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『日本一頭の悪いコンサル』の話をしよう。

正直長いっす。最後まで読んでくれたあなた。コーヒー奢ります。


最近、自分の事を話す機会が多くなった。コンサルという職業柄、クライアントとの相性が大事だから。自分には特に誇るような実績もないし、能力もない。かと言って格好つけるのも嫌なので、ありのぉ~ままのぉ~自分語りをするのだが、コイツ面白い!と仕事の依頼が来る事が多く意外に需要あるじゃん(嬉しい)と気付いた。これを読んで興味を持ってくれた人と仕事ができれば良いなあ。そんな感じでこのnoteは名刺代わりに使おうと思っている。

過去

ド田舎で生まれた。父親はトラック運転手、母親は専業主婦の裕福ではない家庭。家もボロ団地で風呂場にナメクジがいるようなカオス環境だった。それでも、愛情は充分すぎる程受けながら育てられた。

その甲斐もあり、保育園に入る頃にはストレス耐性のない繊細優しいBoyになっていた。あいにくカオス環境にある保育園で虐められ、家でスマッシュブラザーズをオールでプレイするプロオタ路線を突っ走る事になる。   

小学校に入学してからは友達も出来て、平凡Boyとして学校に通う事になる。ただひょんな事から一部の意地悪ギャング達に虐められるようになる。耐性はあるので「スマブラなら勝てるのに」と思いながら耐えた。しかしある日、我慢が頂点に達しギャングの顔面を1発殴った。

そこから人生が変わった。ギャングからの虐めも無くなり、周りが一目置くようになった事で自信がついて良い波乗りまくった。結果、学校で1番目立つ存在となった。つまりKG(キングギャング)である。

その調子で中学校に入学する。中学校でも荒れ放題で薬の売人になった、という訳ではなかった。見た目はギャングなのに何故か学級委員長を3年間努めた。野球部でもエースとして活躍。空手を10年以上していたので喧嘩も負けない。女性にも異様にモテた。

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ただ勉強は一切していなかった。そのため、偏差値39の県立高校へ適当に入学する事になる。

暗黒期

高校に入学してからは墜落した。夜バイクでツーリングするのが日課となり、タ○コ、アル○ールは標準装備になった。原因は「画一的な教育への反発」。同じような髪、服、勉強を強いる教育の中で個性が潰されていくのが受け入れられなかった。そもそも、尊敬すらしていない教師の主観と相対的評価で成績が決まる仕組み自体が嫌ry

とはいえねちねち言っていても仕方がないので、自分が自信を持っている、根性、統制力、コミュニケーション力を武器に就職や進学は決めてやろうと思っていた。まあそんな甘い考えも当然、通用せず大苦戦するw

その他、本当に色々ストレスが重なってしまい、精神病である『強迫性障害』に罹患する。この病気の症状は様々あるが、代表的なものは「過剰なまでに何度も手を洗う」や「何十回も戸締まりを確認する」等がある。ただ自分は加害恐怖という色んな意味でヤバイやつだった。

高校3年生の時は精神安定剤を飲みながら通学した。世間とのギャップが大きすぎて、自分の居場所はないと思っていた。自分の人格を疑い自己嫌悪が日々増していた。

ただそんな状況を救ってくれたのは母親だった。変でも良いじゃん良いじゃん、お前なら出来る!と修造ばりに励まされた。その甲斐もあり、薬の売人になった。ではなく本来の姿を徐々に取り戻した。

どうせ俺は今後も社会不適合者に変わりない。だったら” 独自の人生を自分の力で創るしかない”と考え、進学も就職もせず起業を決意する。

イケイケ期

無事高校も卒業し、やっと独立だ!とはいえ何で独立するんだ?とふと考える。何もない。そこでとりあえず大阪に引っ越してみた(え?)。さてどうしよう、お金もない、人脈ない、何をするか。悩んだ挙げ句に出した結論が

社会不適合者でもネットビジネスなら行けるんじゃね??学歴関係ねーし。今から頑張ればホリエモンとか行けるくね?

である。そこで自称プロコンサルタントの人から教わる決意をする。当時の自分にとっては大金である20万円を投資して。

自称コンサルタントは凄かった。タワマンでパーティーを定期的に開催、有名人との繋がりもあり、多くの俺みたいな受講生を抱えていた。華やかな世界で生きているTHE成功者。憧れであり目指すべき人物、そう思っていた。

ただ現実はそうではなかった。コンサルといっても中身のない商材を高値で売り続けているだけ。まあ簡単にいうと詐欺だ。その商材を「YOU売りまくっちゃいなよ」と指示してきた。

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結果3ヶ月でネットビジネスは辞めた。人それぞれではあるが、決意を持って挑戦している人に対して「利益」だけを目的に商売したくなかった。そこまで利己的な欲求のみを追求出来る人間ではないし、そうした生き方は無理だなと感じた。

そもそもコンサルタントは「人や企業の理想」を叶える事に価値があり、そしてその価値でお金を貰う仕事。中身のないコンサルをしている時点でコンサルタントとは言えない。さらに言えば、華やかな生活や名声だけを追い求める人をコンサルしている時点でダサいし、意味がなry 

ネガティブな事ばかり書いたが、この件のおかげで自分がしたい事が明確になった。

”利他的な精神を持って事業に挑戦する人を助けられる本物のコンサルになる”


目標が明確になったので、それを達成する為に色々経験した。ビジネスの基礎や経営者を理解するため中古車販売店を起業したり、逆にビジネス色の弱い業界を知りたくて介護事業所を立ち上げ、実際の介護業務まで経験した。個人としては株式投資でお金の流れを養った。

1番キツかったのは国家資格である中小企業診断士の取得。偏差値39の高校で最下位から5本指に入るチンピラには難易度が高すぎる(祖父に掛け算の筆算から教わったのは内緒である)。ただ、どーーしても目に見える成果が欲しかった。仕事が終わってから勉強、彼女といても勉強、旅行先でも勉強、飲み会でさえ勉強していた。IT科目が弱かったのでパソコン教室にも通った。まさに死に物狂いだけど、そこまで努力したおかげで無事に合格。やっとコンサルとしてのスタートラインに立てた気がした。

そこから上京して、念願だったコンサルの道を進む事になる。何やかんや実績も積んだけど、書くのダルいw 簡単にいうとベンチャーとか新規事業を得意としてまっすん。

まとめ

長々と書いたけどこんな感じ。最後の方、疲れて適当になったすんません。読んで貰うと分かる通り、早慶出身だとか留学経験だとか眞子様と結婚するとかエリート街道とは程遠い。佳子様とは結婚したいけど。それでも、失敗し続けながら自分の道を創って来た事に自信があるし、レールに沿って生きるよりもシンプルに楽しくね?と思っている。

最後に書いておきたい事がある。

本物のコンサルには今も拘っている。だからヒアリング時点で利益しか目に見えない、社会的な影響が考慮できていない人とは仕事をしない。生意気だけど今後もそれは貫く。

そして後々は、コンサルしたお客様を集めて共同VCを設立したい。社会的な影響まで考えられる起業家を応援するVC。IPOするとかM&Aするとかそんなのじゃあない、何か気持ち良い事しよーぜみんなで。

こんな感じで長々とありがとう。アリアナばりにthank u nextと言って終わります。では

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