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安井家の自然体日記 vol.02 〜プログラミングにハマる8歳の双子〜

こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。

前回、日々の暮らしのなかで感じる自然体について語りました。社内でもなかなか好評だったみたいです。写真のおかげですかね?今回も、ビジネスのシーンというよりは、日々の暮らしのなかで、特に子どもたちと接するなかで感じたことから、書き始めていきます。

うちの子は、男の子と女の子の双子で、今8歳なのですが、彼らを見ていると、「子どもって自分の欲望のまま素直に生きているな〜」と思います。

彼らは最近、『14歳からのプログラミング』というめっちゃ分厚い本を読んで、スクラッチという言語を使ったプログラミングにハマっています。本が案内するサイトに自分でアクセスして、無料のツールにログインしてやっているらしいんです。親の知らないうちに。

興味がある方はこちらからどうぞ。

ちなみに、我が家ではネット上のサービスを使うときは、お金を払う必要があるかどうか「ちゃんと見いや」と教えているので、きちんと無料版で楽しんでいるようです。安心してください(笑)。

内発的動機は、強い!

まず面白いなと思ったのが、彼らは自分で勝手にプログラミングに興味を持ってやり始めたんですね。僕がWeb制作会社を経営しているからとかではなく。

まず息子が本を読み出して、タブレットを使ってプログラミングを始めました。それを横で見ていた娘も「楽しそう!」と思ったそうで、「私もやりたい!」と言ったら、息子が「ちゃんと本を読んでからじゃないと意味ないと思うよ〜」と言い放った、と。これには笑いました。

最初に分厚い本を読破した息子。なにやら真剣。

めっちゃ分厚い本ですよ?僕が読んでも意味がわからないような内容なので、「やりたい」という欲求がなければ読めるわけはないんです。「分からないところはあっても、とにかく読み進めてみる」という意欲がすごいなと思いました。息子も娘も読みながら、「あああ〜長すぎる!!!」って嘆いていましたけどね(笑)。

彼らを見ていて学んだのは、「内発的動機」はむちゃくちゃ重要だってことです。自分のなかで「やりたい」と思ったことは誰に言われるわけでもなく、ガシガシ進められるんですね。

息子はさらにふりがなプログラミングというシリーズの本でjavescriptの本を読破。パソコンでATOMとchromeを行ったり来たりして、新しい興味に進んでます。子は勝手に育ちますね(笑)。

娘は工作が好き。
プログラミングで何かを動かしたり作り上げることに、興味を持ったのかな?

苦手に向き合えば、新しい自然体と出会える。


一方で、苦手なことへの向き合い方、乗り越え方をどうやって教えよう?と頭を悩ませています。「苦手を克服しよう」という内発的動機がないなかで、無理やりさせるのは違うと思うからです。

とはいえ、なんでこんな話をしているかというと、やっぱり、苦手と向き合うこと、乗り越えることは、とても重要なことだと思っているんです。とにかくやるだけやって「これ以上は無理!」という自分の限界に気づくことができるから。「新しい自然体のカタチ」を見つけられると言いますか。

僕も、若い頃はとにかくいろいろやってみました。Macが出始めた頃、デザイナーの見様見真似でソフトを使って、自分でチラシやパンフレットを作ってみた。そこで「僕にこれ以上の表現力はない」という現実を突きつけられたんです。

演劇の脚本を書いていた時期もありました。「何も浮かばへん・・・」って、いつも吐きそうになりながら(笑)。脚本家は本業ではないなと悟りました。

デザインも、脚本書きも、自分の本当の道ではないけれど、チャレンジしてみてよかったし(今の仕事に確実に生きていますし)「じゃあ僕はどこで価値を発揮する?」と新しい道を探そうとするきっかけにもなりました。

逆に、得意なこととか出来ることだけをやるというのは、「今より小さくなるしかない発想」だと思うんです。夢もロマンもない。少なくとも50歳までは、自分の可能性に蓋をしたらあかんと思う。

「ピンチがチャンス!」とまで言える自分ではないけれど。「ピンチが転機!」ということは肝に銘じています。

苦手と向き合いたいという「内発的動機」が自然と生まれるようになったら、人生はもっと面白くなると思うなぁ。

もともと二人は大の読書好き。毎日なにかしら読んでいる。
苦手とも楽しく向き合えるといいね。


★こちらでも、安井家における自然体な暮らしが覗けます。

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インスタグラムでは、主に写真で、暮らしを綴っています。

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