土台となっていくのかもしれない、と感じます。


そういえば、転職のタイミングだったり、私が大きく感情を揺さぶられている時など、以前も娘の登園拒否があったなぁと。

それはもしかすると、娘の成長が大きく進むタイミングと重なっていた時だったのかもしれません。

自分のことばかりでなく、娘の発達段階や感情に、きちんと気づいてあげたい。

それが私や家族の幸福度を、今も、将来的やにも高める要因なのだと、休職を通して再認識しています。


とはいえ、自分の身の上のことも、子育ても、悩みはつきものです(苦笑)

周囲を大いに頼りつつ、noteなどでのゆるい繋がりやネット上の情報なども参考にしつつ、その都度レベルアップ出来たらなぁ、と思う今日このごろです。


【今回参考にした記事です】



アイディアを形にするため、書籍代やカフェで作戦を練る資金に充てたいです…