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2022年1月の記事一覧

エンタメ視点で考察!人々がサウナに熱狂するワケとは①

サウナをテーマにしたテレビ・雑誌・ドラマまで誕生するほど、サウナブームが到来しています。皆さんの身近な友人や同僚も突然サウナにハマった方がいるのではないでしょうか? この記事ではサウナ愛好家(サウナー)であり、セガ エックスディーで事業開発を担当している矢口が、サウナブームはなぜ起こったのか。そして、なぜ人はサウナに熱狂するのかをエンタテインメントの視点から2回の記事で考察したいと思います。 1回目ではサウナは決して突然現れた現象ではなく、以前から多くの人に愛されてきたは

あなたのお金を守る、一番確実な方法

「え、あのワンピース買ったん、中一やったん…?」 夫が今年イチ、ビックリした表情で言った。 夫と付き合い始めた20代後半の頃に着ていたワンピース。 いや、もっと前からだ。夫と知り合った大学1年生の時から着ていたワンピース。そのワンピースを買ったのが中一の時だと知って、絶句していた。20年ほど着ていたことがバレた。 「全然服買わへんな…」 と半ばあきれ気味によく家族から言われている。が、週5でスーツの私にとって、私服は週2しか着ないので、そんなに買い替えるものでもない、

精神科医の僕がネットの「仮想クリニック」を作った理由

僕は精神科医です。 精神科には、日々何らかの生きづらさを抱えた人たちが訪れます。 知識と経験に沿って適切な対応をしているつもりですが、たくさんの患者さんと接していると、 「これで患者さんは本当に楽になるんだろうか?」 「精神科に来ないまま、人知れず困っている人もいるんじゃないか?」 という疑問が浮かぶようになりました。 僕自身、子どもが生まれて育児するようになってからは、育児の大変さが身に染みてわかり 「育児でメンタル不調になっているものの、どこにも出かけられず相談できない

「沖縄県コザ」に既にあった!世界の各都市が目指している「まち」のつくられ方。これを壊すことは、経済・健康・成熟を手放すこと。ウォーカブルってそういうことか。

お久しぶりです。純粋なnoteは、7ヶ月ぶりとなります。この間もいろんな都市、まちを訪ねる機会をいただき、その都度さまざまな発見に興奮しながらも手つかずで。しかし、たまに思い起こすように、この沖縄市コザの話は書きたかったのです。 結論から言います。 今、世界の各都市が「こういうまちをつくりたいな!」と躍起になっているインフラとしての風景が、沖縄市のコザ、パークアベニュー通りにすでにあったのです! どういうことかというと、 この数年の海外のまちづくり系ニュースのメインス

「Web3」はバズワードなのか、それとも次のメインストリームになり得るのか

ここ数か月、Web3ということばが急速に流行ってきています。基本はビットコインで有名なブロックチェーンまわりのテクノロジーの総称なのですが、単に新しいテクノロジーの出現というだけでなく、現在のインターネットの構造そのものが変化するかどうかという議論になってきているようです。 ウェブはふたたび「非中央集権」を取り戻せるのか? その構造変化の可能性をひと言で説明すると、こういうこと。「ウェブはふたたび非中央集権になり得るか」 かんたんにおさらいしておくと、2000年代なかばに

Web3.0解体新書 ~幕を開けるインターネットの新時代~

 IT業界に身を置く人は、ここ数ヶ月でこのような話題を耳にする機会が急増したのではないだろうか。LINE で Product Manager を担う私もその一人である。  この note では、一部の界隈を賑わせている Web3.0 とは一体何なのか?を紐解くために、Web1.0 から現代までの流れ、ブロックチェーンやスマートコントラクトによって生まれた、暗号資産、DeFi、NFT、DAOなどの概念を解説する。  なお、この note に記載される多くの内容は、引用する記

我慢しない

私は日本社会が良くなるためには ・我慢しない ・リスクを取る ・好奇心を伸ばす の三つが重要だと考えています。逆に言えば今の日本の生きづらさの背景には、我慢しすぎて、リスクを取れなくて、好奇心がない、からだと考えています。 我慢しすぎがなぜ良くないのでしょうか。幼少期「将来困るから」「人の迷惑になるから」という理由で我慢を強いられることが多くあります。このようなモデルで育てられそれを自分に取り込むと、我慢していない人を見て「将来困る」「人の迷惑になる」と考えるようになります

「創業期の“強み”は過去ではなく未来に求めよう」 #マーケの落とし穴 05

会社の創業期は、0→1の生みの苦しさを味わい、過酷なプレッシャーにさらされ、経営者をはじめ多くの人が不安の大きな時期です。 事業が立ち上がっていない創業期は、事業のお金がまわるかどうか不安な最大の危機でもあるのですが、見方によっては、過去からの慣習や、さまざまなやり方を変える最大の機会でもあります。 今回は、そんな創業期に「自社の強み」を設定する際の機会と落とし穴について。 創業初日の「会社の強み」は、創業メンバーの能力・経験・信用しかないよほど優れた企業の子会社として

2022年のBtoBマーケの鍵は「ザ・モデルからの脱却」と「CLG(コンテンツレッドグロース)へのシフト」

こんばんは、とあるスタートアップ企業にてBtoBマーケ領域の責任者をしている田中と申します。 まずは自己紹介がわりに、簡単なプロフィールを以下に載せておきます。 上記に書いたように、スタートアップという変化の激しい環境において日々試行錯誤する中で、2022年のBtoBマーケティングのトレンドについて、先日ツイートしてみました。 ありがたいことに多くの反響をいただき、改めて自分の思考を言語化するためにも、上記について自分なりの見解を解説してみようと思います。 結論は以下の