面接官のホンネ

2022年7月9日 12:00

こんにちは！ビールが美味しい季節になってきましたね！
（いや、ビールはいつ飲んでも美味しい・・・）
THE ONEで人事・採用を担当しております中井未希です！
今回は、私が実際「採用担当者」として"応募者のどこを見ているか”についてお話ししていきたいと思います。

私個人・THE ONEの中でのひとつの基準ではありますが、
他の企業であっても見ているポイントは近しいと思うので、
求職中の皆さんの参考にもなるかなと思います。
面接前にぜひチェックしてください！

面談・面接で見ている 3つのポイント

自分が仕事で得たもの・感じたものを言語化できているか
「だれか」のために「なにか」ができるか
変化を楽しめるか

この3点をクリアできるかどうか、で私は判断しています。

このあたりで「前職や専門スキルって関係ないの！？」という声が聞こえてきそうですね（笑）
もちろん、前職の経験や専門性なども選考に加味はします。
ただ、THE ONEという「業務委託＝プロ契約」で勤務していただく以上、
「前職で何を経験したか」ではなく、「前職で経験したことを、いかに自分のスキルにできたか」を重視しています。
極端な話、THE ONEが求めるポジションと、応募した方の前職が全然違っても、そのポジションで求められるスキルがマッチしていればOKというハナシです。
ここは、THE ONEだけでなく、他の企業様でも当てはまるところは多いのではないでしょうか。

それでは、ここで先ほどの3つのポイントについて詳しくお話ししていきますね！

1.自分が仕事で得たもの・感じたものを言語化できているか

実は、自分の経験を「言語化」できる人って意外と少ないんですよね。
なので、これから転職活動を始める人は、言語化するためにも
【スキルの棚卸し】をしてみてください！
自分が今まで経験したこと、そこで得たスキルを箇条書きで良いので並べていきます。学生時代やプライベートで得たものでもOKです。

例えば、私だと・・・・
●ライター時代（前職）→
ライティング、ヒアリング、文章をまとめて伝える力、外部パートナーのマネージメント、企画推進、営業、人事、進行能力
●母親として→
セルフマネージメント、見える化スキル（家事育児を見える化）、巻き込み力、危機管理能力

など、ざっと書いただけでこんなにあります。
こんな風に、言語化していくことは、採用活動をするにあたってとても重要です。書き出すことで自分では意識していなかったスキルが浮き彫りになりますし、自信にもつながります。

その上で、応募する企業が求めているスキルを予測し、
言語化した「自分のスキル」を面談・面接の場でぶつけてみましょう！

2.「だれか」のために「なにか」ができるか

これもTHE ONEだけでなく、他の多くの企業でも見られているポイントのひとつです。
「だれか」のなかには、「会社」であったり「お客さま」であったり、はたまた「他の社員」であったりと、その企業によってさまざまです。

THE ONEでは、契約いただいた「お客さま」に対して1年間サポートする、というスタイルを取っていますので、必然的にお客さまに対して伴走する姿勢は必要になります。
特に私たちは「お客さまが成功する＝私たちも成功する」と考えているので、この精神は必要不可欠なものだと思っています。
お客さまに対して、レクチャーやアドバイスをする立場ではありますが、
それを「教えてやる」という上からの立場ではなく、きちんと同じ目線に立ってサポートしていただける方に来ていただきたいですね。

他の企業においても同じです。
その企業の求めている「だれか」が誰に当たるのか？
その対象に対して、自分ができる「なにか」は何なのか？
ここをクリアにしていると、「おっ、なんや、わかってるやんか！」と面接官の心をグッと鷲掴みにできるはずです！
（私が関西人のため、面接官は関西人のおばちゃんで脳内再生して下さい）

3.変化を楽しめるか

THE ONEの色が濃く出るポイントですが、コロナという大きな転換期があった今、大多数の企業にも当てはまるのではないでしょうか。

THE ONEでは、毎週の目標があり、その時によって求められる目標はさまざまです。なので、人事採用をしている私も、今週は"面談を○人する”が目標だけど、来週は"みんなが仕事しやすいような業務改善案を考える"だったり、その週ごとに「使う脳みそが違う」なんてこともよくあります。

その時によって求められる役割が違うのは、確かに大変ではあるのですが、その分ひとの3倍くらいの速さで成長することができるので、私はこの「変化」の波を毎日楽しみながら乗りこなしています！
だいたい難題が来た時は、心のなかで「受けるw」と思えば割と心が軽くなりますよ（笑）
（とはいえ、ライフワークバランスを大切にしている会社なので、そんな無茶振りは来ないですし、ちゃんと話し合って決めますが）

ここからは独り言ですが・・・
転職活動をしていると、どうしても「安定して働けます」なんて言葉に目が行きがちなのですが、コロナもあり、物価の高騰や戦争なんかもあり、
「安定ってなんやねん」と思ったりもします。
「安定＝長く働ける」はニアリーかもしれませんが、イコールではないと思うんですよね。むしろ、日本の状況や世界についていくための「変化」を受け入れることができる"ひと"や”企業”の方が、長く続くのではないかと私は思うのです。

よいご縁がありますように

就職や転職を「ご縁」と呼ぶように、採用活動は「婚活」や「お見合い」にもよく似ているなと思います。
どちらの攻略方法も「自分がどんな人間かきちんと見つめ直す（アピールする）」ことと、相手の「良いところを見つけること」が重要なポイントです。

この記事では、THE ONEの採用担当としてのポイントをお伝えしましたが、
他の企業との面接でもかなり役に立つはずです。
大変なこと、心折れることもあるかもしれませんが、
転職活動をされている皆さまに、どうか良いご縁がありますように・・・

あと願わくば、THE ONEにも良いご縁がありますように・・・
10月から採用再開しますので、まずは私との面談で、ゆるりとお互いのことをお話ししましょう！

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