グローバルと国内ブランディングの差【イベント補足】
私も事業を持ってはいますので、リターンが想定しにくいものに対しては恐ろしく感じます。
私がデザイナーでなければ、ブランディングに投資する勇気は持てないでしょう。
しかしながら、感情へのリーチは、必達に近い状態になったと思います。
日本国内の人材の才能の問題より、環境的にシュリンクしているので、どうしても数字以外での勝負にもフォーカスをせざるを得ないと思うためです。
グローバルと国内のブランディングの差は、多様性と視点の違いによる、限界値のブランドの限界値や道のりの違いです。
この記事は、参加いただいた方の思い出し用。
チケットが売れてしまったので、参加いただけなかった方のシェア用です。
当日の内容を(様々な事情で)そのまま100%にすることも難しいので、とりあえずは、アウトラインであります。
今回は大変ありがたいことに今まで一番チケットが早く売れ、キャンセルもないという状態でした。当日もたくさんの方にお会いできました。感謝申し上げます。
今回はもともと大阪でお話ししたことと基本同じ内容にしようと思っておりましたが、頭の部分でグローバルブランディングについてお話ししました。
その部分をnoteではフォーカスし、それ以外は、下記をご確認いただけましたらと思います。
イベント的には後半の内容に当たります。まずはこの記事をお読みいただけたらと思います。
1:この記事
2:ブランドの価値とは
3:業態別ブランド価値と投資
4:ユニコーンのブランドと発生する要因(一部)
グローバルと国内のブランディングの差
グローバルと国内のブランディング活動の差
まず、学ぶとは、石坂はどう定義したのかというと、下図の通りです。
私も一応、事業を持ってはいますので、リターンが想定しにくいものに対しては恐ろしく感じます。私がデザイナーでなかったとするなら、ブランディングに投資する勇気は持てないでしょう。
しかしながら、近年は、感情へのリーチは、必達に近い状態になったと思います。
日本国内の人材・才能の問題ではなく、環境的にシュリンク(減少)しているというのは何度考えても大変厳しい状態です。今は全然大丈夫だと思います。
私が体験した海外の各国はアジアであったため、恐ろしいほど勢いがありました。象徴的なシーンは、
”高層ビルの全面が全てモニターになっており、それが4つぐらいのビルで連動しているところを生で見た時でした”
作ることが重要なのでなく、作れるという事実が重要なのです。
大きな流れというのは恐ろしいもので、減少とは普通では勝てないという意味し、どうしても数字以外での勝負にもフォーカスをせざるを得ないと思うためです。
これは近い将来より様々な業態で体感・ご理解いただけるようになるのではないかと思います。
では、下図、日式と海外の書道の違いです。
日本国内のチームの場合は、まずチームの多様性が非常に弱いです。良いところは、揉め事が小さい、解決可能、出だしがスムーズなどです。
一方海外は、多国籍チームのことも増えます。これは、初動が大変になる、、、かと思いきや、お互いにお互いを理解することでかなりのカロリーを使うので意外ともめてるばあいでないケースばかりでした。ただし目に見えない踏んではいけない、言ってはいけない言葉はたくさんあったと思います。私には全くわかってないこともあったと思います。
当然、多くの人に対応できる方が、市場規模にも比例すると考えられます
この中で、後半にも続きますが重要なことがあります。
それは、ブランディング手法や投資比率も変わることです。
海外では色々な人がいるので、極力言葉を使わなくてもコミュニケーションできるような努力が自然に行われます。
さらには、国によりメディアバイイングが安定しないので、驚きがある仕組みを限られた露出の中で考えることになります。
作品例としては、下記のP&Gのbest momなどです
https://www.youtube.com/watch?v=BnBvlz8EaZ0
これらを指揮し、責任を取るために担当者がデザイナーであっても、年収が上がります。ノンバーバルという難しい表現の中で確かなクオリティをより多くの世界中の人に感じさせる。
それが海外のブランディングです。故に、タレントさえいれば再現性はある程度あります。
日本式のマーケをまとめると、、、、
『特に何もやらなくても、そこそこ成功』とは、日本人同士意識は普段していないけどかなり分かり合えています。
私が海外で見たものとしては、
これらはあくまでも私の経験内ですが、概ね大部分はこのような手法が環境によって、ある程度自動で決められてしまう。
それ故に、国内の人の問題とか海外の給料の問題とかそう言う局所的な話でなく、全体の話から自然と出てきた局所の話となります。
しかし、ここで重要なのは冷静に見て、学び、ベストな環境下でなくても、優れたものを世界から取り入れ再現していくことにあると考えています。
以降は、こちらです。イベント当日はこの内容と90分程度話したと思います。
1:この記事
2:ブランドの価値とは
3:業態別ブランド価値と投資
4:ユニコーンのブランドと発生する要因(一部)
最近になって、イベントをご高評いただくことが増えてきたので、もう少し増やせるようなら増やしていきたいと思います。
(場合によっては、同じ内容でまた東京の別の場所でやるか、福岡あたりでやろうかなと思っています。渋谷界隈で場所場所お持ちの方ご連絡くださいませ!)
では:)