リユース市場や消費者の価値観について

<フリマのリユース市場の価値と一般的な所感>

個人的にヤフオク、メルカリなどのCtoCや通販の取引を行ってきた経験から、あくまでもビジネスでは存在するような様々なリユース業界のニーズ全般ではなく、一般的なフリマのリユースについてまとめてみました。

※具体的に実際の取引の画像なども交えて説明したいところですが、勝手な所感なので時間がある時に必要であれば更新できればと思います。

1)リユース市場について

「リユース(リサイクル)」とは、中古品に代表される古物を売買・交換することで再利用を促す、売り買いや流通されていることだと言えます。

「リユース」とは、「古物」を扱うリユースショップなどの事業者は「古物商」と言われています。そのことを「中古品」と認識されており、一度誰かの消費者の手に渡ったものを指します

古物商2条の参照例(※データソースが良い情報なく、書き直す時間もないので参考程度です)

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=324AC0000000108#:~:text=第二条 この法律,以下同じ。)

古物かどうかは「未開封」「未使用」の状態であっても、一度取引されたものは全て「古物」になります

恐らく私の家族もですが一般的な認識において、リユースの価値を勘違いされることが多いかと思っています。 

2)古物とはどうゆうものを扱うか

一度購入や所持した「古物」の所有者が、その商品を各リサイクル事業者が買い取りを依頼し、買取りをしたリサイクル事業者が場合によってはクリーニングや修復などのメンテナンスを施し、「リユース品(中古品)」として販売しています。 

私も同様にフリマアプリにより、手軽に個人間で所有品の「古物」の売買ができます。
消費者は、どのような商品でも「その状態(状態が悪い、未開封に近いなど)」「リユースでも欲しい商品かどうか」を見極めて、できるだけ割安で欲しい商品を購入することができます。 

3)フリマアプリなどの取引のおける特徴

一般的にフリマアプリは、自身が所有している「古物」の個人取引のみと思っている方が人が多いかと思われますが、リユース事業者やショップ、転売品などの取引が存在します。

また各取引するアプリによって以下のリスクがあります。

「手数料」
「配送料の負担」
「取引中のやりとり」

手数料についてはこれだけのフリマアプリがあるようです。

配送料について

4)リユース価値の価格の変動

これはその時期やそのリユースの商品を欲しい人がどれだけいるかによって大きく価値が異なります。

ポイントは以下です。
・その商品自体にそもそも価値があるか
「100円」でもその商品を必要としている人がいるか。
「500円」の商品が「5,000円」で欲しい人がいる時期があります。
・その商品が必要な時期がある
アパレルは特に季節商品で売れる時期があるので、「暑い」「寒い」などの消費者が欲しいと思う時期に依存する傾向があります。
・車やバイクパーツで特定の商品が今すぐに必要になるタイミングなど価値が上がります。その時期とタイミングによって高額売買になるか、全く価値がなく取引されるケースがあるかと思います。
・実店舗で行われているまとめて引き取り、価値のある商品が「数百円」で取引されるケースが多く見受けられます。自身でフリマアプリで「まとめ売り」すれば、高額で売れる可能性があります。

5)個人なリユースの価値について

私のリユースの価値観として、過去はブランド品やオーダーなどで新品で高額の商品単価を支払っていましたが、どれだけ良い商品でも経年劣化や商品の保存の状態(メンテも含む)によって、すぐに着れなくなります。

一時期から「この商品が欲しい」という新品以外は購入しなくなりました。
私がリユースを理由するメリットとしては、以下です。

「身長のサイズが合わない」
「型落ちでも個性や機能性がある」
「新品で購入してもすぐ壊れる素材
「サイズ違いなどで殆ど使われてない」
「未開封などのタグ付きなど」
「状態によって、ほぼ新品に近い状態まで修復できる」
 など

といった「使われてない」ものが、「必要としている人」に正しい価値で届けられている状態が市場として良い取引の状態だと思っています。

6)売る側、買う側を実際に体験してきた結果

本当の古着のような商品が届いた場合、個人的にそれが好きな方はいるため、それも商品として高値で売れたりする価値の一つかと思います。

リユース自体は、メルカリがサービスを開始したときは手数料が安価であった頃から利用していましたが、手数料や同様のサービスで新たにできた楽天フリマ他サービスも「出品者の送料負担」が一般的になっています。
「落札者が負担」「取引手数料」が一般的なので、特に安価な商品ほど、販売する側にとって、「梱包」「配送料」「取引後のクレーム」の負担や「販売手数料」を踏まえると実際に手元に入ってくる金額や金額が低いほどリスクが高くなります。逆に、「必要としている人」がいれば適切な価格で取引ができていると考えられます。

7)良い商品を高く売る方法(アプリによって仕様やユーザーが異なります)

フリマのアプリ内で「欲しい商品を検索する」「そのユーザーに合う商品をレコメンド(検索ページで優先紹介するなど)」などの仕様が異なります。

リユースの商品を必要としている人により高く販売できるアプリや梱包も踏まえた配送料が安いなどの選択が必要です。

販売する上で最も重要なのは、以下です。

「その商品が欲しいユーザーがいるか」
「正しく情報を届けられるか」

今回は具体的に書きませんが、その商品と必要としているユーザーがする行動として、特定の「キーワード」「情報が網羅されているか」が重要になります。

「商品の画像の枚数」(みたい箇所の解像度が高いなど)
「説明文に必要な情報が網羅されているか」
「広告での訴求」」

7)まとめ

特に「ヤフオク」の場合、「オークション」又は「即札」形式です。また、その時期に価値のあるものが「価値がない時期」に販売するのは適切ではなりません。

私の場合は以下で考えています。

「無駄なコストを使わずに、状態の良い目的の商品が手に入る」
「補修すれば新品同様に使える」
「状態の良いものは家族や親戚でも欲しい商品が手に入る」

というような観点で商品を購入し、実際に問題なく価値のある商品を使っていると思っています。
また、販売したい商品によって、

「欲しい商品によって価値やユーザーの層がアプリによって異なる」

ということから、欲しいユーザーがいれば、適切に価値が伝わるアプリで販売したり、オフラインでリユースの販売店を利用するなども行うことによって、「商品を必要としている人」「正しい価値」で提供できるのできると考えられます。

リユースについて知らなかった方や、正しく価値が届けられる、商品が買うための何かの参考になれば幸いです。