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文系大学生(経済学科出身)→ エンジニア2年目

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最近の記事

グーグル、検索に生成AI

グーグルが主力のインターネット検索サービスに生成AIを本格的に組み込むことを決めた。年内に日本を含む世界各地で10億人超が使えるようにする計画だ。生活に深く浸透した「ググる」を変えるだけでなく、多くのコンテンツ提供者が参画するネットの生態系に影響を及ぼす可能性が出てきた。IEEEがトランジスタなどの産業社会の基盤技術と同時に位置付けたページランクは「ほかのウェブサイトからのリンクが多いサイトは質が高く重要だ」との考え方に基づくグーグルは、この技術を核とし、必要なサイトを見つけ

    • 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで

       本書は、三宅香帆さんが書かれた読書論です。どうすれば、労働と読書が両立する社会を作ることができるのかを考察していく本となっています。 本の構成は冒頭に、問題提起があり、中盤に読書と労働の関係の歴史、最後に、働いていても本が読める社会を作るためにはどうしたら良いかが書かれています。  私自身、本は読む方ですが、確かに、働いていると、本を読まなくなるなと思い、本書を書店で見つけて、手に取り購入して、一日で読み終えるほど、興味深い本でした。どのような内容の本であったかまとめたので

      • 人的資本の情報開示について

        2023年3月の決算期から、一部上場企業を対象に有価証券報告書への「人的資本情報」の記載義務化がスタートした。人的資本の情報開示において投資家に好材料を与えるためには、人的資本への投資が労働生産性や財務状況にどう効果を発揮しているのか、明らかにすることが求められる。人的資本の情報開示で重要となる「人材育成」においては、投資家からの関心が特に寄せられている分野だが、投資効果を明確に測定することに難しさを感じる企業も多い。人的資本の取り組みにおいて企業が目指すべきゴールは、有価証

        • 新しいデザイン思考

          われわれ(西洋人)のほとんどは直線的な思考、システマチックな連続体を単純な連鎖や因果関係で捉えるやり方を刷り込まれている。そのため、将来性を複合的な問題だと勘違いし、複雑な何かを、個々の要素に分解して、パーツを別個に調査しようとします。 「改善」とは必ずデザインプロセスとして行うことです。 あるシステムを理解するには、レベルの異なるシステムの間の関係と階層構造を理解することが欠かせない。システミックデザインでは、視覚的にストーリーを語り、視覚的に分析し、対話を通じて知恵を引

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          資本主義の次に来る世界

          脱成長とは 経済を成長させないまま、貧困を終わらせ、人々をより幸福にし、すべての人に良い生活を保証できること。 脱成長を実現するにはどうすれば良いか 成長させるべき部門(クリーンエネルギー、公的医療、公共事業、環境再生型農業)と必要性が低いか、生態系を破壊しているので、根本的に縮小するべき部門(化石燃料、プライベートジェット、武器、SUV車)を見極めるべきである。 資本主義はどこから来たのか 人間は本質的に利己的で、自分の利益を最大化しようとすることからきている。

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          『ブランディングの教科書』を読んで

          きっかけ 「売れる」サービス・モノ・ヒトを作るためにはどのような要素が必要なのだろうか?本書を読むきっかけとなったのはこんな漠然とした疑問からでした。私は現在、モバイルアプリエンジニアとして、近くの定食屋さんの、良さを伝えるためのアプリを開発しています。そんな中で、このアプリをより多くのユーザーに使ってもらうためには、どうしたら良いか?ただ自分のやりたい(作りたい)ものだけを作っていて良いだろうか?そんな壁にぶち当たった時に出会いました。 ブランドとは ブランドとは生活

          『ブランディングの教科書』を読んで

          SOLI D原則

          目的:ソフトウェア設計をもっと理解しやすく、柔軟に、そして保守しやすくするために導入した5つの原則 1. SRP(Single Responsibility Principle)単一役割の原則 2. OCP(Open Close Principle)オープン・クローズの原則 3. LSP(Liskov Substitution Principle)リスコフ置換の原則 4. ISP(Interface Substitution Principle)インターフェース分割の

          SOLI D原則

          知について

          知の移転(knowledge transfer)人・組織は自ら知を生み出さなくとも、外部から知を手に入れることができる。 代理経験(vicarious learning)一言で「人の振り見て我が振り直せ」。人の経験から知を手に入れることができる。 知の探索・知の深化知の探索とは、自分の認知の範囲外にある知を探索し、それを今、自分の持っている知と新しく組み合わせること。知の深化とは、新しい知を徹底的に深掘りし、何度も活用して磨き込み、収益化することである。 コンピテンシー

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          UMLの使い方

          概要UML(Unified Modeling Language):統一モデリング言語とは、オブジェクト指向を使って書いたプログラムの構造を表現するために考案されたオブジェクト指向の分野における図式表現である。ソフトウェア開発における図式表現の集大成になっている。 UMLバージョン2では13種類のダイアグラムを規定している。 1. クラス図:クラス間の仕様とクラス間の関係を表現する。 2. 複合構成図:全体の一部分構造を持つクラスの実行時の構造を表現する。 3. コンポーネント

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          オブジェクト指向が持つ「汎用の整理術」

          概要どうやら難しそうなタイトルを付けましたが端的に言うとオブジェクト指向は物事を分類して整理する基本的な枠組みであると言うことです。 コンピューターは現実世界の仕事や遊びをそのまま「丸ごと置き換える」ものではなく、あくまで人間が楽をするために現実世界の仕事の「一部を肩代わり」するだけなのです。システムを作る工程は大きく分けて二つあります。上流工程と下流工程です。「汎用の整理術」は上流工程で使える枠組みです。そして汎用の整理術の中にも二つの枠組みがあります。集合論と役割分担です

          オブジェクト指向が持つ「汎用の整理術」

          メモリの使い方

          プログラムが動作するときに一般的なメモリの使い方です。 プログラムのメモリ領域は基本的に3種類あります。 「静的領域」「ヒープ領域」「スタック領域」です。 静的領域プログラムの開始時に確保され、以降プログラムが終了するまで配置が固定されている領域です。ここには静的な変数、すなわちグローバル変数とプログラムの命令を実行可能な形式に変換したコード情報が格納されています。 ヒープ領域プログラムの実行時に動的に確保するためのメモリ領域です。英語のheapは「たくさん」「山ほど」と

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          オブジェクト指向誕生以前の歴史

          そもそもなぜオブジェクト指向という考え方が誕生したのだろうか? オブジェクト指向プログラミングが誕生する前のプログラミング言語の主流は、機械語、構造化プログラミングでした。 黎明期には、コンピュータは二進数で書いた機械語しか解釈できません。 そのため、1940年代には、プログラマ自身が機械語を使って1行1行プログラムを書かなければなりませんでした。プログラミング言語の最初の1歩は、アセンブリ言語です。アセンブリ言語では、無機質な機械語を人間がわかりやすい記号に置き換えて表現し

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          オブジェクト指向誕生以前の歴史

          オブジェクト指向はなぜ難しいのか

          そもそもオブジェクト指向とは何だろうか? オブジェクト指向は英語で「object oriented」 日本語に直訳すると「モノ指向」「モノ中心」となる。 オブジェクト指向が難しい理由は2つあると考えられる。

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          IPアドレスの基礎知識

          そもそもIPアドレスとはネットワークのネットワーク。ここでいうネットワークとは、企業や組織のネットワーク。つまり、組織ネットワークを相互に接続するというネットワークがインターネットなのです。 IPアドレスはネットワークアドレス部とホストアドレス部によって構成される。ネットワークアドレス部はインターネットに接続されている各組織を識別するために使われる。ホストアドレス部は、組織ネットワーク内部で、各コンピュータを識別するために使われる。 IPアドレスは使用するネットワークの規

          IPアドレスの基礎知識

          規模の経済

          規模の経済性とは生産量が高まることにより1つあたりの製品のコストが下がることをいう。 金融市場で考えてみると、預金が潤沢にある場所にはさらにお金が集まり、預金が少ない場所にはどんどんとお金が減っていく。 例えば、同じ10億円でも、銀行にまとめて預けられているのと、各世帯でばらばらに保管されているのでは訳が違う。前者は様々なところに貸付ができるが、後者のように数十万〜数百万円単位で各世帯に保管されているお金は、なんの力も発揮しない。なぜなら、誰もそのお金のありかを知らず、誰に頼

          規模の経済

          ページの置き換えアルゴリズム

          ページの置き換えアルゴリズムには4種類あります。 1.FIFO(First In First Out)先入先出し方式 2.LIFO(Last In First Out)後入れ先出し方式 3.LRU(Least Recently Used)方式 4.LRU(Least Frequently Used )方式 FIFO方式について 文字通り最初にページインしたページを追い出し対象にする。 イメージ的には筒をイメージするとわかりやすい。 LIFO方式について 文字通り最

          ページの置き換えアルゴリズム