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留学経験なく海外駐在員になれた著者が伝えるTOEICの点数を確実に上げる方法(試験当日テクニック編)


はじめに

今日は、今回は試験中のテクニックを記載していきます。

以前立てたトピックでお伝えした「TOEICのスコアアップに近道なんてない」という主張と若干矛盾する部分があるのですが、TOEICスコアが400~600点前後の初級~中級者向けには手っ取り早く点数をあげる試験テクニックがある為、本トピックを立ててみました。

https://note.com/masawata/n/n1a6b58b99153

今回は5つほど有効だと思われる試験テクニックを記載しますが、私は勉強方法も試験時のテクニックもその人毎に合う合わないがあると思ってますのでご自身に合うと思うもののみ取り入れて頂ければと思います。

それでは順にご説明していきます。


テクニック① 当日の試験前の時間(試験会場への移動時間等)は倍速再生した早めの英会話を聴き耳を慣らす。

これは気分的な問題もあるかもしれませんが試しに試験当日はアプリやCDプレイヤー等を用いて普段使用している学習教材を少し早めの英会話をリスニングしてみてください。

そうする事で少しだけですが試験本番で余裕を持ってリスニング問題に望めます。また特に改定後のリスニングパートは改訂前よりもより実践的な英会話になっており、問題によってはスピードの速い英会話の問題も出ますのでその対策にもなります。


テクニック② 鉛筆は使い古しではなく新しいもの買う、また、鉛筆の先は尖らせず丸めておく。


このテクニックは中学受験に特化する受験予備校でも教えている簡単な点数アップ法ですが、目的としては時間ロスを極力減らし少しでも多くの問題を解く点にあります。

先ず理由として先ず何故新品の鉛筆を使う必要があるかと言うと使い古しの鉛筆ですと普段使う中で机から落とした際などに中の芯が折れている事があり、試験期間中に折れるとその度に時間をロスするからです。僅かな時間ですが集中力を途切らせるきっかけにもなるので試験当日は新品の鉛筆を利用してください。

また鉛筆を丸めておくことはマークシートの解答欄を最短時間で塗り潰すためであり、これもぜひ導入してみてください。仮にシャープペンシルと比べ一解答あたり1.5秒の時間の節約だとしてもライティングパートだけでも150秒浮きます。それだけあれば長文問題を一つ解くことも可能な為、時間切れで最後の問題までたどり着けないことがよくある方はこのテクニックを取り入れるだけでも10点〜20点くらい上がります。

せこいやり方かもしれませんが学力に関係なく点数を上げれるので是非試して見てください。

テクニック③ リスニングパートの隙間時間でPart5の「短文穴埋め問題」を解く。


本テクニックはあまりお薦めできるものではありませんが、手っ取り早く点数を上げる為にはかなり有効ですのでよければ試してみてください。

具体的にはリスニングパートにおいて、冒頭で問題を解説している時間と、Part1、2において解答がAやBと確信出来、残りの選択肢を聞く必要がない場合の隙間時間を利用して、すぐに答えられるPart5を解答するというテクニックになります。尚、その時点でライティングパートの回答をすることは難しい為、問題集に薄くチェックを入れる等して、回答の目印をつけておくことをお薦めします。

因みに本来であればリスニングパート中にライティング問題を解くのはルール違反ですが私は気にせずガンガン解いてました。もしかしたら注意されるかもしれませんが過去10回以上TOEICを受けた中で一度もその経験がなく、試験管もアルバイトが殆どの為、おそらく大丈夫です。

補足ですが、もしTOEICが大学等の入学試験で、試験チャンスが年一回しかなく、ルールを厳格に守らないと失格になる可能性があるようなテストであれば私も素直にルールに従います。しかし、TOEICのように可能な限り点数を上げることのみに注力すべきテストは、使えるテクニックは全て取り入れるべきだと思っています。

只、性格的にも使いたくないという方もおられると思う為、使ってみたいと思う方のみお試しください。

テクニック④ Pat5の短文穴埋め問題はスピード重視であまり時間を掛けない。


本テクニックについてご説明する前に意識して頂きたいTOEICの特徴が一つあり、スコアが伸びない方は最後まで問題を解ききれてない方が圧倒的に多いという点です。当たり前のことですが基本的に問題を解けば解くほどスコアは伸びますのでTOEIC試験では効率的に問題を解いていくことがとても重要となります。

従い、少し考えてわからない問題は取り敢えず仮の回答をさておきドンドン前に進みましょう。特に4択問題でから正解の選択肢を2つまで絞った後、答えを決めきれない時は「エイヤッ」と勘で答えてしまいましょう。理由としては私の経験上、その問題は引っ掛け問題の可能性が高く時間をかけてもあまり正答率は変わらない為、さっさと他の問題を解きにいって点数を稼ぐ方が効率的だからです。

テクニック⑤ Part7の長文問題は問題集の端にメモを取り問題文の理解を深める。

多くの方が苦手とされる長文問題ですが、Part7の長文読解は誰が何をしたかという点が解答の鍵となることが多くあるので、問題を解きながら問題文の端に誰が何したか、を走り書きしておきましょう。

問題文の趣旨が理解しやすくなる上に、誰が何をしたかという点での勘違いが減り正答率が上がります。

※お気付きの方もおられるかもしれませんが、TOEIC試験中に問題文にメモを取ることはNGです。只、私は試験官のアルバイトをした経験から、どうせ問題集は処分すると知っていましたのでどんどん書き込んでいました。

ルール違反だ!と言われるとそうなのですが、では守ってだれか得をするのか?という視点で考えると私の知る限り誰も得をしないのでよければ本テクニックも試してみてください。イージーミスが減り、解答スピードもあがる為、確実にスコアがあがります。

本トピックまとめ

以上がこれまで私が取り入れてきたテクニックですがいかがだったでしょうか。全てを取り入れると人に寄っては30~40点ほどスコアが上がると思いますのでご自身にある方法を見極めて一度本番で試してみてください。

一応。今日のテクニックを纏めると下記になります。

・当日の試験前の時間(試験会場への移動時間等)は倍速再生した早めの英会話を聴き耳を慣らす。

・鉛筆は使い古しではなく新しいもの買う、また、鉛筆の先は尖らせず丸めておく。

・リスニングパートの隙間時間でPart5の「短文穴埋め問題」を解く。

・Pat5の短文穴埋め問題はスピード重視であまり時間を掛けない。

・Part7の長文問題は問題集の端にメモを取り問題文の理解を深める。

TOEIC勉強法(中級編)も近日中にアップロードしようと思いますのでそちらもご参照頂ければ嬉しいです。

それではここまでお読みいただきありがとうございました。


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