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フラット組織で「スペシャリスト制度」を導入!〜スペシャリストとして価値を発揮するために必要なスキルとは?〜

スカイベイビーズのメンバーはほぼ全員が個人事業主としても仕事をしており、それぞれがエンジニア、デザイナー、ライターなど、専門スキルを持っています。

そのうえで、この1、2年はメンバーと会社の可能性を広げる目的で、本職以外の役割へと取り組む機会を積極的に取り入れてきました。

その結果、メンバーの新たなスキルが発掘されたりと、さまざまな恩恵がありました。一方で、適正に合わない仕事をすることになり苦しい思いをしたメンバーもいます。

7月から始まった10期では、これらの経験を踏まえて、それぞれが自分の得意分野でより一層価値を発揮できる方法を探っていくフェーズにします。

新たに始まった「スペシャリスト制度」

昨期までの取り組みで実感したのが、幅広い仕事にチャレンジした結果「やはり自分はスペシャリストとして道を極めたい」と思った人がいたのなら、その人はスペシャリストとして働くことでこそ、価値をより一層発揮できる可能性が高く、本人の意思を尊重すべきということ。

そこで10期からは、専門スキルを発揮することに特化した働き方「スペシャリスト制度」を設けることにしました。

スカイベイビーズのスペシャリスト制度は、社内部活やチーム活動には基本的に参加せず、職能に応じた業務に専念してもらうというものです。

この制度を設けることによって、スカイベイビーズという組織が、それぞれがより価値を発揮しやすい場として機能していくことに期待しています。

スペシャリストとして活躍していくために必要なこと

所属する会社、組織によって"スペシャリスト"の定義はまちまちなことも多いかと思います。スカイベイビーズとしてのスペシャリストの定義をお伝えしておくと、エンジニア、デザイナー、ライターなど、特定の職能を持ち、その専門スキルに特化した働き方をする人のことです。

スペシャリストというと、ひたすら黙々と自分の業務に集中すればよいとイメージする人もいるかもしれません。とは言え、たとえばライターなら執筆スキル、デザイナーならデザインスキルが高いだけでは、円滑に仕事を進めることは難しいと考えています。

スペシャリストとして、自分の得意な分野で、しっかりとスキルを発揮し認められるには、たとえば以下のようなことが必要なのではないでしょうか。スカイベイビーズのメンバーはある程度すでに自覚を持って働いてくれていると感じますが、これを読んでくれている皆さんにも参考にしてもらえたらと思い、書き出してみます。

1. 意思決定力

経験が浅いうちはまだしも、いつまでも与えられた仕事を言われるがままにこなすだけ……というわけにもいきません。スペシャリストとしてスキルを持つからこそ、自分で何かを判断しなければならない場面があったり、意見やアイデアを求められることがあったりします。意思決定というと、"リーダー"や"管理職"がするべきものと思っている人がいるかもしれませんが、日常の仕事にも大小さまざまな意思決定の場面が転がっています。きちんと状況を見極め、自分の意思で判断して仕事を進めていくことは、スペシャリストにも求められるスキルだと考えます。

2. 自己認識力

自分自身の置かれた状況や、現在のスキルのレベル、周囲から自分が何を求められているかなど、自己認識する力も必要です。時には自分を客観的な視点で見つめながら、仕事のパフォーマンスや、周囲とのコミュニケーションに生かしていく必要があります。

3. 交渉力

ひとつの仕事をするうえでも、周囲に関わる人は誰かしらいます。経験を重ねて専門スキルが向上し、関わる仕事の規模が大きくなるほどその人数も増えていきます。円滑に、お互い気持ちよく仕事をしていくためには、仕事の内容やスケジュール、予算など、うまくコミュニケーションをとり、折り合いをつけながら進めていくべきことがいくつも出てきます。また、困った時に「困っている」と正直に打ち明けたり、助けを求めることも、大切なスキルのひとつです。

4. ポジティブ思考

仕事をするうえで、何事も自分なりに意味づけしながら前向きに取り組める人は強いです。働いていると、時には納得いかないことや、気の進まないこともあるかと思いますが、余程のことでない限りは自分のキャリアの中での布石として捉え直すなどしてポジティブに取り組めると、気持ちの面でだいぶ楽になるのではないでしょうか。

今回は、スカイベイビーズでのスペシャリスト制度について、そしてスペシャリストとして活躍していくために必要だと考えていることについて書きました。自分の価値の発揮の仕方に悩んでいる人や、スペシャリストを目指して働く人たちの参考になることがあればうれしいです。

スカイベイビーズは2024年7月で10期目に入りました。

前回の記事も、よければご覧ください。


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