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不確かな世の中で自分の人生を学ぶと起こること3選

こんにちは!
サラリーマン兼プロコーチの橋本暢資です。
ADHDの診断を受けており、ストラテラを服用しながら、本業では人材開発、組織風土改革、ファシリテーター。副業でコーチングをしています。
コーチングって何?という方はこちらをご覧ください。

日々キャリアデザインの研修や、コーチングを自分で行っているのですが、絶対に成果に繋がる、目標数字が上がる!という風に言い切れないのが僕のやっている研修です。営業の数字をあげるなら
・得意先の数を増やす
・扱う商品の数を増やす
・単価をあげる
などになりますよね。この文脈からはキャリア論って関係ないように思えます。

今日はそんな中でなぜ、コーチングやキャリアデザインが大事なのかについての話です。

結論
・何が本質的に幸せなのかわかるようになる。
・周りも幸せになる
・環境的にも充実していく

以下目次です。

「仕事」=「人生」ではないということ

まず1番の前提は「仕事」=「人生」ではないということです。
突然ですがイノベーションオブライフという本があります。
この本はハーバードビジネススクールのクリステンセン教授の書いた本です。
「イノベーションのジレンマ」という言葉を生み出したことで有名な教授ですが、彼はこの本で以下のような経験を話しています。

MBAの同窓会は興味深い人生のスナップショットを見せてくれた。
5年目の同窓会は、誰もが素晴らしい仕事につき、羽振りがよさそうであった。
10年目の同窓会は、何人かが欠席し、職業人として成功を収めつつも、離婚など私生活では明らかに不幸な人がいた。
そして25年目、30年目の同窓会は、1人がエンロンのスキャンダルに関わり刑務所行きになっていた。

ハーバードのMBAを世界でも一目置ける教授と共に取った同級生たちが、若くして成功をし、年を取るにつるて家庭的な不幸や、社会的な信頼を失う様を見てきたというのです。

もちろん友人の大多数がそうだというわけではありません。そうなってしまったという人がいたということです。

僕たちが本質的に目指すべき幸せとは金銭や社会的名誉だけではなく、周りの環境や、家族、プライベートが充実していたり、苦しくも納得感のあるものであること。自らが自分の人生をしっかりとコントロールできていることがまず大事なのだと僕は思います。


人生の充実が仕事の充実になるという逆説

僕の話しですが、数年前まではお金こそ全てであり、1円でも多く家に入れることが幸せだと思っていました。
そんな働き方をしていたら、残業まみれになり、家族を顧みなくなり、人に嘘をつき、精神的にも辛く、仕事ができない状態になりました。

お金がないと生きていけない!と思っていた状態が1番お金を失う状態だったのです。誰にも信頼されず、妻には愚痴しか言わない。環境や人のせいにしている僕に誰がどんな価値を感じてくれるのか。今考えるとゾッとします。

そんなおり、あるコーチからこんなことを言われました。

仕事だけの目標を立ててはダメ。自分の趣味、家族、お金、健康、人間関係、自分に関係する様々なことで目標を立ててみてください。

僕が立てたのは

仕事では従業員がキャリアプランを立てられること
家族は楽しく笑顔が絶えないこと
常に健康で体重は60キロ台であること。
ダンスができていて、毎日頭痛や胃痛に悩まされず生きていること。
周りの人間には誠実に接し、ありがとうを言われる行動を心がけること。

こんなざっくりしたところです。自分が成功していると、持って言えるのは特に家族の面でしょうか。本業を9〜18で行い、その後1〜2時間コーチングのセッションを行っても、妻も子供もそんな僕を好きでいてくれる。

今後もこんな状態が続いていけば、見たことのない世界を見ることができるかもしれないですし、自分しか見たことないところに収入がついてくればベストだなぁと思うのです。

実際にコーチングの資格を取るために借りた2年前に借りた100万円は回収の目処が立ち、当時より年収は上がりました。


自分が納得している状態はパフォーマンスが1番高い

レンガ職人の話というのが人材開発では例え話として上がります。

画像は以下より引用です。

https://actas.blue/vision-3/

あるところにレンガ職人が3人います。

1人は日銭を稼ぐために仕方なく仕事をしている

1人は目の前にあるレンガ積みという仕事を淡々とこなし、壁を作っているという。

1人は自分はこのレンガ積みがいずれ大聖堂になるんだと楽しんでやっている。

純粋にパフォーマンスがこの時点で高いのは誰か実際にはわかりませんが、将来大聖堂を作るために大きな仕事をしている人は一眼でわかると思います。

ぼくらのキャリアもレンガのようなものです。

やることは毎日変わらなくとも、目指しているものや志していることで中長期的なキャリアが変わってきます。

意識高い系を馬鹿にしながら、レンガをクソだと思って積むくらいなら、
意識高い系かもしれないと思いながらも自分のみたい世界を見ながら生きていく人の方が人生楽しいとぼくは思うのです。

今僕たちはどんな現在地にいて、どんな世界を見ているのか。
知っているのと知らないのではパフォーマンスが変わってくると感じられれば幸いです。

まとめ

キャリアデザイン、コーチングの仕事の二つを通して、わかったことは

仕事でも、プライベートでも自分の納得感のないものに流されるのではなく、やりたいなぁとか、こんな風だといいなぁに向かって自分をコントロールすすること自体が楽しいということ

です。

たまには一度立ち止まって考えてみる。

自分はどんな生き方をしたいのだろうか。

それだけで見えてくる世界も変わると思います。
不確かなこの世の中で自分だけの正解を探してみるという時間をぜひ自分にあげてみて欲しいと思うのです。

まさよ

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