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夢告による情報を受信できる人間だけがリーダーだった時代

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

現代の生活様式が“起きている時間帯”の生産性や活動内容に重きを置くスタイルだとすれば縄文や弥生時代くらいまでは今の逆で、眠りそのものに重きをおく時代であった。そして眠りの中で体験する夢の内容から起床後の生活の指針を決定していくのである。

経営者や組織のリーダーたる人々なら“情報感度”や“情報ピラミッド”という概念は当然念頭にあることと思う。いかにして良質の情報を手に入れるか?ということは事業展開や組織運営にとっては死活問題になるためだ。そこで古代から人々はいち早く質の高い情報を得るために様々な工夫をしたきたわけだ。

この点に関し、歴史的な事実として絶対的な“情報力の強さ”を誇ってきたのは何を隠そう我が国の天皇家である。今年は改元に伴っていつにも増して皇族とその歴史自体に注目が集まっている。

この日本という国を長きに渡って納めてきた皇室は一説には世界最長とも言われているが、その初期に関して興味深い記述が古事記や日本書紀には載っている。それは当時の天皇がいずれも夢告(夢の中のお告げ)によって啓示を受け、その指示に従って国を納めていくという内容である。

科学的か霊的か、などの判断基準を抜きにここは厳然たる事実として、天皇家は夢による情報感度の高さによって情報ピラミッドの頂点に君臨し、その力によってこの国を何千年もの間統治してきたのである。

私たちは現在、日本政府によって日本国民として認められ生活を営んでいる。しかし、また別の側面から言えることは、上記のように私たちは天皇家が夢見た夢の領域の中で生きている、とも言えるのだ。

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夢の力はこの点でリーダー格の人間こそ必要だし、向いているといる。常人にはあまり向かない。なぜなら常人は夢も近未来も見据えておらず、毎日の生活の中で一喜一憂するにとどまる人間のことをそう呼ぶからである。

夢を見て、夢を現世に持ち帰り、その情報から今の起きている世界の現実を変化させようと思うことは、自分自身が多次元性の高い強力な影響力を行使することにコミットしたということだ。

これは宇宙構造としての夢見の力が、実際のところ私たちの意識と呼応し合っていることを意味する。私が夢を呼び出すと、夢も私を呼び出すということ。このようなカラクリがあるからこそ、未来予想というのは幾つもの分岐した可能性の中から、自分が根源的に夢見た世界が自分のもとにやってくるという形で現実化するのだ。

ところで、今この文章を読んでいるあなたは、あるいは今夜見る夢が楽しみになっているかもしれない。

それはそれで素敵なことだ。しかし事実はあなたは今、この真っ只中においてもこれまで一度も途切れたことのない永遠の夢を見ている最中なのだ。

この始まりも終わりもない夢の流れに気が付くこともなく、この現実という夢に飽和されてきただけなのだ。



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