スライド69

【#読書メモ】嫌われる勇気

今更ながらですが評判通り、人生の必読書。個人的な気になったポイントをまとめると、承認欲求に縛られず目的論で生き奪い合いにおける競争には身を置かない事が人生を豊かにする秘訣。


【特に気になった言葉まとめ】

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【目次】
第1夜 トラウマを否定せよ
第2夜 すべての悩みは対人関係
第3夜 他者の課題を切り捨てる
第4夜 世界の中心はどこにあるか
第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる
【著者プロフィール】
岸見一郎
哲学者。1956年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。精力的にアドラー心理学や古代哲学の執筆・講演活動、そして精神科医院などで多くの“青年”のカウンセリングを行う。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問。

古賀史健
フリーランスライター。1973年生まれ。書籍のライティング(聞き書きスタイルの執筆)を専門とし、ビジネス書やノンフィクションで数多くのベストセラーを手掛ける。
※プロフィールは出版当時の内容です。



【特に気になった言葉①】

しかし、たとえ組織を飛び出したところでほんとうの自由は得られません。他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、自分の生き方を貫くことはできない。つまり、自由になれないのです。

このコストを支払う事ってすごく大事。以前、カウンセリングを受けた時に言われた言葉が「人の目を気にしすぎ」「言いたいことを言わなすぎ」の2つ。この2つの解消を意識してみると、不思議に心が楽になり始めました。

まだまだ、このコストを支払うのが苦手なんですが、承認されないかもしれないというコストを支払い続けたいと思ったポイント。



【特に気になった言葉②】

われわれは原因論の住人であり続けるかぎり、一歩も前に進めません。もしも人間が変われる存在だとするなら、原因論に基づく価値観などありえず、おのずと目的論に立脚せざるをえないと。

いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない
。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである。

大切なのはなにかが与えられてるいかではなく、与えられたものをどう使うかである

こういう状況だからこう動く」だと過去に縛られて、「こういう状況をつくりたいからこう動く」だと未来に引っ張られるよなと思ったポイント。未来に引っ張られて生きたい。



【特に気になった言葉③】

競争や勝ち負けを意識すると、必然的に生まれてくるのが劣等感です。常に自分と他者とを引き比べ、あの人には勝った、この人には負けた、と考えているのですから。

競争のなかに身を置いている人は心の安まる暇がない。

それは対人関係を競争で考え、他者の幸福を「わたしの負け」であるかのようにとらえているから、祝福できないのです。しかし、ひとたび競争の図式から解放されれば、誰かに勝つ必要がなくなります。

「負けるかもしれない」という恐怖からも解放されます。
他者の幸せを心から祝福できるようになるし、他者の幸せのために積極的な貢献ができるようになるでしょう。

ポジティブな挑戦は必ず誰かを成長させる。そういう風な気持ちでいれば「負けるかもしれない」という恐怖から放たれるのかなと。多くの偉人が言っていますが誰かに勝つではなく、昨日の自分より成長するってことが自分を幸せに保つ秘訣ですかね。



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