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デモクラシーとふりかえりがやってきた | 10月の学び気づき Top10

不定期更新だけど、なんとなく続けている学び気づき。
自分が学び気づきを受けているものには、「すごく面白いのに、なんで知られていないんだろう?」というものが多い。心惹かれつつも、知られていないものにスポットライトを当てていきたい。


デモクラシーフェスティバル2023 - "北欧の「デモクラシー」と、日本の「民主主義」は違う"

市民対話のお祭りである北欧生まれの『デモクラシーフェスティバル』。
市民の社会参画のヒントが得られるといいなと思って参加していた。
"北欧の「デモクラシー」と、日本の「民主主義」は違う"
という考えとの出会いが強烈で、デモクラシーの認識が異なると対話や社会の捉え方が異なってくるのはいい気づき。日本のデモフェスへの参加者が10万人くらいになると、国のデモクラシーの認識が変わって投票率は上がるかな。日本ならではのデモクラシーも考えていきたい。デモクラシーの前提となる人権についても学び直していきたい。


共創フォーラムVol.1 Art, Health & Wellbeing
ミュージアムで幸せになる。 英国編 / 社会的処方

国立アートリサーチセンター初イベントである『共創フォーラム』。
企画したのはとびらプロジェクトの生みの親である稲庭さん。
イギリスで進む「社会的処方」という概念との出会いがとてもパワフルだった。そしてICOMのあたらしい博物館定義で、より博物館が社会に開かれていく可能性を感じていた。組織のあり方がアップデートされるのってすごいことだ。

紹介されていた報告書。(あっ、まだクリエイティブヘルスしか読めてない・・・)

芸術・健康・ウェルビーイングに関する超党派議員連盟(英国)調査報告書 『クリエイティブ・ヘルス:健康とウェルビーイングに寄与する芸術活動(要約版)』<日本語版>

キーメッセージ
• 芸術は、私たちの健康維持・回復、長く充実した人生の実現に寄与する。
• 芸術は、高齢社会、慢性疾患、孤独、メンタルヘルスといった、医療・社会福祉が抱える重要課題への対処に活用できる。
• 芸術は、医療サービスや社会福祉における費用削減をもたらす。

(このあたりに触れてから、身の回りの物事の医療費削減効果を意識するようになった)

デイビッド・カトラー著 『ミュージアムにおけるクリエイティブ思考 心の健康に寄与する創造的なミュージアム活動』<日本語版>

【報告書】ずっとびの活動報告書を制作しました。


日本国内の社会的処方の動向については、NTTデータ経営研究所のレポートに情報がよくまとまっている。(と思う)
リンクワーカーの職業化は進むかな。


ツキイチコーチング、要求することで共創が生まれる

ツキイチでマイコーチにコーチングをお願いしている。最近は直前に扱いたいテーマを決めて、コーチングを通してあり方をふりかえる活用方法となっていた。なんとなくコーチングの場を活かしきれていない気がしていて、マイコーチからもなんとなく要求を求められている気がしていた。
週一のふりかえりであるZaPASSジャーナリングで、経験学習を回しておもしろい意味生成ができているけど、思考に偏りがち。一次プロセスによるふりかえりはある程度機能しているので、二次プロセスからもっと気づきを得たい。
ということで、マイコーチに一ヶ月のふりかえりでの学び気づきを話したあとに、プロセスワークで気になるテーマの二次プロセスにアクセスしていく、というセッションをお願いする。頭と心と身体を動かす、やりごたえのあるセッションになるのであった。
要求することで、共創が生まれるのだな。ということを実感した。


地域複業に一歩踏み込む会、ZaPASSジャーナリング「目的とやってくるもの」

不定期で1on1をしている友達と、「地域複業がやりたいね。地域複業の取り組み進捗を毎月話す機会をつくろう。」と約束した途端に、地域複業に関する機会が流れ込んでくるのであった。6つの地域との接点をつくり、地域複業へのアクションを進める。
そしてふと気づく。「元々機会はやってきていたけど、気づいてなかっただけ」なんじゃないかと。身の回りには地域で活動している人が多く、地域複業推進の取り組みをしている人もいる。そんな人達が頻繁にやっているイベントをなぜ拾えなかったのだろう?なぜ身近な人を頼れなかったのだろう?
目的を意識するだけで、やってきている機会が掴めるようになる。ということはあるのだろうな。ということをZaPASSジャーナリングで、ふりかえりの目的に「目的とやってくるもの」をセットしてふりかえるのだった。


京都からはじまる
人・知・文化を繋げることで生まれる
新しい社会

特に和える・矢島さんのお話がおもしろくて印象に残った。
「日本のファミリービジネスはゼブラ企業なんじゃないか」
京都の多くの長寿企業はファミリービジネスが多く、そして地域風土や無形文化とのつながりも深そう。あたらしい博物館定義のように、長寿企業やファミリービジネスのあり方が変化すると、すごいことが起きそうだ。その役割の一端を、ゼブラが担うのかもしれない。という妄想。


チームを覚醒させる「問い」のデザイン 新時代のミドルマネジメントの真髄

視聴しながらのつぶやき

日常の中で、どう越境の機会をつくっているか?
日常の中で、どう異業界/異業種と関わる機会を作っているか?
日常の中で、どう様々なコミュニティに参加する機会をつくっているか?

Xでのつぶやき

やり方に捉われていることに気づいて、やり方を手放して。
あり方に捉われていることに気づいて、あり方を手放して。
手放すことからどう学んでいくか。

Xでのつぶやき

技術的問題と適応課題
ハードスキルとソフトスキルに重なるところがありそう。
「ハード・スキルはソフト(常に変化し、常に陳腐化し、比較的容易に習得できる)であり、ソフト・スキルはハード(構築するのが難しく、重要で、習得に多大な努力を要する)である。」

Xでのつぶやき

コンテントを見て話している人、プロセスを見て話している人。
感情を意識して話している人、ニーズを意識して話している人。

Xでのつぶやき

「名詞(モノ)は、人間の思考を閉じ込める」
は興味深い。例のページ表示が一瞬だったので、あとでチェック。

Xでのつぶやき

「それは問題ではなく、問題風ですね」ってどこかで言いたい。
問題の課題化をどう意識していくか?
自分の身の回りに課題化されていない問題が潜んでいないか確認しよう。

Xでのつぶやき

このあたりは、プロセスワークの「ロール」「ランク」「パワー」のような概念に触れているのかな。
マネージャーのようにランクが高くなると、ランクの違いから起きる問題に気づきづらくなる。
自分のロール以外のロールの視点をどう見ていくか。

Xでのつぶやき

Xの投稿が差し込めなくなったの不便・・・。
問題と課題の切り分け、問題を技術的問題と適応課題に切り分けるのは試している。

HRテスト - 日本の人事部

日本の人事部の人事の基礎力を診断できる「HRテスト」
「採用・雇用」「人材育成・組織開発」「配置・評価・報酬」「労務」の4分野のテストが受けられる。
間違った問題に対応した参考記事から学ぶことができて、テスト結果が学ぶ意欲につながるのがおもしろい。そして記事コンテンツの再利用&利用活性施策としてもよくできている。
「第1回 人材育成・組織開発」のテスト結果は50点でした・・・。
勉強しよう。


貧乏マインドの人に尽くすほど最悪なことはない

Googleのマネージャー研修で扱われているGrowth MindsetとFixed Mindsetが頭に浮かぶ。
「Fixed Mindsetの人に尽くすほど最悪なことはない」と言い換えることができそう。と考えていた。


公園の再開発

最近、都内での公園の再開発計画が目について、たまに目にする宮下公園問題を調べていた。公園の再開発計画は、注意して見るようにしよう。
公園とは何か?


第5回社会包摂デザイン研究会「デモクラシー」

「ジェンダー平等がどれくらい進んでいるか?は民主主義の成熟度指標になる」という佐野さんの言葉に共感する。

“2007年にNYで開催された"Design for the other 90%: 残りの90%のためのデザイン"では、「世界のデザイナーの95%は、世界の10%を占めるにすぎない最も豊かな顧客向けの製品とサービスの開発に全力を注いでいる」という問題提起から始まった展覧会”
「誰のためのデザイン?」という言葉が頭に浮かぶ。

かなり難解な内容を扱った場で、付いていくのが大変で咀嚼はあまりできなかったな。たまにこういった場も必要。そういえばこの場で宮下公園に触れられていたから、宮下公園の問題を調べていたのだった。


10月の所感

ふりかえると、デモクラシーや社会的処方と社会に接する機会が多かった。日常の中でもデモクラシーや社会的処方を意識する機会が増えている。
ひさしぶりにZaPASSジャーナリングに参加できていたのもあって、日常のふりかえりをツキイチコーチングで更にふりかえる、という発想がやってきた気がする。もっとZaPASSジャーナリングに参加していこう。
地域複業活動は、アクションをやりすぎている気がするのでバランスに気をつけよう。あらためて友人・知人に恵まれていることを実感。
学びの機会も多かったお陰で、宿題が沢山。少しずつ消化していこう。
そういえばランチタイム学習とか、小さな学習習慣をつくったのも10月からだった。

カバー写真
小学校低学年の頃、走って木に衝突して前歯が欠けた。
そんな思い出の地である筑波山へ、ひさしぶりに。

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