安井省人

「みんなが自然体で生きられる世の中をつくる」をミッションに、生き方や住まい方、働き方の多様性を探求しています。 株式会社スカイベイビーズの代表です。クリエイティブや編集の力でさまざまな課題解決と息苦しさの解放をめざしています。 https://www.skybabies.jp

安井省人

「みんなが自然体で生きられる世の中をつくる」をミッションに、生き方や住まい方、働き方の多様性を探求しています。 株式会社スカイベイビーズの代表です。クリエイティブや編集の力でさまざまな課題解決と息苦しさの解放をめざしています。 https://www.skybabies.jp

マガジン

  • 自然体経営

    全員兼業・100%在宅ワークを推進するクリエイティブ・カンパニー、スカイベイビーズの代表 安井が、「自然体で、生きる」を実現する組織・経営とはなにか?を、考えます。

  • スカイベイビーズ オープン社内報

    全員兼業・100%在宅勤務を推進する、クリエイティブ・カンパニー 株式会社スカイベイビーズのオープン社内報です。よくあるWeb制作会社、Webプロダクションとはちょっと異なる、スカイベイビーズの「組織」、「働き方」、「仕事実績」など、いろんな情報をお届けします。

最近の記事

  • 固定された記事

理念、「自然体で、生きる。」の背景にある社会課題

こんにちは。クリエイティブ・カンパニー、株式会社スカイベイビーズ代表の安井です。 今日は、当社の理念「自然体で、生きる。」が生まれた背景について、お話ししたいと思います。 私たちは、Webを主な切り口としたあらゆるコンテンツをクリエイティブする会社です。そんなクリエイティブ・カンパニーの理念が、「自然体で、生きよう。」です、とお伝えすると、驚かれることがあります。「何ですか、それ?」と。 そこでまず、理念の前提にある「課題意識」をお話しします。 この図を見てください。

    • フラット組織の混乱 Part.04 〜優先順位・ファシリテーション力・教育〜

      スカイベイビーズは数年前から「フラット組織」を公言し、推進してきました。お手本となる組織はそう多くなく、手探りのなか試行錯誤している過程です。当社のメンバーも困惑していると思いますが、僕自身「これでいいんだろうか?」と戸惑う場面が多々あります。今日はそんな「フラット組織を運営する上で悩んでいること」についてお話します。 仕事の優先順位を決めるのは誰? 当社には、①ブランディングやWeb制作などを行うクリエイティブ事業(クライアントワーク)と、②ECサイトやメディアなどを運

      • 「社内コミュニケーションに課題あり」は、本当か?【オープン社内報】

        気持ちだけで、課題を考えない こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。前回のnoteでは、全社メンバーによる「経営改善プレゼン」についてお話ししました。 続きの話をします。私が今回の「経営改善プレゼン」で最も意外だったのは、「社内コミュニケーションに課題がある」という意見が多くみられたことでした。 ここ2〜3年でメンバーが倍近く増えたので、まず人数と接触回数の問題だとは思います。スカイベイビーズでは全員がフルリモートワークを採用しているため、「あの人のことをあまりよく

        • 2023年4月、メンバー全員による経営改善プレゼン

          こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。 4月4日、年に1度のスカイベイビーズ恒例イベントを開催しました。すべてのメンバーが「経営改善策」を提案するプレゼンです。 今回このテーマでお話したいことは2つあります。1つは、どんな風に改善策を考えてもらい発表しているのかについて。もう1つは、どんな策が出て、それに対してみんながどう感じているのかについてです。 どうやっているのか? スカイベイビーズには「経営会議チーム」があり、私含む5名で運用しています。経営改善プレゼン

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • 自然体経営
          安井省人
        • スカイベイビーズ オープン社内報
          安井省人

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          「未来の幸せ=WILL」について考えよう。

          こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。 当社では2022年の9月から2ヶ月に1回のペースで「社外ミートアップ」という名のオンライン会社説明会を開催しています。2〜3名のメンバーが交代で登壇し、その時々の「テーマ」について語る会です。 これまで4回の開催で9名のメンバーが登壇してくれました。社外向けの会ですが、互いの考えを知る良い機会だからとメンバーもよく聞いてくれています。そこから「社内限定のミートアップもやってみたい!」といった声があがり、この4月から始めることに

          ”無自覚”な自分は、”自然体”な自分なのか?【後編】

          こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。「自然体で、生きる。」を理念に掲げる当社では、「自然体で生きるために必要な”能力”」を整理したいと考えているところです。 前回のnoteでは「非認知能力」の中でも「自己認識」を高めていきたいとお話しました。「もっと自分のことを知る機会」を増やしたいのです。では、何を行うべきか。一つの答えは「360度評価」です。自己評価と他己評価のギャップを測ってみたいのです。 自己評価と他己評価のギャップとは? 自分自身の話を例に話します。私

          自然体で生きるために必要な”能力”とは?【前編】

          こんにちは。スカイベイビーズ 代表の安井です。 私たちは「自然体で、生きる。」を理念として掲げています。そのため、メンバー自身が普段から「自然体とは何か?」を探求し続ける組織でありたいと考えています。そんな中、最近、こんなことを考えるようになりました。「自然体で生きるために必要な”能力”とは何だろう?」と。 ゆくゆくは「自然体で生きるために必要な”能力”」を整理したいと考えています。まだはっきりと言語化できているわけではないのですが、わかっていることは、いわゆる「非認知能

          【オープン社内報】仲間と深くつながるための評価

          スカイベイビーズにおける評価について。どのように考えているのかこれまで話したことがなかったので、今回、テーマとして取り上げます。 スカイベイビーズには「評価制度」は存在しません。ですが、今期中に設計して、みんなで「360度評価」を経験してみたいと考えています。 360度評価とは、複数のメンバーが、1人を評価する制度です。「評価されること」だけが大事なのではなく、誰かを「評価すること」にも価値があると考えています。なぜそう考えるように至ったのか、理由を整理してみました。

          仲間に貢献するための「部活」

          よくある部活とは、ちょっと違う? こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。今回は当社で実施している「部活」について紹介したいと思います。 「部活」を始めたのには2つの理由があります。まず、業務で関わらないメンバー同士の交流を深めたかったから。2つ目は、メンバー全員が「働きやすさ」や「健康」といった「人づくり・組織づくり・会社づくり」に関われる機会をつくりたいと思ったからです。 それぞれの部活は「活動目的」を掲げていて、毎月の全社会で「活動報告」を、半期ごとに「振り返

          「名もなき仕事」と、どう向き合う?

          会社には、「名もなき仕事」が存在する。 最近、「名もなき家事」についてよく耳にします。「掃除」「洗濯」「料理」という「名前のある家事」の裏側にある、細々としたタスクのことですね。「掃除機のフィルターから埃をはき出して洗う」とか。「取り込んだ洗濯ものを畳んで、家族ごとのタンスにしまう」とか。 この「名もなき家事」と同様に、「名もなき仕事」が、会社や組織には存在していると思うんです。 「名前がない」ということは、「担当も決まってない」。知らないところで「誰かがやってくれてい

          【オープン社内報】できなくて当たり前。”失敗”をも感じ取って、気づきに変えよう。

          こんにちは。スカイベイビーズの代表安井です。今日は久しぶりにオープン社内報として、メンバーに向けてメッセージします。 1月10日に開催した「全社会」の「経営ラウンド」では、2023年の方針なるものを発表しました。今日は改めてそこで話した「意思決定」について、補足したいと思います。 年末年始に、「ティール組織」を学び直してみた スカイベイビーズが提唱している「自然体経営」は、世の中に存在するいくつかの概念を参考にしています。 たとえばフレデリック・ラルーが提唱する「ティ

          【自己紹介】スカイベイビーズ

          はじめまして。東京の新宿に本社を構える、 株式会社スカイベイビーズです。 メッセージ 心地の良いシャツ。 大切な友人。 わくわくできる仕事。 心から寛げる住まい。 自分らしい家族のかたち。 誰かのために貢献できるコミュニティ。 生まれたての赤ん坊のように、 目の前にあらゆる可能性があり そのなかで自然体で働き、 自分に合うものを見つけながら成長していく。 私たちはこんなふうに仕事や暮らしを楽しめる組織をめざし、 そこから生まれる良い影響を社会に広めていきたいと考えていま

          売上も、給与も。財務情報をオープンにすべき、3つの理由。

          なぜ、財務情報をオープンにするのか。 こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。 スカイベイビーズでは「ヒエラルキー組織ではなくフラット組織こそが自然体でいられる組織だ」という考えから、「フラット組織」を採用しています。フラット組織には、役職も、それに紐づく権限も、上下の関係もありません。誰もがフラット=平等な関係です。情報に関しても同じです。誰もが、会社経営に係る情報を平等に入手できる環境です(※)。 スカイでは「財務情報の公開」も徹底しています。たとえば、売上も、

          【オープン社内報】「責任」はどこにある?

          こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。私がnoteを始めたのは、今実践している「自然体経営」というものを、言語化・可視化するためです。 誰に向けてかというと、まずは同じ目標を持って働く社内のメンバーです。なんとなく理解してもらっている「自然体経営」の全体像を抽象的な概念ではなく、具体的な事象として共有することで、実現へと近づけたいのです。そして、私と同じような社会や組織に対する課題感を抱き、解決への道を模索する経営者や組織人とも共有したい。失敗も含めて現状を共有するこ

          フラット組織の混乱 Part.3 〜時間をかけて慣れていこう〜

          意思決定は、時間をかけて慣れるしかない こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。今回は、フラット組織における「意思決定の難しさ」について、正直にお話ししたいと思います。 ここ3年でメンバーが倍近く増え、たくさんの関係者によるコミュニケーションを取る機会が増えています。いつのまにか会議の数ばかりが増えている、そんな状態…。 そんななかでも先日、うちのメンバーが、「こういう決め方をしたら、スカイらしくないですもんね!違う方法を見つけないと」と言っていました。みんなが答え

          安井家の自然体日記 vol.02 〜プログラミングにハマる8歳の双子〜

          こんにちは。スカイベイビーズ代表の安井です。 前回、日々の暮らしのなかで感じる自然体について語りました。社内でもなかなか好評だったみたいです。写真のおかげですかね?今回も、ビジネスのシーンというよりは、日々の暮らしのなかで、特に子どもたちと接するなかで感じたことから、書き始めていきます。 うちの子は、男の子と女の子の双子で、今8歳なのですが、彼らを見ていると、「子どもって自分の欲望のまま素直に生きているな〜」と思います。 彼らは最近、『14歳からのプログラミング』という