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2023/0717週の学び気づき トップテン 専門職分人の組織影響、君たちはどう生きるか、ビジネスデザインほか

この記事では、一週間を過ごす中で生じた学び気づきを振り返り、
学びをぎゅぎゅっと絞り出していきます。

先週の学び気づき



1.トップや役員が持つ専門職分人に、組織は影響を受けるんじゃないか問題

エンジニア組織が大きくなった後に、デザイン組織をつくるのは難しい。
それはなぜか?
人がコンフォートゾーンに捉われるように、組織もコンフォートゾーンに捉われやすいのかもしれない。なぜなら組織は人によりつくられているから。


2.映画『君たちはどう生きるか』

映画『君たちはどう生きるか』を鑑賞して、書籍『君たちはどう生きるか』の著者・吉野源三郎さんのお孫さんと宮崎駿監督のエピソード記事を読み、そして漫画『君たちはどう生きるか』を読み始める。漫画が思ったよりもテキスト量が多く、読むのに時間がかかる。

「陽気で明るくて前向きな少年像(の作品)は何本か作りましたけど、本当は違うんじゃないか。自分自身が実にうじうじとしていた人間だったから、少年っていうのは、もっと生臭い、いろんなものが渦巻いているのではないかという思いがずっとあった」
「僕らは葛藤の中で生きていくんだってこと、それをおおっぴらにしちゃおう。走るのも遅いし、人に言えない恥ずかしいことも内面にいっぱい抱えている、そういう主人公を作ってみようと思ったんです。身体を発揮して力いっぱい乗り越えていったとき、ようやくそういう問題を受け入れる自分ができあがるんじゃないか」

「君たちはどう生きるか」宮崎駿監督が、新作映画について語っていたこと。そして吉野源三郎のこと

宮崎駿監督の主人公の少年像を捉え直す考えから、映画『THE FIRST SLAM DUNK』で井上雄彦監督も主人公を捉え直していたことが頭に浮かぶ。

26年経ち、自分の中でも視点が、価値観がだいぶ変わったというか……増えたんですね。痛みだったり、うまくいかないこともいっぱいあるよなって、みんなそうだと思うけど自分も経験して。痛みを抱えていてとか、痛みを乗り越えてとか、そういう存在の視点で描きたかったんです。みんなそうじゃないですか。無限の可能性を秘めている人ばかりじゃないので。みんな痛みと共に生きている。そういう視点で今の自分だったら描けるんじゃないかなと。そういうところにスポットを当てたい、フォーカスしたい。自分が関わるならそういう視点でやりたいというのがありました。

今の自分だから描けるものを
原作・脚本・監督:井上雄彦

漫画『君たちはどう生きるか』は読み途中だけど、コペルニクス的視点の転換(天動説から地動説)など、少年が生きることを通じて、おじさんの助けを借りて学び成長していく様子がたのしめる。

これらの情報を通じて映画を捉え直すと見えてくるものがありそう。
漫画を一通り読んだらFilmarksで感想をまとめたいな。


3.Twitter/Threads/Blueskyをどう使い分けるか?問題

テキスト系SNSが増える中で、どう使い分けるか?問題が出てくる。

おすすめからの素敵な人や考えとの出会いなど、セレンディピティエンジンとしてTwitterのお世話になる機会は続きそう。Twitterは基本興味のある人とは広くつながるようにしている。それがセレンディピティエンジンの燃料にもなってそうだ。

Threadsは、Instagramでつながっている人と200人くらいつながった時に、フォローする人をもう少し絞ってもよかったかな・・・。と考えていた。フェディバースや、JASRAC楽曲の投稿など、体験が変わるとつながり方も変えていくかもしれない。

Blueskyは、Threadsで沢山の人とつながった後だったこともあり、今のところ身近な友人のみフォローするようにしている。少しTwitterに書きづらいことを書くのを試している。

フェディバース同士のThreadsとBlueskyはいずれつながるようになるのか。
これからテキスト系SNSの使い分けがどう変化していくのか。


4.ビジネスデザインの整理に使えそうな『VALUE DESIGN SYNTAX』

割と最近、見かける機会が増えていた『ビジネスデザイナー』。
高度デザイン人材育成研究会 ガイドラインでも、ビジネスデザイナーの立ち位置を目にしていた。

高度デザイン人材育成研究会 ガイドラインより

そんな中で目にしたのが、NEWhビジネスデザイナーの方が紹介していたビジネスデザインの整理に使えそうな『VALUE DESIGN SYNTAX』。
コンセプトのミクロとマクロは、ロジックモデルのアウトプットとアウトカムのように、短期と中長期の視点を含む。戦略は優位性と仕組みと持続戦略で表現されていて、しっかり考えることが求められそう。あとで試してみよう。


5.体奏家・新井英夫と彫刻家・安藤榮作の木彫人型2000体による パフォーマンス・ワークショップ

青学WSD講師で受講時にお世話になった新井英夫さん。また新井さんの対面ワークショップに参加したいな、と思っていた。新井さんのワークショップでは、新井さん自身が身体と向き合うことに没頭する表現により、参加者も少しずつ身体と向き合うことに没頭していく。
今回のワークショップで、印象に残ったシーンは二箇所。
1つ目は、安藤榮作さんが話していた言葉。「パレスチナのこども達を忘れないための人型。それは自分自身が忘れられないための活動でもある。彫刻の際の振動が身体に刻み込まれる。」人型同士を叩くことによる振動、人間という人型も振動する。
2つ目は、ワークショップの最後に、人型の川と参加者全員が一体となるシーン。新井さんが周りの人に「持ち上げて」と声をかけて、参加者が新井さんを車椅子から降ろして、川の一部にする。そして全員が人型と一緒に横たわり、みんなで川を作る。


6.青学WSD39期オンライン実習

青学WSD29期を修了してから10回以上参加しているだろうか。
青学WSDではチームでワークショップをデザインして、チームで実践をする実習がある。ワークショップの参加者役には、WSD修了生が協力して参加者視点で現役生にフィードバックをする。


7.はじめての人事の語り場 ランチ会

人事職同士だからこそ、出せる顔がある、話せることがある。

Twitterコミュニティ「人事の語り場」


8.デンマークのシナモンロールと、自家焙煎コーヒー

Kaospilot Creative Leadership Workshop参加後に、Creative Leadership Alumniつながりで知り合ったレナさん。出会ってから6年近く経つのか。6年の間に、Creative Leadershipに加えて、WSDやプロセスワークと学んでいるものの共通点が増えていく。クリエイティブリーダーとして、レナさんが何を表現しようとしているのか?と考えると味わい深い。


9.クイズで知る「デジタル印刷」の世界!

WeWork内で人と人をつなぐので知られる髙野さんに紹介いただいたフジプラス江藤さん。江藤さんからWeWork Icebergでイベントをすると声がけいただいて参加。

イベントでの学び気づき。

  • HPが取り扱うデジタル印刷機『Indigo』の開発には、イスラエルの軍事技術が活用されていてアポロ計画メンバーが関わっている

  • デジタル印刷機『Indigo』は、APIで操作できるのに加えて、JavaScriptで印刷データの操作ができる。

  • アート作品通販 MUSUBIで、クリエイター作品の海外販売が可能になるかもしれない

10.ニシダが家に帰ったらマネージャーと彼女が寝てるドッキリを「7日間」やってみた

試行錯誤を繰り返すララチューン企画で傑作コンテンツが出てきた。
ニシダの彼女を巻き込んだニシダへの嫌がらせを、7日間続けるという身を削り手間のかかった企画。ニシダ、ニシダ彼女、マネたく、+αと関係性の中で起きることがたのしめる。そして最後のサーヤの悪魔のような笑いが秀逸。


所感

この回の学び気づきは、テキストにしていないものが多くて手間がかかる・・・。まめに感想をテキストに残しておくようにしよう。

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